テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手
昨夜5時まで飲んでいて、目が覚めたら8時過ぎで大慌てで支度をし、会場まで行った太陽仮面です。
会場に向かうバスや電車の中で寝たくても寝られず、げっそりした中で会場に入ると…。 もう、多くの見学者がいるじゃありませんか-。 まぁまだ審査が見やすい位置に座ることができはしましたが、それでも狭くてお尻痛かったわ。 それで審査の中身ですが、今回はいつもにもまして基本から厳しかったですねぇ。 えらい人の解説が長く、しかも受審者の数が多かったからかも知れませんが、基本だけで2時間。 それだけでこちらもヘロヘロですから、おそらく受審者の皆さんは緊張の上に待ち時間の長さでおそらく私の100倍はしんどかったでしょうね。 特に約束組手の受け返しと組手では、いつも以上に審査する側の厳しい指摘がバシバシですわ。 その中でも今回は「気合い」についての指摘が多かったような。 「気合いで相手をまず牽制する」ことができること、大声にびびってしまう私はよく分かります。 私も組手ではつい気合いが消えてしまうので、これから意識をしつつ稽古しないといけないなと思いました。 あと昇段の10人組手、これがただでさえ怖いのに最高師範の「(黒帯に向かって挑戦者を)倒せ!」の声が始終響き渡っていましたね~。 そう、昇段の組手では、係り手がまさに「挑戦者を倒そうと襲いかかってくる」のです。 それに意地でも食いつき、最後まで戦い抜いた上で取った黒帯だから価値があるんですよね。 その意味では弐段を受けた先輩、気合い十分でしたね。 46歳でボロボロになりながらも20人組手を行い、会場全体が応援の声でいっぱいの中、とうとう完遂したことを私も感動しながら見て、それより若い私がチンタラやっている場合ではないのを痛感しました。 というわけで、今日の審査を見て予想以上普段の自分が稽古(量も意識も)不足だということ、課題が山積みで正直、来年の昇段試験を受けるため、今以上に必死にやらんといかんことを実感。 で、厳しいと分かって私はどうするか。 「あれは一部の人たちのものだから、私にはできない」と逃げ出してもいいし、「私みたいなのでも頑張ればできるんだ」と立ち向かってもいい。 …となると、私の性格では「あきらめる」よりも「大きな大きな達成感を感じる」方が心理的に楽ですので、それこそ黒帯を「もぎとる」ために、これから ・仕事や家庭のこともしっかりこなしつつ、いかに空手に対しても稽古の量と質を向上するか。 ・いかに他人を観察し、いいところをとりいれてゆくか。 ・自分は頑張ったつもりでも頑張り切れていないもの、いかにいい体調を維持しながら限界を破るように頑張ってゆくか。 ・基本稽古、受け返し、気合い、礼儀など、自分が「できている」つもりでできていないことをいかに見つけ、いかに自他共に「できた」状態にしてゆくか。 ・この時期は体調がイマイチだけど、それをできるだけいい状態に保つには何をすべきか。 ・基本、型みたいに対人でない課題をいかに「見てもらいたい」レベルに持って行くか。 ・ボロクソ言われたりしんどい時に、いかに心を折らずに強くいられるようにするか。 ・受け返しをいかにスムーズにできるようにするか。 ・約束組手で先生が指示されることを、いかに素早く理解できるようにするか。 ・10人組手でずらーっと「チャンピオンレベル」が目の前に並んでいたらいかに受け返しをしっかりやりつつ立ち向かうか。 ・いかに自分を高いレベルの意識に持ってゆくか。 ・昇段した後何をしたいか、いかにリアルにイメージしてゆくか。 などなど、これからの1年で何をしたらいいのか洗い出し、地道にコツコツとそれらをいいものにしてゆくのは怖くてしんどいこともあるけど、反面なんだかこれから今以上に楽しい日々が待っているような気もしました。 幸いなことに、私には周りに協力してくれる人々と環境に恵まれていますしね。 それだけに自分をレベルアップし、さらに大きないい感情を手に入れないわけにはいかないじゃないですか。 というわけで1年後の大きな笑顔のため、明日からさらに稽古に励むぞ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月28日 21時14分51秒
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