オーロラの彼方へでホロり
久々に観たくなってコレクションから引っ張りだして観たけど、やっぱり名作だな。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【DVD3枚3000円2倍】オーロラの彼方へ [ デニス・クエイド ]ひょんなことで、30年前の消防士である親父とハム無線でつながった刑事の息子。30年前、親父さん火災現場の救助活動で命を落としてしまったことをすでに知ってる未来(親父さんから観たら)の自分がその事故を親父さんに知らせ、そのお陰で親父さんは死なずに済むのだが、そのことが影響し、未来が微妙に変わっていき、過去の親父さん、現代の主人公の視点から、変わった歴史と難事件を親子で時を超えて挑むお話。今どきの映画のような派手なCG演出もないし、有名俳優は親父さんのデニス・クエイド位で、主人公のジム・カヴィーゼルは正直パッとしない地味な俳優だけど、そんなの関係ないほどにストーリーが濃密で、いいのよね。最初はハートウォーミング系かと思いつつも、凶悪な殺人犯を追うサスペンス展開になり、最後はやっぱり・・・。1999年公開で、当時観た時もいい映画だとは思ったけど、その当時とは違って、自分も歳を重ね、さらに、実の父親の死に目に会えず、苦い経験をしたからこそ、響くものがあるなって。もし、同じような映画のように過去の親父とつながることができたら、もっともっと話をしておきたかったし、バカ正直な親父に安易に人を信じるなって言いたかったし、一度でいいから一緒に酒を酌み交わしたかったなって・・・。そんな、お盆を前に、亡き父を想い出しホロりした映画でした。意外と知らない人もいるかもなので、是非、家族と一緒に観て欲しい映画だなって思います。