テーマ:骨髄バンクのドナー体験(33)
カテゴリ:骨髄バンクドナー
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~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ 採取部位からの出血ですが、左側はすっかり止まってしまい、右側ももう血液でなくリンパ液がわずかに出ている状態になりました。 朝、小熊に採取部位の消毒と絆創膏の貼り替えをしてもらって、そろそろ絆創膏生活も終わりを告げるような気がして、嬉しいような寂しいような気がしました。 痛みも、まだ強く押した時は軽い筋肉痛のような痛みがありますがだんだん気にならなくなってきています。 この日、初めて骨髄移植を受けたレシピエントさん側の体験記を読みました。 骨髄移植を受けた人の話は以前もちょっとだけ読んでいたのですが、私が思った以上に、彼らは移植前も移植後も、過酷な治療をするのですね。 移植前は大量の薬品投与や放射線照射、移植後はGVHDや感染症との戦いなのです。 移植前/後の過酷なことで命を落とされる人は少なくありません。 でも、完全に元の生活に戻ることに賭け、高いお金を払って命のリスクさえ顧みず骨髄移植を受ける人がいる。 私はのんきに「入院生活は辛かったよ~~~」とか「採取部位の痛みが…」などと言っていられるけど、レシピエントさんは今、自分の命と戦っているんですよね。 そんなことを考えるといっそう、私の骨髄を移植された人が、苦難を乗り越え、元気になってくれるといいなと思わずにはいられません。 夜8時頃、コーディネーターさんから電話があり、採取部位の痛みや、出血の程度などを訊かれました。 採取部位のかすかな痛みがあって、出血ももう止まっていると言うことを答えたと思います。 あらためて、丈夫な体をくれた私の親に感謝せざるを得ませんでした…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月07日 02時38分08秒
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