太陽仮面の日々

ふと、↓のようなトピを見つけてしまいました。

女子マネージャーの不思議
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0428/237036.htm

恥ずかしい話、太陽仮面は大学に入るまでこのトピ主さんの従兄弟さんやいくつかのレスのように、「男子がいてるマネージャーは男目当てやろ」とかな～り偏見いっぱいで見ていたわけですわ。

実際、マネージャーとは名ばかりでただ突っ立っているだけで、「部活に男物色してるんかい」というような子は少なくありませんでしたしね。
ま、その子たちが恋愛していたのかどうかみたいな色恋の話は、当時はとってもその手の話に疎かった私はよう知りませんが。

で、今はというとそれほどの偏見はないんですわ。

もっとも、偏差値の高い男子がいる大学のマネージャーする女子大の子には、偏見と分かっていながら未だに「男目当てやろ、まぁそれでもエエけどしっかりマネージャーの仕事せえ」と冷たい視線を投げてしまいそうになるのですけどね。

そこで太陽仮面、偏見を減らすきっかけとなった、ふとある一人の同級生を思い出しました。

彼女は高校時代、同じクラブ(女子しかいない)に所属しておりました。
最初は選手として私たちと一緒に炎天下で汗を流していたのですが、怪我がきっかけで選手生命を絶たれてしまったのですね。

選手どころか運動も辛くなった彼女、一旦はクラブを退部したのですが、しばらくしてマネージャーとしてクラブに戻ってきてくれ、私たちのためにいろいろなサポート(スコアラー、道具の調達など)をしてくれました。

その後彼女と私は同じ大学に進み、彼女は勧誘を受けラグビー部のマネージャーになり、4年間を地道に選手のサポーターとして裏方をやっていたのです。

実際に彼女がラグビー部でどう選手をサポートしていたのかは見たことはありませんが、高校時代に女子だけのクラブのマネージャーとして真面目に選手のサポートをしたこと、さらに彼女は容姿も性格も地味、勉強もできる真面目な子でしたし、4年間いや社会人になってからも色恋沙汰も聞いたことありませんので、見なくても彼女が男目当てでなくサポートしたくてマネージャーをしたのはよく分かります。
(なお、私の出身大学は男子学生がほとんど故女子だけのクラブはありませんでしたので、「女子部のマネージャー」という選択はありません)

ですので、いつの間にか女子マネージャーに対する偏見が薄れていったのであります。

とはいえ、本来のマネージャーの役割から離れて、この21世紀、平成の今でも部員のユニフォームの洗濯やご飯作りなど、「母親代わり」などさせるクラブがある話を聞くと頭クラクラしています。
男子も「サポートすることもかっこいい仕事だ」とマネージャーになることを大いに選べる日が来たらいいな～と願う太陽仮面です。

ちなみに小熊に上のトピの話をしたら、
「男目当て…ええやん」
という反応でありました。

そーいや、小熊は高校受験の時「○○か△△(どちらも男子校)に行け」というかな～り怖いお父さんに、どーしても男子校がイヤで「□□(共学)行かせてください」と頼んで行かせてもらったんだっけなと、思わず上のような反応に納得の太陽仮面なのでありました。