太陽仮面の日々

ひとりで見に行った太陽仮面です。



さて、昨夜ちょい飲み過ぎて二日酔い状態の太陽仮面、会場に行く途中気分悪くて吐きそうになりながらも、何とか吐かずに会場にたどり着いたら…。

お世話になっているある方に会いました。

基本的にうちの流派と新極真とは交流はない(大会に出場している他流派でうちと交流ある団体はあります)ので知っている人に会えてほっとし、食欲はないままだったものの吐き気も吹っ飛びました。

それにしても、マスクしている人の多いこと!
主催者側も、入り口にアルコール消毒ジェルを置いて万全の体制ですわ。

インフルエンザ騒ぎがようやく下火になって大会ができただけに、「集団」を作るこのイベントでまた感染騒ぎが再燃したら大変ですからね～。

で、試合ですが…。

来月にロシアで世界大会が開かれる関係で今回出場しない強豪が多いらしく、全体的に若い選手が活躍していましたね。

特に女子の出場選手はほとんど10代！

昨日の試合は見ていないので若手の試合全部が全部そうではないのでしょうが、試合も若さを生かしたスピードあふれる展開が多かったような気がします。

年齢は空手に関係ないぞと私も頑張ってはいますが、スタミナの途切れないのを見ると、やっぱり、若いっていいなぁと思わずにはいられません。

見た試合では、残念ながら私でも使えそうな技は見つかりませんでしたが、勝つために強い選手見ていてあらためて気づいたことはたくさんありましたね。

一つ目が、「体の軸がぶれないこと」。

楽に、なおかつ相手に分かりにくく強い突き蹴りを出せるためには必須ですね。

二つ目が「ステップワークができること」。

足を使って相手の死角にうまく回り込み、相手のディフェンスがお留守のところに攻撃してダメージを与える。

自分より力も体格も優る相手には特に必要になってきますね。

もちろんスタミナや最後まであきらめない強い気持ちが一番必要なのは言うまでもありませんが、選手としてはみんな持っていますから。

とにかく試合を見ていて、私は常日頃の稽古で、体の動き、心の状態を常に意識しているだろうか、いや全然やっていないなぁ、ただでさえ稽古量全然足りないのに…と、稽古に対する姿勢を問われた気になったのでした。

あー、それより何より。

早く小熊が空手に復帰できて、また2人で試合を見たり空手のことを思う存分しゃべったりしたいなぁ。

小熊が空手に関心ないならともかく、本当は好きなだけに、私だけこうやって好き放題空手にのめり込むことに対して罪悪感を感じるのは、いいかげん疲れてきたよー。

なんてことを、家に帰ってやっと食欲が回復し、ぼそぼそと雑炊を食べながら思う太陽仮面でした。