ウルトラマンと少年と一杯の酒
最近、密林で過去の色んなアニメや特撮などを観返しているんだけど、ウルトラマンシリーズは子どもの頃から大好きで、それこそ、怪獣の名前は昭和最後の80位まで全部覚えていたんだけど、さすがに大人になって平成ウルトラマンはスルーしてたから、改めて、それぞれの最初を観てみると、これがなかなか面白くて・・・。ウルトラマンメビウス TV&OV COMPLETE DVD-BOX [ 五十嵐隼士 ]そんな中、25年ぶりのウルトラマンの復活てことで、円谷が気合と過去作のオマージュたっぷりで作った作品の、ウルトラマンメビウスをね。ただ、主人公がな~。(´ε`; )ウーン…五十嵐隼士て、ジュノンボーイ出身で、イケ面モデルの役者で、演技はお世辞にも上手いとは言えず、ほんと顔だけで、話し方もまるでかたくて棒読みすれすれで、だからとて、下手をカヴァーするかのような正義とか熱血とか、熱いたぎるものもなく、まるで、コンビニのレジのバイトみたいなテンションで、涼しげにウルトラマンとかやられてもな~。もっと、適任者はいなかったのかな?って疑問が残る。多分、平成ライダーが若手イケ面俳優の登竜門みたいな感じだったのを意識して、それに対抗したんだろうけど、顔だけで、採用したせいで・・・。おまけに、当の五十嵐隼士は、なんか芸能活動に飽きて、今じゃ引退してるし・・・。(((( ;゚д゚)))アワワワワただ、主人公の配役には難ありだけど、ストーリー的には、過去作への敬意や、過去から続く人類と怪獣と、そして、ウルトラマン、そして、警備隊っていう構図なんかもきちんと、歴史として描き、昭和ウルトラマン世代と平成の子どもとの共通性を主軸に置いてるのはいいなって。元来、警備隊の戦闘機は時間稼ぎ、やられ役の定番だけど、インディペンデンスデイリサージェンスのように、異星人のテクノロジーを吸収し、時間制限つきだけど、かなり強い戦闘力を出せるってのもいいよね。子どもたちが、やられてばっかの戦闘機じゃ、一定に敬意を持てないので、こういう細かい強みは重要だわな。過去の怪獣もリメイク登場で、お父さん世代はワクワク。でも、やっぱね、平成怪獣はやたら、トゲトゲしてて、単調なエイリアンチックでかっこわるい。改めて、昭和の怪獣デザインの秀逸さがわかるなって。そんでも、平成の世にウルトラマンを復活させた円谷の偉業は大きいと思うけどね。一杯やりながら、時折、つっこみを入れつつ、観るウルトラマン。なんか、いいかも。(´∀`*)ウフフ