下校するなり、「こけた!急ぎすぎてこけた~」と玄関に飛び込んできたせがれ。
大丈夫?と声をかけると、「たいしたことないっ!で、病院はどうやった?」と返された。
病院?ああ、そういえば今日は行くって言ったっけ?うん、ママも大丈夫やったよ、と。
「あー良かった!安心したっ。心配しててん~」「カレンダーに書いてたから覚えててん」
なるほど。それはそれは。なんて、やさしい子なのっ!!と親ばかに感動した。
そういうところ、せがれはよく気が回ると言うか、気持ちがあるというか。
それに引き換え旦那は。。病院行くよ、ってわざわざ言ってあっても、何の音沙汰もない。。
どんどんせがれの方が可愛くなるわけよ。なんて思いつつ。
まぁ、そんな言葉をかけられるとつい、わたしのテンションも上がっちゃうわけで。
ちゃんと手をついてこけたから大丈夫やったんやね~手がつけないと大変だからね~
「大変ってどんな風に?」
ほら、前にばぁばこけた時、手をつかずに、木が倒れるみたいにこけて、危なかったやん。
こんな風に~と、ついサービスして、やわらかいソファに倒れて実演してみせたら。
首がゴキッとなった。
おぉ~人間の首とはこれほどに細く、なのに、重い頭を支えてくれているんだぁ。
なんて、まったり考えてる場合じゃない。ムチ打ちになったかも~
わたし、あほや。。
夜これから帰るメールが旦那から入った。それだけか~
せがれからの言葉がなかったら、自分が病院に行ったことも忘れてそうなわたしだけれど、
言われた後では、つい、旦那はどうよ~気持ちのない奴め~なんて、思ってしまって。
電車に乗ったよ~なんて連絡メールはちょくちょく入る。
今、どこの駅着いただとか、急行に乗れなかったとか。
数通めに「検査はどうやった?」と入っていた。まぁ、思い出してくれただけ、えーか。
さぁお風呂に入るか、って時間に帰宅した旦那。手土産つき。
お、さすがにこの間チクチクいじめただけあって、今日の入籍記念日は覚えていたか。
ケーキ。この時間にケーキ!!と思いつつ、せっかくなので、3人でいただいた。
せがれが、「ママが○○(今の苗字)になった記念日おめでとう!!」と盛り上げてくれた。
旦那からは「いつも、苦労かけてます」という言葉をもらった。どうなんだろう、それは。。