小学校で1年生が2年生からあさがおの種をもらい、5月に家で種まきをして育てていた。
もちろん1年生は学校でも自分用の鉢があって、あさがおを育てているのだけれど、何故かうちでも
育てるようにとくれたのだ。
直射日光の日当たりのない、うちのベランダ。ちゃんと育つか心配していたが、つるは順調に伸び、
葉の数が増え、つぼみらしきものもチラホラ。
わたしもせがれ以上にウキウキとその成長ぶりが楽しみになって、支柱代わりに張った麻紐に
つるを誘導したり、ふくらんだつぼみはないかと朝夕欠かさずチェックしていたつもりだった。
学校のほうのせがれのあさがおが、今日明日にも花を咲かせると聞いて、先を越された!と
くやしく思ってしまったくらいで。。
が、今朝、洗濯物を干そうと外に出たら、むらさき色のものが、チラっと目に入った。
わたしの厳しいチェックをかいくぐって、驚かせようと、陰に隠れていたらしいつぼみが開花!
なんてことない、普通のあさがおだけど。。
素朴なあさがお。でも、自分のせがれと同じくらいの子供だった頃のピュアな気持ちのカケラが
呼び覚まされるのか、双葉の形、本葉の形、つぼみの形、咲いた花の形、どれにも懐かしさを感じ、
胸がときめく。
フフフ。うちのが先だったよ!ママが一番に見つけたよ!とは言わないけれど、帰宅したらせがれに
教えてあげるのが楽しみだなー☆
夏休み前には学校で育てたあさがおを家に持って帰ってくるのに、家でもって面倒よね。
なんて、最初は思ってたけれど、こんなに懐かしく、嬉しいキモチになってしまうとは!
学校も粋なことするやん!って感謝。