viva☆mattari

運動場も幼稚園からすると比べ物にならないくらい広いので、遠目にしか子供は見えない。

生徒数も倍以上、帽子や体操服に目印になるようなものをつけることも出来ず、判別しづらい。

いつ雨が降ってもおかしくないくらい、灰色の重い雲が空全体を覆い尽くして、朝から夕暮れの

ような視界の悪さ。わが子を見つけるのはかなり困難。

それでも親たちは必死にカメラやビデオを手に、目を凝らして子供たちを追いかけるのだ～

１年生は、入場行進・学校体操・徒競走・応援合戦・リレー・玉入れ・ダンス。

６学年あるので飛び飛びにしか出ないし、わたしと旦那はのんびり観覧していられたが、

子供が２人、３人といる人たちは、休む暇なく必死に見なければいけないと忙しそうだった。

幼稚園ではダンスの衣装なども先生たちが力を入れて作ってくれて見栄えが良かったし、

年長で組体操や本格的なマーチングなど見ごたえがあったので、小学校はほんとに地味な感じ。。

いや、別にそれでいいんだけどね～落差があまりにもあって。。

小学校で６年間かけてやることをもう既にやり尽くしたような。

幼稚園より盛り上がるのは全学年で４色の組に分かれ、点数を競い合うこと。

クラス別ではなくカラー別に分かれて、それぞれ高学年が仕切って応援しあうのが、団結力を

つくり出して盛り上がる。親たちも自分の子供が出ていない種目でも、子供の組を応援できて

かなり楽しめた。

借り物競争やダンス、玉入れは保護者も参加できたり、その辺も面白かった。

お弁当は、わたしが子供の頃は、親兄弟と一緒に校庭でシートに集まって食べたものだが、

いまどきは家庭構成も複雑だったり、仕事をしていて来られない家庭もあるためか、子供は

いつも通りクラスの教室でお弁当を食べる。

親たちは家に帰ったり、近くのお店で食べたりする人も多いので、校庭は閑散とした雰囲気。

昔のようにお弁当を広げているほとんどは、未就学の子供がいる家庭、祖父母たちも来ている

ところ。うちのように、旦那とわたしだけ、なんてところはどうするんだ？と思いつつ、

帰るのも面倒だし、せがれのお弁当の残りを詰めて、２人向かい合って食べた。。

近所の人たちもそばにいたので、まぁそれほど浮いてはいなかったと思うけど。

今回は祖父母も呼んでいないので、お弁当自体全然力が入らず。。

前日に買物にも行かず、冷蔵庫のありあわせで作っちゃった。

周りのお弁当をチラッとのぞくと、揚げ物やら肉巻きやら入っていて豪華そう。




前日とうってかわって、日差しなく、気温もぐっと下がって、わたしは７分袖のカットソー、

中にキャミソールとタンクトップ２枚重ねしていたけれど、寒い。

旦那は寒がりのくせに半袖のポロ姿で、ぶるぶる震えている。着替えておいでよと自転車で

いったん帰らせて、わたしの薄手のコートも持ってきてもらった。しかし、まだ寒い。。

最後の終了間際に小雨が降ってきた。でも、ここまでなんとか天気がもったのが不思議なくらい。

小学生はじめての運動会は無事終了。

緊張する！とか優勝したい！とか、今までになく気分が盛り上がって、せがれは楽しめたよう。