太陽仮面の日々

…でも、これから結婚を考える人は、今付き合っている人と一緒にいることが苦しいならばそこに目をつぶってはならん、と下の「発言小町」のトピ見て思う太陽仮面です。

叱ってください。痩せられなくて婚約破棄になるかも
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0320/302765.htm

「あまりガリガリには魅力を感じない(←デブがいい、というわけではない)」といった男ばかり周りにいる太陽仮面にとって、「ガリ専」がいたんやと驚きですが…。

客観的に見ても「それ以上痩せたら死ぬで」という体型のトピ主さんを豚扱いしたり、「老けるな」と言い続けるこの男、ダメ出しする内容は違えど太陽仮面の元カレの一人がこんな奴だったな～と思い出しました。

そいつは私が何をやっても何を言っても否定ばかり、自分の容姿や能力を棚に上げて私にばかり「(寒くて雪が降る時に)スカートはけ」「髪はロングにしろ(癖毛で男顔で、「ショートの方が可愛い」と言われる私に言うのだ)」「大学にも行けない人もいるのだから、『獣医になりたかった』なんて言うな」と要求の嵐。

それに「口だけ出して、金は出さない」というところもおなじだったな～。

でもね、その時の私は若かったので、今みたいに
「人に要求するんやったら、お前もこれとこれとこれを直せやコラ!」
なんて言えもせず、
「そんなことを言われる私がいけないんだ、がんばらなきゃ」
とばかりに頑張ったのですが、その手の人間というのは、次々とこちらの欠点を見つけるのですね。

そら、どんな人間かて、至らないところはあるから欠点のネタにはつきませんがな。

で、ダメ出しされ続けると人間どうなるかというと…。

自信がどんどんなくなっていって、その人が持っている魅力も他人にも感じられなくなり、さらに相手には「つまらない奴」と言われ、またダメ出しされて魅力がなくなる…と悪循環の一方です。

まぁそいつには結局「好きな人ができた」と振られ、その後1年ほど一人で地獄を味わった後に小熊と出会ったわけですが…。

小熊と付き合って結婚して、ま～自由になれたこと。

そら家庭がある限り独身の頃のように24時間好き放題できないものの、太陽仮面の心は独身時代より100倍自由ですね。

で、その自由さに安心しきったことと、空手で筋トレにハマったことで独身時代よりも体重が10kg増え(かろうじて、ジーンズとスーツのパンツ以外の服はまだ着られる)、加齢と共に頭の白髪も増えた太陽仮面ですが、それでも小熊には「お姫様抱っこ」を拒否されるものの愛されている自信はありますしね～。

自由な心を持てたのは、小熊がどこまでも私の不安や弱さを受け止めてくれて、私の魅力を見てくれて、私の頑張りも応援してくれて、私の存在に感謝をしてくれているから。

しかも小熊が持っている能力を惜しみなく私にくれたら、私は小熊のことを「ご主人様」とかしずかずにいられますかいな。

もちろん小熊も人間なので「コノヤロー」と思うところはたくさんありますが、それもひっくるめてかけがえのない存在でございます。

なので、今となっては元カレに、「振ってくれてありがとね～♪」と感謝です。

というわけで先に挙げたトピのトピ主さんには一時期しんどいけど本当の幸せをつかんでもらいたい、と願わずにはいられませんし、必要以上の痩せ願望が人々の間に蔓延しないように、とも願わずにはいられませんし、今結婚前で辛い人には(その人と続けるか切れるかは別として)本当の幸せが何かもう一度考えてもらって本当の幸せをつかんでもらいたいな～と願わずにはいられない太陽仮面なのでした。