わたしと旦那の会話はあまりかみ合うことがない。
そもそも旦那はあまりしゃべらない。
かといって、話し掛けて無視する、というでもなく、相槌は打ってくる。
でもその短い相槌が妙に的外れだったり、問いに対する返事としてどうよ?
と不満に思うことが多い。
その点、せがれはちゃんと話を読み取ってうまいこと返事する。
食卓では旦那とせがれがわたしの向かいに座るので、2人の対比がよりくっきりして
旦那のおかしな相槌にため息がでる。。
逆に面白くさえなってくるんだけど。
昨日はkako。さんのブログで“20世紀少年”の映画の話題が出ていたので、
浦沢作品が好きなわたしは、旦那も興味あるかしら?と思って、
“20世紀少年”って読んでた?と聞いてみた。
(旦那が喫茶店とかでマンガ雑誌を読んでいるようなことを前に聞いたので)
すると、「は?」というので、
浦沢直樹のマンガの“20世紀少年”、今映画化されてるねん、と言うと、
「20世紀少年。。そんなんないやろ」と答えた。
そんなんないやろ。。
この話の流れで、その答えこそ、そんなんないやろ~~~と、
メラメラ~となった瞬間せがれが、
「へーーーそれって新作やと思ってた。前からあったお話しなん?」
「出演する人がほとんど男の人やねんやろー」と合いの手を入れてきた。
こ、こっちの方がよほど会話になってる。てか、なんでそんなこと知ってるんだ、せがれ。
我が家、夏休みの間も普段もほとんどテレビをつけることもないのに。。
とそっちに気が削がれて、旦那の的外れさも、笑えるゆとりに変わった。。
知らなければ知らないと答えるか、それって何?なら会話も続くけれど、
そんなんないやろ、ってねぇ。
とりあえず何でも言ってみたらいいというものではない、と常々思う。。
あ、そういえば24時間テレビを見ていて、感動の場面からいきなり
唐沢さんが出て、この映画の宣伝にかわったような。
それを覚えてたのかな、せがれ。
しばらくして、旦那が、
「あーそれは山口なんとかの旦那が出てるねんやろ」と。
いちおうまた、ちょっと思い出して言ってみたのね。
とりあえず会話には入りたいらしい。はいはい。。