太陽仮面の日々

今日は初級(白帯)の審査会のため道場は休み、家でのほほんと過ごしている太陽仮面です。

さて、「初級審査会」という言葉を聞いてふと自分が初めて審査を受けた時のことを読んでみると…。

うゎ、恥ずかしい…。
今も変わった訳じゃないけど、私、なんて傲慢な奴やねん。
いちいち偉いお方のいうことに反抗までしていて…。

私のあがり症、稽古を重ねたとか、ちょっとイメージトレーニングしたくらいでよくなるような代物ではありません→今思うと、稽古もイメージトレーニングもやろうとしてなかったやんけ。
肩の力が抜ける訳がない→すぐにできないのは仕方ないにしても、やろうとし続けろよ。

当時の私に、一つ一つカツを入れたいくらいひどさですねぇ。

でも、その時は偉いお方の言われた意味が分からなかったのも、無理はなかったとも思います。

まだ、一つ一つの動作をこなすのに必死で、組手も試合も経験なかったため、「何故そうしなければいけないのか」実感できていなかったし、そもそも始めた動機が動機なため(それまで全然格闘技に興味なかったのが、小熊の試合について行って、「ただ楽しそうやなと思ったから」だけですわ)、空手や「戦うこと」に対する意識も今ほどには高くなかったんですよね。

…ということを考えると、私が今のように「強くなりたい」「上手になりたい」と時には悩むほどになれたのは、やはりA先輩との出会いを始め、「先生方や強い先輩方に親切にしていただいている」とっても恵まれた環境にいてるからだと断言せずにはいられません。

今日審査を受けている皆さんがどんな気持ちでいるかは分かりませんが、今後一人でも多く、楽しく空手にハマれますようにと願わずにはいられません。

それと共にもう私も「後輩から見られる立場」、他人の尊敬ばかりしてないで、楽しみながらもさらに鍛錬を積んで一つでも尊敬されるものを作らなきゃ、と思い、「まずは少しでも股関節を柔らかくできるように」ストレッチしながらこれを書いているのでありました。