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うちなー（おきなわ）らいふ

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ネイチャーゲーム

最近、沖縄の天気は曇り、または雨。おまけに寒い、寒い。晴れの日が待ち遠しいこのごろであります。さて、先日、「ネイチャーゲームリーダー養成講座」に行ってきました。ネイチャーゲームを簡単に説明しますと、ゲームを通して、自然と接っし、さまざまな感覚で、何かに「気づく」というものであり、年齢を問わずに楽しめる自然体験ゲームであります。よく自然体験学習のツールとして利用されていて、学校の先生などが講座を受けているようです。講座は、３日間となっており、今回は、那覇市にある「森の家みんみん」で開催されました。講座中は寒い日が続き、さらに、雨にも降られ、野外実習は大変でした。野外実習の模様「森の家みんみん」は、末吉公園内にあり、那覇市には珍しくたくさんの植物に囲まれた場所に立地しています。面白い植物や生き物が見られ、週末に遊びに行くにはなかなか素晴らしい所だと思います。末吉公園内末吉公園内ネイチャーゲームについて、もっと詳しく知りたい方は、社団法人日本ネイチャーゲーム協会http://www.naturegame.or.jp/index.htmlネイチャーゲーム（1）改訂増補版ネイチャーゲームでひろがる環境教育

2008年02月14日

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うちなー

沖縄に帰ってまいりました。長いことこのブログの更新を怠っておりましたが、少しずつではありますが、暇を見つけ、気ままに書き込んでいきたいと思います。前回の”オーストラリア滞在記”のタイトルを改め、”うちなーらいふ”としました。沖縄で起こっている多くの問題や現実などを載せていければと考えております。どうぞよろしくお願いします。

2008年02月05日

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オーストラリアが京都議定書を批准

月曜日の朝、オーストラリアが京都議定書を批准しました。新首相である”ケビン　ラッド”の公約の一つであった京都議定書の批准がほぼ達成された訳であります。。しかし、国連のガイドラインによると、この批准の効力は、国連が受け取ってから９０日後に発効される為、２００８年の３月から、オーストラリアが京都議定書のメンバーに入ります。オーストラリアの国内排出量削減量のターゲットは、２０００年レベルから６０％を２０５０年までにとなっています。（京都議定書の削減量とは別）そして、２０１０年までに排出権取引計画を策定し、２０２０年までに２０％の再生可能エネルギーの達成を掲げています新たなオーストラリアが、来週から始まるバリでの会議でどのような影響を生み出すのか楽しみであります。会議では、先進国と後進国との排出量削減のギャップが大きなテーマになると思われます。誰に地球温暖化の責任があるのか？そして、その責任は先進国のみであるのか？人口問題は、地球温暖化を誘発する要因であるのか？誰に責任があるのかと言う問いに、簡単に答えるのは事は難儀であろう。しかし、我々は地球温暖化、それに伴う気候変動の対策を早急に打ち出さなければならない事実を変えることはできない。

2007年12月03日

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マイクロソフト

マイクロソフトが新しいポジションである”chief environmental strategist”を置き、このポジションに”Rob Bernard”が就いたそうです。News source:http://www.winbeta.org/comments.php?shownews=12590彼のメッセージによると、会社の環境影響評価をすべてのレベルで行い、例えば、ハード、ソフトの技術進歩により、消費者の環境影響を減らす事など、責任あるビジネス業務による、直接的のみならず間接的な環境影響を削減し、様々な関係機関と協力していくと述べています。世界トップ企業のマイクロソフト社が環境問題に真摯に取り組んで行けば、環境問題解決の新たな糸口が見えてくるのではないでしょうか。アメリカのグーグルがすでに動き出している中、マイクロソフトが、どのような環境戦略を打ち出してくるのか興味深いところであります。

2007年12月03日

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新内閣

次期オーストラリア内閣が決まったようです。新総理（Prime Minister）は、”Kevin Rudd”労働党党首であります。所謂、環境（Environment, Heritage and The Arts）大臣は、”Peter Garrett”元ロッカー（Midnight Oil）であり、オーストラリアの先住民である”アボリジニー”の土地を守る為に歌った”Beds are Burning”１９８７年　が有名であります。そして、新たな省である”Climate Change and Water”を設立し、中国系マレーシア出身の女性”Senator Penny Wong”が選ばれました。この省は、これからさらに活発化するであろう二酸化炭素排出権や取引と、水資源に特化した省であります。そして、京都議定書やポスト京都の交渉の責任を彼女は与えられております。この人選は明らかに、排出権取引の優位を狙った物だと思われます。そして、多文化国家の優位性を生かした、新たな国家戦略のあり方が見えてきたような気がします。環境問題は、地球規模の問題であり、オーストラリアの水不足は、自国だけでは解決できないものである。次期首相であるケビンは、環境問題はもちろんの事、移民や先住民に対して積極的に対応していくようである。先日、彼はアボリジニーに対する政府の過去の過ちを認め、謝罪を行いました。これは、オーストラリアが新しく動き出した事を象徴するイベントである。多文化国家であるオーストラリアが、これからどのように外交を行っていくのか興味深い所である。

2007年11月30日

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新総理大臣

オーストラリアの新総理大臣選ばれる。労働党の”Kevin Rudd” が８０席獲得で、時期総理大臣に選出されました。John Howardが負けたと言う事は、オーストラリア国民が求めているのは、急激な経済成長では無かったと言うことである。急激な経済成長は、一般の労働者を高い金利等によって苦境に立たせる。そして、環境問題を誘発していくのである。Kevin Ruddは、環境問題に対して積極的であり、これから始まるポスト京都議定書に深く関わっていくであろう。天然資源輸出国に対する責任が持ち上がる中、輸入国である日本への影響が懸念されるところもあるが、環境問題の解決を図る為には、この責任をオーストラリアは考慮するべきであろう。今日は、環境問題を考える方々にとって、記念すべき日になる事を願う。

2007年11月24日

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生物多様性

１９９２年にリオ・デ・ジャネイロ（ブラジル）で採択された生物多様性条約とは、生物多様性の保護、持続可能な利用、そして、公正な利益配分を基本とした条約である。そして、それからすでに１５年が経過し、生物多様性の価値は、多くの国で理解されてきているのが現状であろうはずであるが、経済重視、人間中心、知識不足等の理由で、多くの生態系が脅威の下に置かれているのも事実であろう。ここ西オーストラリア州では、生物多様性や自然保護の観点から、様々な取り組みが行われ、多額の税金が使われている。これらの取り組みの中で、この時期に中心となるのは、雑草（外来植物）の除去である。西オーストラリアでは１３５０種の外来植物が確認されており、その内の、３４種は非常に高いレベルの脅威を生態系に与えている。そして、雑草除去に１億円以上（A$１．３ Million、２００６－２００７）の予算が計上されている。これらの雑草は家庭で行う園芸植物などが主なソースであり、州政府は地域の固有種等の使用を呼びかけ、ソースからの根絶を目指し、これと同時に、地道な作業である草取りや除草剤の散布を様々な場所で行い、外来植物の根絶を目指している。WILD GLADIOLUS　（Gladiolus undulatus)この植物は、南アフリカの固有種である。南アフリカでは香料として価値があるそうであるが、西オーストラリアでは、雑草と言うカテゴリ以外存在しない。ブッシュランドの風景を完全に変えてしまうこの植物の生存力は恐ろしいことである。

2007年10月27日

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TRIGGER PLANTS

今回は、興味深い植物を紹介します。植物に限った事ではありませんが、自然淘汰の過程で生き残れる種は少数であろうと思われます。そして、生き残る為には特殊な性質や技を得て、環境に適応しなければならない。”TRIGGER PLANTS"は環境に適応し、確実に子孫を残す術を進化させて来た植物の一つである。生物多様性の価値を改めて感じる事ができる植物である。FAN-LEAVED TRIGGERPLANT（Stylidium striatum）Fleshy-LEAVED TRIGGERPLANT（Stylidium carnosum)これらの植物は、Stylidiaceae（科）であり、約３００種が確認されている。そして、多年又は一年草で、オーストラリアとニュージーランドの固有種となるようである。西オーストラリアに１５０種以上が生息しており、その内７２種はパース近辺に生息している。パース近辺の”BUSHLANDS”では普通に見られる植物である。この植物が面白いのは、名前”TRIGGER"が示す通りである。”TRIGGERPLANTS”は接触に対して非常に敏感である。昆虫などによる接触によって雄蕊が反応し、その昆虫などの背部や頭部に花粉を付けるのである。下の写真は、反応前と後です。少しはイメージできると思います。COW KICKS（Stylidium schoenoides)生物多様性とは、生態系の中で確りと根付き、適応している生物の集まりがバランスを取り合っているといえるのではなかろうか。もし、その中の何かが欠けてしまえば、バランスは崩れ、外来種の進入などを簡単に誘発してしまうのであろう。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Asterales Family: Stylidiaceae Subfamily: Stylidioideae Genus: Stylidium Species: about 300

2007年10月26日

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ワイルドフラワーシーズン

ここ最近は気温が上昇してきており、夏が近づいているように感じます。そして、”パース”近辺のワイルドフラワーシーズンが終わりかけているようです。今年の末でオーストラリアの滞在が終わる為、非常に残念ではありますが、最後のワイルドフラワーシーズンとなりました。Cats Paw（Anigozanthos humilis)、とデイジーの仲間　Waitzia suaveolens

2007年10月25日

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鯨

久し振りの書き込みであります。パソコンのトラブルと忙しさの為、更新が滞っておりましたが本日より再開させて頂きます。またよろしくお願いします。今日は、”Sunday　Times”に投稿されていた記事からピックアップしたいと思います。内容は、日本の捕鯨等に関する物であり、鯨肉に含まれているであろう重金属（水銀等）について書かれていました。この投稿によれば、日本の市場で売られている鯨肉（特にイルカ）の水銀汚染レベルは、厚生労働省による基準の２９倍であると述べられています。投稿者は専門家では無いと思われる為、数字の信憑性には欠ける部分があると思われますが、海産物（魚介類、鯨類）の重金属による影響は事実であり、慎重に検討していかなければならない問題であると思われます。特に、”FOOD　WEB”のトップに置かれている鯨類の重金属汚染は深刻であると思われ、透明性を重視した、早急な研究結果を政府から社会への公表が必要なのではないでしょうか。（日本生協連のホームページに”魚介類・鯨類の水銀について”があります。あいまいな表現が使われている為、一つの情報として読まれる事をお勧めします。）話は戻りますが、この投稿で僕が印象に残っているのは、鯨肉が、学校の給食に提供されていると言う事です。ご存知のように、重金属の影響は生態系の中に蓄積していくのが特徴であり、エネルギーとして最終的に取り入れた生物が、最も影響を受けると言われています。水俣病を引き起こした時のような高濃度ではない場合は、短期間での影響は少ないと思われますが、濃度は蓄積していきます。そして、給食で出されている鯨肉がどの程度水銀を含んでいるかは判りませんが、その子供達が、汚染されているであろう鯨肉を食べ続けていけば、何世代か経てば何かしら影響が出てくるのではないでしょうか。さらに、海洋生物の汚染濃度が年々上昇していくにつれ、鯨肉からの人体への影響は大きくなっていくのではないでしょうか。理解の範囲が限られている子供たちの為にも、親や他の大人達が、子供達を守っていかなければならない時が来ていると思われます。外国から日本へ輸入されてくる食料の安全性はもちろんの事、日本国内の食料の安全性（この場合、加工品よりも原材料）を高めて行かなければ、食糧自給率にも影響を与えるのではないでしょうか？食の安全と安心の経済学やさしい食の安全食の安全を守る規制と貿易

2007年10月21日

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Karri forest, native plants の危機

西オーストラリア州のSouth-West karri forestsの縮小が懸念されている。”Karri　Tree”（Eucalyptus diversifolia)はユーカリの仲間であり、この地域にとって非常に重要な種である。この懸念は、気候変動による気温の上昇によって与える植物への影響によるものである。”University of WA school of earth and geographical”の専門家、Ray Willsによれば、”The Intergovernmental Panel on Climate Change”による提案であるGHG（GreenHouse Gas）排出の６０％減少では不十分であると述べている。この削減効果では、地球温暖化を２度で食い止める事ができると予想されているが、多くのSouth-Westの植物は生き残る事ができないそうである。多くの地球上の植物は、生き残る為に３度以内が温度差の境界であると考えられている。しかし、South-Westに生息するユーカリと2/3の植物は、２度前後が温度差の境界であるそうである。これは、この地域の植物に明らかにハイリスクな環境が訪れるということである。この地域だけではなく、地球上の多くの地域で同じように植物の絶滅の危機が訪れようとしているのではないだろうか？過去４０００－５０００万年の間、現在のような気温の上昇は無かったと言われている。そして、過去２５００万年から現代にかけて進化して来た植物は、低温の世界は経験していても、このような高温は経験してきてないのである。前回紹介した”Kalbarri”地域のBanksiaなどが死滅し始めているのが示すように、植物界への気候変動の影響は着々と現れているようである。IUCN（国際自然保護連盟）もSouth-West地域の森林の重要性を認めているように、この地域の生物多様性の価値は計り知れないものである。これは、世界全体の問題であり、我々地球に住む物達へ警告であり、早急に、温暖化による気候変動への対策を打ち出さなければならないのであろう。

2007年09月17日

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Kalbarri (カルバリ）N.Pの植物が危機に瀕している

西オーストラリア州の”Kalbarri National Park"の峡谷システムや野生の花は素晴しく、多くの観光客を魅了している。しかし、去年の旱魃によって野生植物の死が少しづつ確認されているそうである。この地域に生息する貴重な”ラン”の仲間達が絶滅するかもしれないと言う懸念も叫ばれている。”Weather Bureau"によれば、この地域の去年の降雨量は１４７．２ｍｍであり、平均の３６０ｍｍをかなり下回っている。今年も平均を下回るペースであると言う。”Department of Environment and Conservation"のMs. Catherine Pageによる報告によれば、”Featherflower",”Banksia",”Sand plain cypress tree"が最も被害を受けていて、多くの他の植物がストレスを受けているそうである。そして、最も心配されている植物が、レア種の”らん”植物である。”kneeling hammer orchids" の数は５００．”Kalbarri spider　orchids”は２００固体が確認され、これらの数は減少傾向にあるそうである。植物の減少が意味する物は、それらに頼っている動物の減少である。”Department of Environment and Conservation"の調査によれば、調査で捕獲される小動物の数が驚くほど減少しているそうである。この小動物の減少により、生態系のバランスに変化が現れる懸念があり、フードウェブのトップの動物がこの地を去らなければいけない状況になりそうである。地域により気候変動の影響の違いが明らかである。パースでは、雨に恵まれる状況であるが、カルバリ地域は旱魃の影響をまだ受けているようである。この地域以外にも旱魃による被害は顕著に現れ、そして、拡大する兆しを見せている。これは、経済的損失と生物多様性の損失、そして、多数の二次的損失や被害をもたらしそうである。地球温暖化と気候変動は更なる変化を地球にもたらすのであろうか？

2007年09月16日

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Purple Flag

今回は、”Purple Flag”を紹介します。基本的に”Patersonia”属の植物を”Purple Flag”と呼び、共通の名では、頭に”Long"、”Silky”などの言葉をつけて種を区別しているようです。”Patersonia”属は、約２０種が確認されており、殆どは、オーストラリアの固有種となります。そしてこの属は、約８５属、１５００種が確認されている”Iridaceae”科の仲間となります。所謂、Iris（アイリス）の仲間であります。Long　Purple Flag　（Patersonia occidentalis)この種は、西オーストラリア、南オーストラリア、タスマニア、ビクトリア州で確認されており、オーストラリア大陸の南部一帯が生息地となります。多年草で、大体９月から１月が開花時期となり、３枚の花弁と紫のカラーが可憐な雰囲気を醸し出している。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Liliopsida Order: Asparagales Family: Iridaceae Genus: Patersonia Species: P. occidentalis

2007年09月15日

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Scarlet Featherflower

深紅色の可愛らしい花を持つ植物を紹介します。名は”Scarlet Featherflower”と言い、西オーストラリア州の固有種になります。穂状花序であるこの植物は、主に州都パースの北あたりが生息地となる。Scarlet Featherflower（Verticordia　grandis）”ユーカリ（Eucalyptus)”や以前紹介した”Melaleuca”と同じ”Myrtaceae”科の”Verticordia”属となる。この属は、約９０－１００種が確認されており、その殆どは、西オーストラリアで見つかっている。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Myrtales Family: Myrtaceae Genus: VerticordiaSpecies: V.grandis

2007年09月14日

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Sunlight

太陽からの光が無ければ綺麗に輝く事が出来ない花。多くは輝く色で授粉媒介者を誘い、次の子孫を残す。嗅覚を持っていない昆虫類が主な媒介者であり、色が無ければ、彼らに見つけられる事は無いであろう。

2007年09月13日

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Water

地球で最も重要な資源は”水”であると答える人はどれ位いるのだろうか。”水”は、生物が生きて行く上で欠かせない物であり、生物と非生物との間で大切な役割を果たしている事は事実であろう。

2007年09月12日

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”Kings Park　＆　Botanic Garden”の植物

”Kings Park &　Botanic Garden”は、沢山の花が咲き乱れている。その中から特徴的な花を幾つかをピックアップして見ました。”Kings Park &　Botanic Garden”では、西オーストラリア州の固有種が多数育てられており、実際に植物を観察するには素晴しい場所である。Rosy Sunray (Rhodanthe Chlorocephala subsp.rosea)ASTERACEAE（Daisy Family)であり、オーストラリアで確認されている約２０５属、１０００種の中の１種である。西オーストラリアの南西あたりが主な生息地であり、この地域の亜種となる。Scarlet Banksia (Banksia coccinea)PROTEACEAE（Banksia Ｆamily）のBanksia属になり、西オーストラリアの南沿岸が生息地となる。”Scarlet”の名に相応しい深紅色は、記憶に残る美しさである。Pink Pokers (Grevillea petrophiloides)PROTEACEAE（Banksia Ｆamily）のGrevillea属となり、西オーストラリア南西部の内陸が主な生息地である。トップから開花する総状花序であり、印象的な色をしている。

2007年09月12日

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日本式庭園

現在、”Kings Park　Festival　２００７”が、”Kings Park　＆　Botanic Garden"で開催されている。このイベントのプログラムの中には様々な日本文化に関する催しが含まれている。その中の一つとして注目を集めているのが、”Japanese Display Garden”である。これは、西オーストラリア州と兵庫県の姉妹関係２５周年記念として行われている。兵庫県立淡路景観園芸学校　校長　石原　憲一郎氏によるデザインであるこの庭園は、日本人ガーデンデザイナー”Eiji Morozumi”と共に創り出された。興味深いのは、植物はすべて、西オーストラリアの固有種を使っている点である。そして、西オーストラリア産植物と日本式庭園が織り成す美しさには驚きであった。これは、二人の日本人デザイナーでなければ、創り出せない物であろう。自然景観を基本とする日本式庭園は非常に魅力的である。日本式庭園には、西洋式の相称的な庭園には無い美しさが存在する。河や池を取り入れ、勾配によって山を創り出す手法は、自然景観が基であろうし、自然環境に頼り、身近に生きてきた日本人にしか生み出せない技術である。自然を身近に感じ、畏怖の念を忘れず、敬畏を持って自然と接する事は、忘れ去られた日本人の心であろうか。

2007年09月10日

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Banksia Family

オーストラリアで確認されている”Banksia Family(Proteaceae)”は、約５０属、９００種となっている。前回は、Banksia属を少し紹介しました。今回は、その他の属を少し紹介したいと思います。”Banksia Family”は、穂状花序（Spike)と総状花序（Raceme)が作り出す、特徴のある魅力的な植物である。Holly-leaved Banksia (Banksia ilicifolia)”Banksia”属の多くはコーンのような形をしているのですが、この種は異なる形をしています。Parrot Bush (Dryandra sessilis)Grevillea preissiiGrevillea pilulifera上の２種は同じ属になります。Red Pokers (Hakea bucculenta)この科の植物に対する興味は尽きる事がない今日この頃である。しかし、”Banksia”の開花時期が終わりを迎えつつあり少し残念な心境である。

2007年09月09日

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Banksia

"Banksia Family (Proteaceae)"のBanksia属を少し紹介します。先日、紹介した写真の”Banksia"と同じ属になります。”Banksia"属は、８０種が確認されていて、１種を除き、すべての種がオーストラリアの固有種になります。コーンのような穂状花序の特徴的な花と色の多様性が魅力である。そして、多量の蜜を出す”Banksia"の花は、鳥、虫などに食料を提供し、生態系の重要な役割を持っている。庭木としても人気がある”Banksia”だが、砂質の土壌環境を好むため、素人には育てるのが難しいようである。Slender Banksia　（Banksia attenuate)Firewood Banksia (Banksia menziesii)Ashby's Banksia （Banksia ashbyi）Meisner's Banksia (Banksia meisneri)Scientific classification Kingdom: PlantaeDivision: MagnoliophytaClass: MagnoliopsidaOrder: ProtealesFamily: ProteaceaeGenus: BanksiaSpecies: about 80

2007年09月08日

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Banksia Family

オーストラリアの変わった植物に”Banksia"がある。この植物は、”Proteaceae"科であり、南半球が主な生息域となる。Proteaceaeは、世界で約８０属、１５００種が確認され,オーストラリアでは、およそ５０属、９００種が生息している。この科の植物の花の多くは、多彩な色と特徴的な形が魅力であり、７月から１２月くらいが観賞のベストシーズンとなる。しかし、種の多様性が大きいが為、一概には言えないところである。Hooker's Banksia (Banksia hookerana)Hooker's Banksia (Banksia hookerana)Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Proteales Family: Proteaceae Genus: about 80Species: 1500-2000

2007年09月07日

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紫の花

"Purple Tassel", この時期よく目にする植物である。この植物は、”Laxmanniacea (Anthericaceae)”科の多年草であり、開花時期は８月から１１月となる。情報源によって科の分類に違いが見られるため、混同があると思われる。鮮やかな紫の散形花序の花は、印象的である。Purple tassels (Sowerbaea laxiflora)Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Liliopsida Order: Asparagales Family: Laxmanniaceae (Anthericaceae) Genus: SowerbaeaSpecies: S.laxiflora

2007年09月06日

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APEC

現在、オーストラリアの首都シドニーにてAPEC (Asia-Pacific Economic Cooperation) LEADER'S　WEEK　が開催されている。プログラムは、　　　9月2～3日：最終高級実務者会合　　　9月5～6日：第19回APEC閣僚会議　　　　　　　　9月8～9日：第15回APEC首脳会議　　　　　となっている。APEC加盟国は２１カ国、Australia、Brunei Darussalam、Canada、Chile、People's Republic of China、Hong Kong, China、Indonesia、Japan、Republic of Korea、Malaysia、MexicoNew Zealand、Papua New Guinea、Peru、Philippines、Russia、Singapore、Chinese Taipei、Thailand、United States、Viet Nam そして、今週末に行われる首脳会議で重要議題として挙げられるであろうは、”地球温暖化”と”経済”である。これらは、切り離せない関係である事は周知のとおりであり、どちらか一方に焦点を当てる事が出来ないのが現在の状況であろう。共通するのはエネルギー利用をどう考えていくかである。”エネルギー資源の枯渇”と”温暖化にる気候変動”の経済的損失は大きく、避けねばならない問題であり、再生可能資源を経済的利益として成立させる事は急務であると考える。先進国と後進国の経済格差の解決も考えていかなければならない問題であり、非常に複雑な国際間的問題である。この会議は、太平洋地域の国々にとって意味のある会議になる事を期待したい。

2007年09月05日

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食虫植物

今回も食虫植物を紹介します。前回と同じモウゼンゴケ（Droceraceae)科、モウセンゴケ（Drocera)属の植物です。最近はやたら目に付くようになってきた植物の一つであります。Drosera menziesiiこの植物の花の写真をとっても何時もピンボケしてしまいます。外見には似合わない、ピンク色の可愛らしい花を咲かせます。Drosera erythrorhiza普通に開花をするが、山火事の後は多くの花が開花を促される特徴を持っている。炎の熱に耐える事ができる、恐ろしき食虫植物です。

2007年09月04日

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食虫植物

今回は、モウセンゴケ（Droceraceae)科、モウセンゴケ（Drocera)属の植物を紹介します。”The Sundews (Drocera)”（モウセンゴケ）属は魅力的な植物であり、興味を掻き立てられるのは僕だけではないでしょう。これは多年草の食虫植物として知られており、食虫植物の中で最大の属である。現在、４属、およそ１００種が世界中で確認されていて、オーストラリアでは、２属、約７０種が確認されている。Leafy Sundew (Drosera porrecta)捕虫葉の腺毛の粘着液によって虫を捕らえる。Bridal Rainbow (Drosera macrantha)他の植物を利用し勢力を拡大していく。Bridal Rainbow (Drosera macrantha)昆虫などを捕らえ、消化吸収してしまう面白い植物である。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Caryophyllales Family: Droseraceae Genus: Drosera Species: About 100 species are identified

2007年09月03日

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Dwarf Bearded Dragon

オーストラリア大陸には、数多くの爬虫類が存在し、”Bushlands”（森林/雑木林）を歩いていると高い確率で遭遇する事ができる。今回は、”Dwarf Bearded Dragon ”(Pogona minor)を見つけた。これは、オーストラリアの固有種であり、あごに下にあるヒゲ（棘状突起）が特徴である。名前の由来もこのヒゲから来ている。体長はおよそ１１５から１６３ｍｍとなり、亜種によってサイズに違いが現れる。生息域は広範囲（西オーストラリア南西部から北西部、ナラボー平原）であり、普通によく見られる種である。日向ぼっこしている所をお邪魔させて頂きました。けっこうのんびりしている性格のようで、近づいても逃げる事はありませんでした。Dwarf Bearded Dragon は、（”Dragons”（Family Agamidae））アガマ科の仲間である。”Dragonｓ”は有鱗目、トカゲ亜目の”科”では大きな部類にはいり、オーストラリアでは７０種が確認されている。過去に日本で流行った”エリマキトカゲも”Dragons"の仲間である。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Reptilia Order: Squamata Suborder: Sauria Family: Agamidae Subfamily: Agaminae Genus: Pogona Species: P.minor (few sub species are identified)

2007年09月02日

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蘭

ラン科の植物はCosmopolitan（世界中に分布/普遍種）である。これは生物学でよく使われる英語の和訳であって、普通は、”国際的/世界主義的”等と訳されるであろう。そして、多数の種が存在するのも”ラン科”の特徴である。被子植物の中では、最大級の”科”の一つとなる。”The Royal Botanic Gardens, Kew”によれば、現在、２５，０００種が確認されており、さらに３０,０００種が存在するであろうと見込まれている。これは、顕花植物（生殖器官として花を形成し、種子を生ずる）の８％を占める事になる。そしてこれまで、ラン科の植物は新しいグループ(2000万年前）であると言われていたが、最近のDNA-Molecular clock(分子時計)の研究（蜂の化石から見つかった花粉）によれば、太古のグループである事が理解されたそうである。この結果から、ラン科の先祖は約８０００万年前から生存していたと言う事であり、白亜紀の時代を恐竜と共に生きていた事になる。(The British journal Nature)Cowslip Orchid　(Caladenia flava)非常に特徴的で多くの人々の興味を掻き立てる植物”蘭”の魅力は計り知れない物である。これまでの長い進化の過程で環境に順応し、世界中に生息域を広げている”蘭”。人々の興味が尽きる事は無いであろう。Carousel Spider Orchid　(Caladenia arenicola)Pink Fairy Orchid (Caladenia latifolia)我々人間も”Cosmopolitan”コスモポリタン（国際人）として環境問題を考える時である。そして、動植物の様々な視点に問題解決の糸口があるのかもしれない。彼らは環境に順応して子孫を繁栄させて来た。しかし、現代の人間は彼らが生きている環境を変え、その環境から離れる事で繁栄している。今、考えていかねばならない事は、環境を共有する事ではなかろうか。宇宙船地球号の仲間として。

2007年09月01日

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Donkey orchid

今回は、ラン科の植物を紹介します。”Donkey Orchid”、”Donkey Ear" orchidｓ、（ロバの耳に似ていることから）”Doubletails”（左右の萼片の並びからきている）等と呼ばれている蘭の仲間です。Orchidとは”蘭”の事を指し、ラン科の植物を”Orchidaceae"と言います。”Donkey Orchid”（Diuris corymbosa）はラン科（Orchidaceae）、Diuris属になり、およそ５０種（Species)の中の一種になります。オーストラリア大陸の南部地方（SA州以外）とタスマニア北部が主な生息地となります。完全に開花する直前であります。オーストラリアでは約１００属、１,２００種のラン植物が確認されています。Diuris属のほぼ全種がオーストラリアの個有種となり、（１種がチモール島で確認）西オーストラリア州では”Diuris”属からおよそ２０種が確認されています。Diuris corymbosaこの種は観賞植物として出回っており、見かける機会がよくある事と思われます。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Liliopsida Order: Asparagales Family: Orchidaceae Genus: DiurisSpecies: D.corymbosa 　　　　　　　　　　

2007年08月31日

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Conostylis

今回は、”Red and Green Kangaroo Paw”や”Cat's Paw”、Anigozanthos属と違う”Conostylis属”の植物を紹介します。基本的にAnigozanthos属と同じ、西オーストラリア固有種の多年草植物であり、種によって多少の違いがあるが、７月から１０月が開花時期である。この属は多くの種や亜種があり、確認するのに一苦労であり、色々調べても種まで確認する事ができませんでした。恐らく、Conostylis seorsifloraであると思われるが、ハッキリとは分からないです。今度、勉強しておきます。こちらはConostylis candicansでありますが、いくつかの亜種が存在します。亜種までは確認できませんでした。Scientific classificationKingdom: PlantaeDivision: MagnoliophytaClass: LiliopsidaOrder: CommelinalesFamily: HaemodoraceaeGenus: ConostylisSpecies: 30 or more species

2007年08月30日

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Cat's paw

”Ｗｉｒｅｌｅｓｓ　ｈｉｌｌ　ｐａｒｋ”に広がっている植物の一つに”Cat's paw”（Anigozanthos　humilis）がある。この植物は、以前紹介した”Red and green kangaroo paw”と同じ、Haemodoraceae科　（Kangaroo Paw family)、Anigozanthos属であり、西オーストラリア州の固有種である。およそ５年の多年草植物であり、開花時期は７月から１０月となる。今が観賞のベストシーズンである。Cat'paw　の花の色は黄色、オレンジ、赤の組み合わせで出来ており、素晴しい景観を創り出している。基本的なカラーの”Cat's paw”毛の具合と形状がネコの手に似ているかどうか微妙であるが。。。　こちらは黄色がメインである。Scientific classificationKingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Liliopsida Order: Commelinales Family: Haemodoraceae Genus: Anigozanthos Species: A.Humilissubsp.humilis：most widespread and smallest subspecies; flowers often with orange-red tones. subsp.chrysanthus：rare subspecies from the Darling Range; yellow flowers. subsp."grandis"：much taller flower stems than other subspecies. Subspecies status yet to be formally recognised.　Retrieved from asgap.org.au/a-hum.html

2007年08月29日

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Wireless Hill Park

西オーストラリア州の州都パースより車で３０分ぐらいの所に公園がある。この公園は”Wireless Hill Park”と言い、この名の通り丘の頂上に、１９１２年に建てられたパースで最初のラジオ無線アンテナ局がある。とは言え、この施設は現在、過去のように使われておらず、テレコミュニケーション・ミュージアムとして、土日の１４時から１７時だけ開放されている。無線アンテナが設置された当初は、土地の荒廃がひどく雑草で生い茂っていた。しかし、１９８５年から始まった植樹によって土地の景観は見違えるほど回復していて、現在では２０，０００－３０，０００の植物が確認されている。この公園もお気に入りの一つであり、最近はほぼ毎週訪れている。過去の状況を見た事がないのでイメージするのは難しい所だが、現在の景観からは、土地が荒廃していた面影を感じる事はできない。あたりには沢山の植物が花を咲かせており、素晴しい公園である。自然再生を実行し、ここまで回復させたのは脱帽である。そして、BBQの施設なども整っているので週末のピクニックにはベストである。近いうちに植物の写真アップさせて頂きます。

2007年08月28日

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水

最近、妙に水を意識してしまう。水中は、僕がいる世界とは異なる世界なのだろうか？水の底が僕のいる世界から見える。水の中の世界では違った見え方をするのだろうか？気になる所である。話は変わるが、本日、車の修理費＄４００、日本円で約４０,０００円。非常に腹立たしい一日であった。車が無いが為、多くの距離を歩き、多くの時間を失う羽目になった。車を使わないで行動するのは、時間効率が悪くなってしまう。環境問題を解決するには多くの細かい問題も存在するようだ。明日はよい事がありますように！おやすみなさい。

2007年08月27日

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Botanical Garden

パースの中心から、車で１０分ぐらいの所に”Kings Park"と”Botanic Gaden"がある。これらは植物がメインの公園であり、”Botanic Gardens & Park Authority"と言う団体が管理している。そして、西オーストラリア州の植物に関してはトップレベルの団体である。普段パース市内近辺では見る事が出来ない植物も観賞することができ、植物関係などのセミナーなども開催している。無料のガイドによる案内も行っている。（要予約）植物園の入り口付近今、公園内はたくさんの花で覆われていて、観賞にはベストな時期である。そして、無料BBQの施設もあるので、家族などと過ごすのに最適な場所である。最近、よくここを訪れている。天気のよい日は格別である。

2007年08月26日

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レインボー

西オーストラリア州のパースでよく見かけるカラフルな鳥、この鳥の名前は”Rainbow lorikeet”、オウムの仲間である。体長はおよそ３０ｃｍ、熱帯雨林、ユーカリなどの森林地帯を棲家としている。本来、生息地はオーストラリア大陸の東側一帯であるが、１９６０年代ごろにパースや香港などへ持ち込まれ繁殖している。ここパースでは、ペスト（害鳥）として取り扱われていて、駆除対策が少なからず動き始めている。ここ数年、西オーストラリア州では外来種を防ぐ為の検疫がさらに厳しくなってきており、固有種を保護する動きが活発化してきている。この背景により、去年ぐらいに”Rainbow lorikeet”が害鳥に指定された。本来の生息地ではないが為、駆除対象となってしまったこの鳥、人間とは、身勝手な生物である。これから始まる繁殖期に備え、巣選びをしている彼ら、交互に確認を繰り返していた。人間と彼らの生存を掛けた戦いは始まったばかりである。。。。。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Aves Order: Psittaciformes Family: Psittacidae Subfamily: Loriinae Genus: Trichoglossus Species: T. haematodus

2007年08月25日

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鳥に注意！

西オーストラリア州の都市”パース”で、頻繁に目にする光景がある。これは、”Red　Wattlebird”と言う鳥が、他の鳥を追い掛け回している光景である。この鳥は、体長３５ｃｍ程の中型で、ミツスイ科（Honey-eater)の仲間であり、非常に攻撃的で、縄張意識が強い。人間でさえ、油断してこの鳥の巣の近くを通ろうものなら、攻撃されてしまうほどアグレッシブな鳥である。写真では見えないが、この鳥の特徴は、首の下部にある左右対称の赤い肉垂（にくすい）であり、生息地はオーストラリア大陸の南部地方一帯となる。７月から１２月が繁殖シーズンであり、ますます攻撃的になるであろう。刺激しないのが一番の防御策であるが、間違って刺激してしまい攻撃された時の対策は、走って逃げる事である。しかし、この鳥はしつこい性格を持っているので、結構な距離を走る事となろう。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Aves Order: Passeriformes Family: Meliphagidae Genus: Anthochaera Species: A. carunculata

2007年08月24日

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夕日に照らされ

今回も、先日からの続きであります。とても印象的であったこの風景のそばで、夕日を満喫している方がおりました。彼の名は、Ｄａｒｔｅｒ（Ａｎｈｉｎｇａ　ｍｅｌａｎｏｇａｓｔｅｒ）、水鳥の仲間である。オーストラリア中央部の乾燥地帯以外では普通に見られる鳥であり、スネーク・バード（Snake bird)とも呼ばれている。この名は、水面からでる細く長い首がヘビに似ている所からきている。この鳥は、鵜と近縁種にあたる水鳥であり、水中で昆虫や魚などを捕食して生活している。そして、水中から上がると常に羽を広げて乾かしているのが特徴の一つである。この理由は、この鳥の羽が鴨などのように防水性でない為である。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Aves Order: Pelecaniformes Family: AnhingidaeGenus: Anhingaspecies: melanogaster　(four species are identified)　　　　　　

2007年08月23日

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虹　（前回の続き）

殆どが曇り空に覆われていたが、西の方角だけ雲が無くそこから夕日が顔を出し、幻想的ともいえる景色を創り出していた。東の方角は雨、そして、そこに創り出されていたのは”虹”。ダークな空気の上に浮かび上がった虹は素晴しかった。

2007年08月22日

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夕日

先週末は雨の日が続いていた。そして、夕暮れ時に突然の晴れ間が広がった。夕日を撮るチャンスだと思い、急いでいつものポイントへ向かいシャッターを押した。これまでと一味違ったパースが撮れたのではないかと、”自己満足”に浸っている今日である。

2007年08月21日

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植物の価値は？

地球をシステム（ガイア／Ｇａｉａ　ｈｙｐｏｔｈｅｓｉｓ）として捕らえると、その仕組が分かってくる。そして、非生物的システム（大気循環等）と生物的システム（生態系等）が存在し、これらすべてのシステムがお互い複雑さをうまく共有しながらバランスを取り合って、地球システムの中で循環または還元をしている。これは太陽から照射されたエネルギーが無ければ起こりえない事であり、システム間の正と負のエネルギー（エントロピー）の受渡しによって起こる。このエネルギーはシステムが受け取れる許容範囲を超える事がないのが常である。しかし、人間活動と言うシステムが拡大または侵攻していくにつれ、システムの許容範囲を超えるエネルギーが与えられ、地球システムのバランスが崩壊してきている。とは言え、これは人間による概念であって、異なる体系が存在する可能性も視野に入れなければなるまい。太陽エネルギー（太陽光線）を食料へと最初に変化させるのが植物である。これは非生物的システムから生物的システムがエネルギーを得る最初のプロセスである。そして、大気圏や岩石圏と生物圏をつなぐ重要な役割を植物は持っている。この役割とは、太陽エネルギーを基として多々存在する。例えば、光合成による太陽エネルギーと二酸化炭素から酸素を作り出し、水分を保有し、さらには、地表土の固定、日陰による水分蒸発や気温上昇の低下、暖かい空気を冷やし、動物に食料や棲家を提供する等々たくさんの恩恵がある。これらすべての恩恵は、正のエネルギーを負のエネルギーへと変化する事にある。植物はこれらのエネルギーを効率良く変化させるため、地域特性や環境条件に合わせた進化を遂げているまたは続けている。地質的、気候的に対応進化してきた（し続けている）のである。しかし、これを伐採、単作や移入種の栽培によって破壊している現状が増えている。最近伸びてきているバイオ燃料生産による問題も考慮していかなければならない。樹木だけが重要ではなく、その下にある数多くの小さな植物も役割を持っている事を頭に留めておきたい。植物の存在は非常にＸ１００００００００００・・・・・地球システムにとって、大切または重要な存在である。これらの植物の価値を守る為、そして、恩恵を受け続ける為に、行動を起こさなければならない時が来ている。”Ｍａｋｅ　ａ　ｄｉｆｆｅｒｅｎｃｅ！”

2007年08月20日

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経済絶好調

西オーストラリア州の州都であるパースは発展途上中である。最近、パースでは都市開発プランが急ピッチで進んでいる。南部へ伸びる鉄道、駅周辺の整備開発、その他の公共施設、さらに空港（国内線）の建替えの話まで持ち上がっている。これは、西オーストラリア州の主要産業である第二次産業（特に鉱業）が絶好調である事に起因する。この好景気は中国による石炭やその他鉱石等の輸入拡大によってもたらされた物であり、これからも続いて行くであろうと予想されている。しかし、この開発の裏では沢山の自然環境が消失していく事であろう。文明化は便利で快適な環境を我々に与えてくれると同時に、何かを奪っていくのは確実かと考える。開発と環境保護は二者択一で判断してはならない事であろうが、どちらかに優先順位が付いた時点で、結果は一方に向いていくであろう。都市開発がこれから進んでいくパースがどのように開発と環境保護を両立していくか見届けて行きたいと思う。

2007年08月19日

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花火

日本の花火シーズンは終わりに近づいているようです。オーストラリアから花火の写真です。これは、今年の１月２６日（Ａｕｓｔｒａｌｉａ　Ｄａｙ）で撮ったやつです。この日、パースでは”オジー”一色となり、大きなイベントの一つとなります。花火の写真撮るのは難しいぃっす。

2007年08月18日

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空

時間に追われ、規律に従い、町の忙しさに翻弄される日々、空を見上げて、空気を吸えば、地球と共に生きている事を思い出し、幸せを感じる今日である。下ばかり向いてないで、上を向いて歩いて行こうぜ！　　　　”Take it easy！”

2007年08月17日

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公園

西オーストラリア州のパースでの生活は素晴しい時間を過ごせる。経済やサービスなど殆どの生活環境が、東側（シドニーなど）より遅れていると言われているが、ライフスタイルのあり方としては素晴しい環境が作られている。これの一つの理由として挙げられるのが、高所得層が多いことであろう。そして、彼らが求めているライフスタイルの中には、”自然”に囲まれた”豊かな”生活という言葉が含まれている。ここでは、沢山のそしてよく整備された公園がライフスタイルの一部としてある。シティーセンターから３０分位のキャニングトン（Cannington)市にある公園を紹介する。ここは、市が管理しており、Cannington River Reginal　Parkと言う。湿地そして水資源として重要な位置にあり、貴重な植物も生息しているエリアである。この公園では管理計画が存在しており、毎年レポートを作っている。管理計画の中には、雑草駆除やシロアリ対策など様々な環境保護対策が取られている。そして、周りに住んでいる住民の、大切な憩いの場として活用されている。

2007年08月16日

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カンガルー

昨日、カンガルー・ポウ（Kangaroo　Paw)　と言う植物を頂いた。これは、Haemodoraceae 科（１４属、１００種）に属する単子葉植物の多年草であり、オーストラリアでは、７属、８５種が確認されている。そして、Kangaroo Paw はAnigozanthos属に入り１１種が確認されていて、殆どは西オーストラリア州の南西部のみに生息している。さらに、州法によって守られており、無断でこの花を採取することは禁止されている。Kangaroo　Paw （Anigozanthos manglesii）は西オーストラリア州の州花であり、この時期、様々な場所で目にすることができる。（８月～１１月が開花時期）頂いたカンガルー・ポウを、週末に植え替える予定である。しかし、今年中に開花するまで育ってくれるか微妙だ。この写真は、まだ開花していないカンガルー・ポウ。カンガルーの外観に近い花を狙って撮った物である。この植物の名は、花がカンガルーの手に似ている事が由来らしいが、定かではない。Scientific classification Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Liliopsida Order: Commelinales Family: HaemodoraceaeGenus： AnigozanthosSpecies：A. manglesii

2007年08月16日

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ロッティー

先月、誕生日を迎えた。人間の歳に例えると”２１”である。まだまだヤンチャな彼女である。たまに煩く感じる時がある。しかし、居ないと寂しさを感じる。これは、家族関係と似ているようだ。

2007年08月15日

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保護エリア（国立公園）

オーストラリアで国立公園と言うのは、保護エリア（Protected Area)と呼ばれるエリアのカテゴリの一つである。この保護エリアの中には、national parks, marine parks, conservation parks,regional parks, State forests and timber reserves, nature reserves, and marine nature reservesなどが含まれている。そして、基本的にIUCN （The World Conservation Union）の６レベル・カテゴリ・システム（IUCN six level system of categories）を管理体制に取り入れている。オーストラリアの国立公園は、連邦政府と各州（準州）政府によって管理され、公園によって管理者が連邦政府、各州（準州）政府に分かれている。連邦政府の国立公園は、国立公園：６マリン保護エリア：１４植物公園：２となり、２１の公園を主にThe Director of National Parks が管理している。これらの公園はThe EPBC (Environmental Protection and Biodiversity Conservation)Act 1999 と言う法律下にある。グレート・バリアリーフ・マリンパークのみ、Great Barrier Reef Marine Park Authorityが管理しており、そして、独自の条例が存在する。そして、各州（準州）政府が管理している保護エリア（国立公園）は、各州（準州）の管理団体がすべてをまかなっている。各州（準州）の管理団体は以下となる。WA：The Department of Conservation and Land Management (CALM)保護エリア：1,224、 (170,610平方キロ)国立公園：63、 (48,743平方キロ)SA: The National Parks and Wildlife SA 保護エリア：324、 (216,310平方キロ)国立公園：18、 (43.374平方キロ)TAS：The Tasmania Parks and Wildlife Service保護エリア：420以上、 (？)国立公園：19、 (？)VIC：Parks Victoria保護エリア：1,966、 (33,780平方キロ)国立公園：36、 (25,774平方キロ)ACT:Environment ACT保護エリア：8、 (1,230平方キロ)NSW:The NSW National Parks and Wildlife Service (NPWS) 保護エリア：549、 (49,533平方キロ)国立公園：150、 (41,723平方キロ)QLD:The Queensland Parks and Wildlife Service保護エリア：470、 (69,388平方キロ)国立公園：216、 (65,871平方キロ)NT:The Parks and Wildlife Commission of the Northern Territory 保護エリア：95、 (53,505平方キロ)国立公園：10、 (19,622平方キロ)各州（準州）管理の国立公園は法律（The EPBC Act 1999)を基本にし、そして、各州（準州）の州法によって管理されている。その為、国立公園によって管理体制に違いが現れる。各地方によって環境の違いがあり、この柔軟な体制はベストな状況にあるのではないだろうか。

2007年08月14日

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爬虫類

オーストラリア大陸には多くのそして様々な動物が暮している。動物の中でも爬虫類の数は飛びぬけているのではないだろうか。爬虫類の種は８３６種が確認されていて、まだ確認されていない種も存在する。この数は北アメリカの２８０種の３倍程である。オーストラリアの爬虫類の多様性は、様々な気候、地質や地形条件によって培われた物だろう。そして、これらの条件に対応してきた彼らの姿は特徴的である。king's Skink (Egernia kingii)体長２４４ｍｍになり、この属（Egernia)ではかなり大きなサイズに入る。西オーストラリア（WA)の南西地方に生息し、ロットネスト・アイランドやペンギン・アイランドでよく見られる。海岸沿いの草木の茂った岩の隙間やペンギンやミズナギドリの巣穴等を寝床とし、時々、海鳥の卵を狙う事もある。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Reptilia (paraphyletic)(unranked) Sauria Order: Squamata (paraphyletic) Infraorder: Scincomorpha Family: Scincidae Subfamily: Lygosominae Genus: Egernia Species: E. kingii

2007年08月13日

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Ｍｅｌａｌｅｕｃａｓ

オーストラリアの植物、メラルーカ（Melaleuca）属を少し紹介します。これは、フトモモ目（Myrtales）、ユーカリ等と同じフトモモ科（Myrtaceae）に属し、現在２３６種が確認されている。オーストラリア以外、ニュー・カレドニア、マレーシア、インドネシア、ニュー・ギアナやベトナムなどでも見られる。ＰａｐｅｒｂａｒｋｓやＨｏｎｅｙ　Ｍｙｒｔｌｅと呼ばれている樹木はよく知られ、主に湿地のような水分が多い場所を好んで広がっている。フトモモ科によく見られるかすかな芳香も特徴の一つである。上２枚はＨｏｎｅｙ　Ｍｙｒｔｌｅの仲間（Melaleuca　hamulosa）この特徴的な花と葉の形は、オーストラリアの気候や地形に適応し、太陽の熱による水分蒸発を防ぐ為に進化した形である。Ｐａｐｅｒｂａｒｋｓ(種不明）は水辺を好む。”Ｐａｐｅｒｂａｒｋｓ”、紙のような樹皮、そのままである。Scientific classificationKingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Myrtales Family: Myrtaceae Genus: Melaleuca Species: 236 (mostly in Australia but extending to New Caledonia, Malaysia and Vietnam　etc.)

2007年08月12日

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ワイルドフラワー

オーストラリアのワイルドフラワーシーズンが始まっている。地域や植物によって開花時期に違いが現れるが、７月ぐらいから１１月ぐらいまでが、ベストシーズンであると言われている。この時期に合わせてオーストラリアに来る旅行者もいるくらい、カラフルな素晴しい景観を見せてくれる。そして、様々なイベントも開催され、オーストラリアの植物を楽しむことが出来る。”西オーストラリア州”の植物について少しづつ紹介したいと思う。西オーストラリア州では、確かな種の数は確認されていないが、およそ１２，０００種であると言われ、その中の１，０００～３，０００種は未確認である。そして、２，０００種以上の生存が脅かされていると言われている。この主な原因は、生育地の減少、病気などである。基本的にオーストラリアの植物は地質的条件に好みが現れる為、生育地の環境変化は、彼らにとって脅威となる。病気（Ｄｉｅｂａｃｋと呼ばれている）の脅威も大きな問題である。これは他から持ち込まれたPhytophthora属の病原菌による物であり、西オーストラリアの南部地方では、大きな問題となっている。（後日詳しく説明したいと思う）これらの脅威を減らす為、政府やＮＧＯ，ＮＰＯなどの団体が協力しながら対策を練り、行動を起こしているが、彼らだけでは困難である事は事実であり、一般市民や旅行者の理解と行動が拡大していく事が重要な要素であろう。

2007年08月11日

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揚子江イルカ

中国の経済成長と開発は物凄い勢いで進んでいる。この異常とも思える経済成長とそれに並行する開発は、多くの環境問題を創り出しているようだ。最近大きく取り上げられているのは、中国産食料の安全性、玩具の塗料から鉛が検出などの生産品質の問題である。その他にも多数の環境問題が浮かびあがっている。これらは、主に人間生活に関わっている問題であるが、少し視点を変えてみると、人間以外の生物達にも被害が及んでいる事がわかるだろう。先日、中国にある揚子江に生息している固有の河イルカが絶滅したであろうと言う見解がジャーナル”Biology Letters”より発表された。この河イルカは、ヨウスコウイルカ（Lipotes vexillifer）として知られている種であり、ＩＵＣＮレッドデータリストでCE(critically Endangered)に指定されていた。原因は、河川の汚染と開発による生息地の消滅である。これは、過去５０年で初めて大型の脊椎動物が絶滅した事を意味し、ＡＤ１５００年から数えて４番目の絶滅である。さらに、人間活動による鯨目の絶滅はこれまで無かったと言われている。このニュースは非常に残念である。調査・保護機関を設立しながらも、絶滅を止める事が出来なかったのである。開発と言う人間活動によって、生活が脅かされている生物達はたくさんいて、種の絶滅に瀕している生物達が多数地球上に存在している。特に発展途上国では、工場廃棄物などの浄化技術が劣っている為、汚染物質の垂れ流し状態が続いている。そして、生活基準を向上したいと人々の欲求も、原因の一つであろう。環境問題を減らすには、もちろん環境教育と言う観点が特に重要であろうし、先進国側からの技術提供も重要な要素であろう。一国だけでは解決できないのが環境問題であり、グローバルスケールで考えねばならない問題である。そして、地球人一人ひとりが考え、変えていかねばならない問題である。中国の環境汚染・問題が緩和される日が待たれる。

2007年08月10日

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