太陽仮面の日々

今日は仕事でしゃべりすぎて喉が痛いし、なんだか眠気も取れないので正直M特訓に行くのがイヤでした。

でも、仕事から終わって直接家に帰るとも決められず、とりあえずは道場に向かって車を走らせてみたら…。

やっぱり気がついたら、道場におりました(笑)

それにしてもしばらくさぼっている間にM特訓、ずいぶん「面白く」なってますわ～。

最初の「畳ジャンプ」(畳の縦の長さ以上に大きくジャンプ&休まないでジャンプ)だけで足腰が死ぬかと思いました。

次の当て合いは結構楽しくやれて、その後の組手2分×10ラウンド。

この時、私は「吐くまでやるぞ」と一応決めた…つもりだったのです。

しかし、「吐く」ところまで行かないうちに、無意識のうちに力をセーブしている自分がいます。

そのうち足腰に力が入らなくなって、相手の攻撃避けるだけで精一杯でございました。

で、一応フラフラになりながらも10ラウンドこなしたのですが、自分でも「手抜きしとったな」という大変不満足な出来。

「10人組手は、最後のラウンドのようなしんどいのが、最初から続くんですよ～」というM先生の言葉が、いかに上っ面だけでしか理解してなかったのか体で覚えさせられた気分でございます。

その後のミットでも補強でも、どこか限界までとことんやるのを避けている感じ。
心のどこかに「中年だから」「女だから」という甘えがあるのでしょうね。
この甘えを克服できる心があったなら、もう少しくらいは私も強くなれるだろうになぁ。
これからしばらくの間は、「自分の限界の枠を外し、とことんがんばれるにはどうしたらいいのか」を考えながら稽古をすることにしましたわ。

とはいえ、先生の課題に「え～～～」と不満げにいいながらもそれをこなせるようになると、もうM特訓なしでは木曜は終われない気分でございます。
特に先週は仕事を言い訳にしてさぼっただけに、今日稽古して爽快ですわ。

しかも、帰り際にM先生から
「伝統の型が決まったら、分かる範囲で教えますから知らせてくださいね～」
といわれた時には、こんな私でも多くの人が協力してくれるのを感じてとっても嬉しかったですね。
いや～もう、昇段審査受ける気満々になりましたわ。

というわけでだんだんまた空手に対する情熱を取り戻しつつありますので、体のケアには今までの10倍ほど気を遣いながらいけるところまでガンガン組手をやるぞ～、と心だけは若い者に負けない太陽仮面なのでした。