太陽仮面の日々

年に一度、うちの流派の中で総本部を含む関西にある支部が一同に集まり稽古する楽しくも恐ろしい場。

太陽仮面、何度も行くのどうしようと悩みましたが…。

行かなきゃなんか後で後悔しそうで結局行っちゃいました。

今年は今まで以上に緊張しましたね～。

こんな場所には決まって会うごとに力を増している某支部長夫人軍団が束でやってきますから。

で、小故障があちこちにあるためケガだけはイヤだ～準備運動だけはしっかりしようと早めに会場に着いたら…。

某支部の強豪、Oさんに早速声をかけられました。

その後着替えて道場に入ったのですが…。

ほとんど少年部のお子様ばっかりで一般部少ないし。

うちの支部の一般部は私の他に3人。
寂しかったね～。

女子全体も某支部の怖さが知れ渡っているせいか参加者10人ほど、しかもほとんど茶帯～青帯、黄帯は組手大好きそうなうちの支部のAさんだけ。

「帰ろうかなぁ」なんて弱気になりましたがここで帰るのもあほらしいから稽古やりましたとも。

そして全体の基本稽古が始まりました。

基本の間の柔軟体操タイムで私は愕然。

女子の皆さん体が柔らかい…というより私の体が硬すぎる。
いやこれでも、立って前屈で床に手のひらがつくようになったんですが、他の皆様はバレリーナちゃうか?と思うくらい体柔らかい。

その様子を見ていて私マジで空手でも何の取り柄もない、もっと何もかも努力がいることを痛感。

その後少年部/色帯/白帯に分かれて稽古をやったのですが…。

他の支部の皆さんやっぱり強いですが組手で某支部の方々(の中でも特に強いOさんとSさん)と当たってボコボコにやられました。

彼女たちが私の前にやってきたとき、私は心の中で泣いてました。
「私をいたぶりに来ないで～」

特にラスト3ラウンドの組手は死にそうになりました。

組手が終わるまで私生きているかなとまで思いました。
(「そんなに弱気だからよけい痛い目に遭うんだよ」とツッコミの声がどこかから聞こえてきます…)

でも、終わったときはなぜか楽しかったですね。

「稽古やり遂げた」達成感がありましたし今年もまた初めて出会う人と知り合えましたし、知り合いの皆様とはもっと親交を深められましたし何よりも「これからもっとがんばって強くなろう」と思えましたし。

ちなみに小柄で中学生男子と間違えられそうな黄帯のAさんは他の女子と離れていたこともあり少年部上がりの男の子とばかり組手をやる羽目になっていました…。

それはそれで彼女の組手相手として十分だった(中学生は日に日に力は強くなるのにまだまだ加減はききませんしねぇ)と思いますが某支部の方々と組ませてその感想を聞きたかったなという気持ちもあります。

とにかく来週ある別の合同稽古にも参加するつもりですし来年もまたこの合同稽古に参加して他の支部の風をいっぱい吸いたいな。

あ、来年は茶帯を締めて、なら最高です…。