あわびのキモチ

隣町に日本で３番目に大きい（らしい）大仏様があります。
大きさもさることながら、そのお顔はとても凛々しくて男前。
先日、お墓参りの帰りに拝みに行きました。

その台座の下は人が入れるようになっていて、
寄付をした方々の名前と一緒に、地獄絵などが飾られています。
火あぶり、血の池、針の山…現世で罪を犯した者は体を切られ
またくっ付けられ、また切られを繰り返すらしい。
昔、嘘ばかりついていた娘はこの絵にビビッて
「もう嘘はつきません」と言いました。
千光寺の閻魔大王様と同じくらい効果があります。

それは置いといて、今回目的はもう１つありました。
大仏様の近くに石仏があり、その１つは私の祖父が彫った物だと
最近知らされたのです。
その祖父は私の母親が７つの時に亡くなっており
これまでなぜか話に聞いた事もありませんでした。

石仏は石自体が古くなっており、頭も欠けたようになっていて
顔も残念ながらわかりません。
でも私の御先祖さまが残した物だと思うととても愛しく
とても大切な物に思えました。

私は生まれて２回引越していますが、過ごした年月は
どの家よりも結婚して住み出した今の家が
１番長くなったということに気が付きました。
いつの間にか…。とても不思議な感じです。

明日で結婚15周年を迎えます。
この我が家で家族仲良く幸せに暮らしていくことが
御先祖さまの供養にもなるんだろうなと思います。
明日から旦那様を名前で呼ぼうかな♪


　　　　
御先祖さまとお酒を飲みたかったっす