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カテゴリ:独り言
ライブドアの堀江社長の本でビジネスで重要なのはスピードであるという内容がよく書かれている。
また、かのマイクロソフトのビルゲイツも経営における重要なファクターはスピードであるようなことを述べていたような気がする。 この二人に共通するのはIT業を生業としていることと、スピードを強調しているところ。あと資産家(金持ち)ってとこか。 今まで、スピードが大事といわれてもあまりぴんとこなかった部分が正直おおかったが、最近、ちょっと分かってきた気がする。 それは、数年前にくらべて事業を始めるということが段違いに手早くできるようになったということである。 その理由としては、インターネットが普及が大いに関係あることは、最近では常識になりつつある。 いままでの常識でいくと、事業を立ち上げるには、まず入念な事業計画を立てる。(これは今もかわらないと思う) そして、計画にのっとって事業を展開するには、初期費用とランニングコストがかかる。この部分の費用を自分で貯めるなり、借り入れするなりの資金繰りが必要になる。 この費用が普通の生活レベルをしている人間には莫大な金額になるのだ。 例えば、集客をするために広告をだそうと思ったら、今までの場合、テレビCM、ラジオCM、雑誌広告、ポスティング、DM、街の看板などがある。 それぞれ金額は違うが利用すれば莫大な金がかかる。 そして、これら広告を出しても売上げにつながり利益をだせるかどうかは、保障のかぎりではない。 入念なマーケティングを行い、広告を行うことが必要。 でも、費用の面ではやはり、手軽にはじめられないことは確かである。 では、費用を最小限度でおさえる方法は? と問われれば、やはりインターネットによる告知が有効であろう。 代表的なツールをいえば、ホームページ、ブログ、メルマガ、バナー広告などがあるが、無料で利用できるものも数おおく、費用がおさえられるわけだ。 しかも、インターネット人口の増加にともない、告知による効果もかなり期待できる。 初期費用、ランニングコストも通常の生活レベルの人間でも気軽にはじめられるわけだ。 てことは、おかねを貯めたり、借りたり資金繰りについやされていた時間がかからなくなるから、すぐにでも事業をはじめることができるわけである。 しかも、事業を展開するのに事務所、店舗などの物件を確保する必要もないので、事業にうまみがない場合は即時撤退も可能。 つまり、すぐはじめられ、すぐ撤退できる。 1つの事業にこだわる必要がないのだから、次々事業をやったらいいわけだ。 たとえ失敗しても撤退にともなうリスクは0にちかい。 スピードとは事業立ち上げ、撤退が今までと段違いの速さで実施できるという意味なのではないかなと最近思っている。 例えて言えば、福引の特賞を一回で引き当てようと思ってもそれは、雲をつかむような話である。 でも、何回でもクジをひくことが可能であれば、特賞を引き当てる可能性は無限に広がってゆくのである。 何回でもクジをひくことができる。今はそんな時代が到来しているように感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.22 12:59:03
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