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今、NHKで「最後の戦犯」というドラマを観ています。
戦争中、上官の命令に半ば無理矢理従って捕虜を殺した一人の男の物語で、上官に命令されて逃亡中および戦犯を収容する巣鴨プリズンでの生活を描いたものですが…。 まぁドラマ自体は結末がイマイチ物足りなかったし文章力の問題もあってレビューを書く気もしないのであらすじはNHKのサイト見てください。 それにしても、思った以上に戦犯を裁くことの残酷さといったら…。 捕虜をたった一人殺した末端の兵士である、BC級戦犯がどんどん絞首刑になることを始め…。 警察による戦犯の家族に対する過酷な取り調べ、自ら好き好んで人殺しをしたわけでもないのに、あるいは日本人でない(朝鮮の人)のに日本軍に協力したというだけで裁判にかけられる不条理、元上官たち(しかもこいつらは自ら手を汚さずに下の者に捕虜殺しを命じたのに、絞首刑にもならなかった)の罪の擦り付け合いの醜さはよく伝わってきました。 そして、戦争ではごく一部の限られた人間以外はすべてを失うものだ、ということをあらためて実感しましたね。 私ができること、ただ、戦争がこの世からなくなることを、祈るだけです…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月07日 22時42分28秒
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