旅行の締めくくりは、鉄道博物館。
オープン当初、テレビなどでよく見て、せがれが憧れていた場所。
いかに1日で要領よく、効率よく周れるかを考え、下調べをしていた。
とにかく、朝はなるべく早く並ばなくてはいけないらしい。
予約が必要な、ミニ列車運転とD51シミュレーターのために。
日によって混雑具合は違うそうだが、平日とて夏休みには変わりないので、
前日係りの人に尋ねると、8時過ぎから並んでいることも多いですとのこと。
鉄道村のチェックアウトが11時とゆっくりなので、
荷物を置いたままとりあえず3人で並びに行った。
8時過ぎにゲート前に着くと、まだ3組ほど並んでいただけだった。
が、その後どんどん増え、開館前には長蛇の列。
警備員さん曰く、ここ最近はまだ空いているほうで(゚д゚)
GWなどはこの3倍以上は並んだよ、とのこと。
確かにもっと並べるスペースが確保されている。。
今の時期は天候がよければ、海などアウトドアに人が流れているのかも。
しかし、こんなに早くから並んで、両方共、予約が取れなかったら泣く!
まず入場券を買うのに、suicaなどのICカードより、現金の方が早そうなので、
そっちで3人分まとめて購入したほうがいいね。
発券機手前に臨時で手売りの机が出ていたので、前から3番目であれば
そちらを利用した方が早いはず。
と旦那と打ち合わせ。
足の速い旦那にチケットを買ってもらってる間に、
わたしとせがれは館内改札前に走って入場券を受け取り、
入場してすぐ左右に分かれた場所にある
ミニ列車運転とD51シミュレーターの予約機の二手に分かれて走る段取り。
しかし、ミニ列車運転は屋外施設で、レールから電気をとる方式のため、
雨天時には感電防止のために運行中止される場合があるらしい。
前日も雨のせいで整理券の配布枚数が減ったらしい。
たとえ予約できても、天候次第で無駄になると思うと、この日も朝からの曇天、
不可抗力で白紙になってしまうこともあると思うと落ち着かない。
10時からと11時半くらい?の2回予約のチャンスがあり、
ミニ列車運転は100枚ほど発券されるが、D51シミュレーターはわずか10名ほど。
シミュレーターできるのは中学生以上だが、親がシミレーター操作をすれば
子供が石炭をくべたり汽笛を鳴らせる。
ミニ列車運転は200円、D51は500円、別料金が必要。
結果、無事ミニ列車運転の予約を2名分と、D51を1名分が取れた。
落ち着いたところで、荷物を取りに宿泊施設に戻った。旦那だけ^_^;
入場したせがれはもう目がギラギラで、退場するはずもなく。。
館内には無料のコインロッカー(出すときに100円が戻ってくる)があるので
館内を周っている間は、そこへ荷物を預けて置いた。
この後、すぐ小雨がぱらついてきて、まさか運行中止にならないかとハラハラ。
幸いそれほど雨は降らず、2回とも運転できてホッ。。
計画遂行できるかは、ノルマを達成するようなもので、終わるたびにホッとした。
ミニ列車運転席に2種類あり、
アクセルだけ操作するものと、ブレーキ操作も必要なもの。
警笛も鳴らせるし、車両も様々に数種類ある。
ホームに着いた順に案内され、自分で選択できないのだけど、
2回ともアクセル・ブレーキ両方ある電車にあたった。
運転できるルートはそれなりに長く、4駅分運行し、駅の停車も自由ににできる。
ゲーセンにあるようなものとは違って本格的、
200円の値打ちはあるなーって、親バカ。。
「毎度ご乗車ありがとうございます。。」など車掌アナウンスもしながら。。
蒸気機関車D51のシミュレーターは操作が本格的で複雑。
30ほどレバーやらの操作をして、上手く走らせるよう、係員の人が教えてくれる。
軍手を支給され、旦那は必死に操作したが、かなり難しかったそう。
真剣な旦那
ペダルを踏んで石炭を投入 汽笛を鳴らせ!
無事、体験モノを終えて、後はゆっくり周れる。
無料のシミュレーターで山手線などを運転したり、
昼食をフレンドリートレインという開放された車両内で食べたり。
巨大HOゲージの模型鉄道ジオラマは圧巻。
スタッフの方が説明しながら、ジオラマ内の始発から夜までの1日の様子を
ナレーションありで運行される、観覧プログラムは面白かった。
他に鉄道の仕組みなどを説明している展示や、
本物の汽車を転車台で動かしたり、汽笛を鳴らしたりも見たり。
お土産スペースで、グッズを見たり、買い物。
鉄道博物館の名物みやげ?石炭あられ。
食用竹炭入りで、見た目はまさに石炭。
味はほんのり青のりみたいな風味のおかき。
ほぼ1日遊んで、夕方、帰路に向けて東京駅へ向かった。
帰りは新幹線・N700系のぞみ。
行きの夜行バスに比べてなんと快適な~
そして駅弁を食べたり、景色をみていたら、あっという間に新大阪に着いた。
夕暮れの富士山 駅弁と言えば必ず幕の内
新大阪駅のホームで記念撮影などしていたら、
通りかかった車掌さんがせがれに
ドクターイエローの定規をくださり、せがれ大感激!
宝物にするそう。
裏には“かけこみ乗車はおやめください”の文言
新大阪駅から、近いわたしの実家に直行して2泊。
長いハードな旅を無事終えて色んな話をしたり、ゆっくり過ごさせてもらった☆