テーマ:骨髄バンクのドナー体験(33)
カテゴリ:骨髄バンクドナー
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~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ ★今回はコーディネーターさんの同行はありませんでした。 今回、ある大きな病院で骨髄提供を行い今回も私の大嫌いな「待たされる」体験をしたのですが、これも大きな病院の特長のせいか各診療科間の連携の悪いこと悪いこと…というのを体験しました。 女性ドナーは、妊娠していると骨髄採取ができないというので、産婦人科で妊娠検査もさせられたのですが…。 尿検査を検査部で終えた後に産婦人科でまた「尿を取ってください」と言われ、水飲んで頑張って尿を取ったなんてハプニングもありました。 検査部で妊娠の検査もできるようにしてくれよ…。 さらに自己血採血までに、肺機能の検査があったのですが、その検査の難しいこと…。 筒のような器具を持たされ、「風車を思いっきり吹く感じで息を吐いてくださいね~」と検査担当の人から言われましたが、これが技術がいるんです。 2,3回多分顔は真っ赤になっているだろうというくらいがんばってようやく「OK」をもらい検査は終了しました。 その後、麻酔科の先生による問診と、全身麻酔に対する一通りの概要とリスクの説明。 骨髄採取に関する事故で一番重篤な結果になりやすいのは「麻酔」に関することなので財団も麻酔についての注意には力を入れているらしく、麻酔科で麻酔に関する薄い冊子を渡されその冊子に沿って説明があったのですが、私はやっぱり、「ドナーになる」ということで頭がいっぱいで、先生の話をあまり聞いていなかったような気がします。 ところで私、半分自慢になりますが赤血球の濃さには自信があるんです。 どれくらいかというと、「ヒンケツ?何それ?私貧乳ではあるけど」とついオヤヂギャグが出そうになるくらい。 献血会場では、毎回血液比重の重さにナースさんが感心するほど。 で、自己血採血自体は献血と同じですから、私が何も驚くことはなかったのです。 指定された時間に指定された場所に行き、献血と同じように針を刺されて血液を採ったのです。 献血と唯一異なるのは、献血後点滴で水分や塩分などの補給をされること。 (採血をされたルートと同じところに点滴をされるので私にとっては何の負担もありません) 採血終了後、何の症状もなかったのですがやはり短期間の間に血液を大量に採るということで鉄剤を処方されました。 その後、処方された鉄剤はきちんと指示された通りに服用していましたし、それに加えて頻繁に焼き鳥のおいしい店で「レバー」を注文しては食べていたのですが…。 やはり400mlの採血は体に負担をかけるもので、空手の稽古をしているといつもより息がすぐ上がりますし、稽古が終わってもそれから「ガンガン自主稽古をしようかなぁ~」という気持ちにはさすがになれません。 ちなみに、この時初めて知ったのですが、鉄剤というのは一日で必要な鉄の何倍もの鉄を含んでいるのですね。 よく鉄剤を飲むと黒っぽい○ンコが出るといいますが、私も例外ではありませんでした。 しかも何となく、○ンコがやたら鉄臭かったりして…。 それでも空手はほんの少し控えめ、基本普通の生活をしたまま、2回目の自己血採血に臨むのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月16日 01時27分28秒
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