健診にひっかかった父が再検査などを経て、先週末入院。
月曜に無事手術が終り、順調に回復しつつある。
父、73歳。
いまだ現役勤めしているし、頻繁にゴルフにも行く。
年齢以上に元気で健康だと家族みんなが思ってきたので、
本人も家族も突然のことにショックを受けた。
ちらっと前の日記にも不安な気持ちを書いたのだけど、
その時は、現実をいきなり突きつけられただけで、どうなるか
全く先が見えない状況の中、うろたえるばかりだった。
この何週間か、いろんなことを考えて、落ち込んだ。
かつて、苦しい経験を何度かしたことがあるけれど、
その度に、両親がわたしを支えてくれた。
けれど、今回ばかりはわたしが落ち込んでる場合じゃない。
2人を今度は支えなくちゃいけない。
父のことも心配だけど、今まで見たことのない母の落ち込みように
事務的にも精神的にも、なんとか負担を減らしてあげなくてはと
気が焦った。
かといって、こちらの家族の生活もおろそかにできないし、
混乱の中も、両親はわたしに気を遣ってくれる。
距離的、時間的な制限もあり、わたしの頭の中で娘として何ができるか、
どうしてあげたらいいのか、葛藤が激しかった。
手術の成功で気持ちがひとまず落ち着いたけれど、完全に
安心できる状態ではないので、まだ葛藤は続く。
でも、今までのいろんな経験、いいこと悪いこと、両方がこの状況で
役に立っていると思えた。
人生に無駄はない。
思い悩むこと、苦しいこと、そんなものにすら、こっそり何かしら意味がある。
今は苦しさの中にいるとしても、先にそう思える自分が待っていると知っている。
それが今のわたしの一番の支え。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る