テーマ:スポーツあれこれ(11400)
カテゴリ:思うことあって…
※以下の文章は、死人にムチ打つ意図はありませんが、そのように解釈される可能性のある表現が含まれています。
どのような表現でもスルーできる方でなければ、読まないでいただきたいと思います。 巨人のキムタクこと木村拓也コーチが今朝亡くなりました。 奇跡を願っていただけにものすごく残念です。 まだ37歳で、しかも今期からコーチになったばかり、おまけに幼いお子さんを残され、本人も無念だったでしょう。 それでもくも膜下出血で意識不明、と言う重症状態から5日も戦って本当によく頑張ったなと思います。 さらに、彼のご家族が暮らされている広島で最後の時を過ごされたのがせめてもの慰めかと思います。 あと、私にとってはいろいろなことを考えさせてくれる「奇跡」をいただいたと思って彼には感謝しています。 そして、30代で逝った彼の行動から教えてもらった教訓を無駄にしてはいけないと思います。 で、今日本でも、「脳卒中での死亡/後遺症」を問題にしています。 現に私の祖父は2年半前に脳梗塞を起こして倒れ、運動中枢をやられてそれまで自転車に乗れていたのが、杖と車椅子生活になってしまいました。(90代の今もその他の機能はしっかりしていますので、それはよかった~と思いますが) 私の祖父は高齢ですが、キムタクさんの例でも分かるよう、若い世代でも決して他人事じゃないんですよね。 というわけで、私自身の戒めも含め、脳卒中で死んだり後遺症で苦しむ人がひとりでも減るよう、予防と早期発見と早期治療について調べたことを書いていきたいと思います。 ・予防 「予防に優る治療はない」といいますが、脳卒中もやはり予防が大事だと思います。 私の祖父もそうでしたが、木村コーチも聞くところによるとヘビースモーカーだったとか。 「50年煙草を吸ってたのに今更肺がまっさらになるわけでもなし」とピースのヘビースモーカーを続けていた祖父は肺癌(←早期発見で助かりました)に加え脳梗塞になりました。 どれだけ劇的な効果があるかは分かりませんが、禁煙をすることは生活習慣病を防ぐには重要だといわれますね。 あと、大量の飲酒が危ない、ということで私自身も酒をセーブせなアカンなと思っています。 さらにバランスのよい食事も大事ですね。 ・早期発見 もちろん予防措置をどれだけとっていても脳卒中の発生リスクは0ではありませんから、特に高齢であるとか、酒煙草を大量に摂取しているとか、野菜嫌いな人は人間ドックで「脳ドック」というのを最低1年に1回は受け、脳の状態を把握していただきたいですね。 とは言っても脳ドックもやっぱり万全ではありませんし、そもそもそんなものを受けるお金がない!という方もいますので、脳ドックを受けていてもうけていなくても、ご自分の体調には常日頃敏感になっていただきたいと思います。 ・早期治療 で、何か「おかしいな」と気づいたとき。 その体から、というか心の声を「気のせいだ」とか「まだ大丈夫」と無視しないで、できるだけ医療機関にかかっていただきたいです。 ACのCMでも宮川大助さんや江守徹さんが言っていますよね~。 「脳卒中の症状か、ただの疲れか」と。 それくらい、脳卒中の前兆でわかりにくい例が多いのですね。 今回木村コーチがかかったくも膜下出血でも、一般に言われる「バットで殴られた頭痛」がはっきり出ない人がいて、特にうちの小熊のように頭痛持ちで「いつもの頭痛」と見逃される可能性がありますので、症状が出たら後でお医者さんに怒られても病院に行ってください。 (医師の皆様方;ただでさえ多忙でしょうが、皆様の診断が一人の人を救いますので、ご協力よろしくお願いします) 何もなくて元々でいいんです。 いつもと違うおかしい症状があったら、すぐにお医者さんに見てもらうことが、もしかしたら自分のみならずあなたを愛する周りの人を巻き込まないで済むかも知れないのです。 そういえば、キムタクさんは前日から「頭が痛い」「疲れた」と周りの人にこぼしていたそうです。 もちろん今更言っても仕方がありませんが、その時に病院に行っていたら、もしかしたら復活できたかも知れないんですよね。 医者嫌いの私もこれからはいつもと違う症状にはできるだけ病院に行くようにしますので、皆さんもよろしくお願いします。 皆さんの愛する配偶者にお子さん、お孫さん、あるいはご両親のために…。 そして同じようなことで、チームメイトで泣くような人が一人でもいなくなりますようにと願う太陽仮面なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月08日 00時11分31秒
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