太陽仮面の日々

あるボクシングジムとの合同稽古がありました。

もう、前から私、この稽古を心待ちにしていたんですね。

というのは、昔、ボクシング観戦にハマっていたことがあったから。

WOWOWのエキサイトマッチやジョー小泉のだじゃれをこよなく愛し、今でも機会があったらテレビでボクシングの試合を観ていたんですよね～。

で、うちの流派では他の支部では他流派との合同稽古というのはよく聞く話ですが、まさかボクシングの稽古ができるとは、思ってもみなかったんですよ。

そして、早めに会場に行ったら…。

いやもう、トレーナー始め向こうのジムの皆様が、勢揃いしているではありませんか…。

あわててうちの支部長先生の案内で更衣室に案内されて着替え、会場に戻って稽古の始まるのを待っていたのですね。

ちなみにうちの道場からは、常連の皆様がずらずらと来ておりました。
プラス、総本部からのU先輩も来ておりました。

対してボクシングジムからは5人くらい女性が来ていて、華やかでしたね～。
それをみた時は、正直「どうせフィットネス感覚で来ているんやろ？」と思っていましたが…。

稽古が始まると、今まで以上にボクシングの威力を感じずにはいられませんでしたね。

最初は空手の移動稽古で余裕たっぷりだったのに、いざボクシングの稽古が始まると、構えてリズムをとっただけで、もう息切れが始まりました。

そして、空手よりはるかにテンポの速いパンチを30秒とか1分やっただけで、何だか吐き気がしてきました。

さらにボクシングのスパーリングを見せてもらったら…。

近い距離でみると、ヘッドギアつきでも顔面パンチを見るとその衝撃がよく感じられますね。

顔面パンチ禁止の空手でも、顔面パンチ誤爆されると痛いは痛いですが、彼らは真剣に顔面パンチをしますので…。

で、休憩の後、空手組はボクシングのトレーナーの指導、ボクシング組は空手の先生の指導に分かれて稽古をしたんですよね。

私ら一列に並んで、トレーナーの先生がミットでパンチや防御の指示をし、その通りに動くのですが…。

あまりにも早い展開で、そんなの動けねぇ!

稽古前にウィダーインゼリーだけの私は、途中でついて行くのがやっとでございました。

とにかく、普段自分が下半身を使わず、手先でパンチを打っていたのが丸わかりの一日で恥ずかしい限りでございます。

さて、今回来た仲間のうち、エロオヤジも来ていたのですが、今日も長嶋茂雄顔負け(?)の天真爛漫さで皆様を呆れさせておりました。
(詳細は省略しますが…)

ま、いろいろと下手くそなところを見られてしまって、恥ずかしい限りですがこれから少しでも強くなるよう鍛錬したいと思いますし…。

また、違う格闘技とか、あるいはバレエやダンスやっている人たちともお互いの面白いところを吸収できる機会がどんどんできたらいいな～なんて太陽仮面は妄想をふくらましている太陽仮面なのでした。