宇宙はゴミだらけ
スペースデブリって言葉をご存知でしょうか?耐用年数を過ぎ機能を停止した(された)、または事故・故障により制御不能となった人工衛星から、衛星などの打上げに使われたロケット本体や、その一部の部品、多段ロケットの切り離しなどによって生じた破片など、所謂、宇宙開発で出たゴミを、スペースデブリと呼び、そのデブリ同士の衝突で生まれた微細デブリ、更には宇宙飛行士が落とした手袋や工具などがデブリとなり、現在も宇宙空間に漂ってると言われています。旧ソ連が1957年にスプートニク1号を打ち上げて以来、世界各国で4,000回を超える打ち上げが行われ、その数倍にも及ぶデブリが発生しており、多くは大気圏へ再突入し燃え尽きることも多いですが、それでもなお、現在も約4,500トンを越えるものが残されているらしいです。このデブリってのは、宇宙開発にとっては、侮れない脅威なんです。例え、ネジ一本でも、秒速何万キロの勢いで地球の引力にも引かれず、宇宙を漂っていれば、それはもはや、ネジではなく、まさに弾丸。時に人工衛星にぶつかって重大な故障を引き起こすこともあったり、船外活動する宇宙飛行士に当たれば、命の危険もありうるんですよ。だから、宇宙開発もいいけど、宇宙のゴミも同時に解決していかないと、人は、まだ重力の楔から逃れられないんですよ。そんな中、香川大が開発した超小型衛星 来月28日打ち上げ日本の大学が、スペースデブリの除去の為の衛星を打ち上げのニュースは、宇宙開発への地味な一歩であるけど、華やかさにかけるので、あまりマスコミも取り上げないみたね。そもそも、一番、宇宙を汚してる大国らが、本腰入れてない、宇宙のゴミ問題を、宇宙開発では後発の弱小な日本がやってるのもなんだかね。地球もゴミ問題は未来への課題のひとつですが、宇宙もまた、ゴミだらけなんて、なんだか皮肉ですよね。【中古】 ◆ プラネテス 全4巻 幸村誠 全巻 完結 宇宙SF漫画なのですが、これから未来で、起こるであろう、宇宙のゴミ問題を鋭く描いた名作です。中古アニメ 【中古】[DVD][アニメ]プラネテス 1第1話・第2話原作:幸村 誠バンダイ数年前にNHKでTVアニメ化もされて、今なお、ファンも多い名作です。