テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手
ある監査が入りそうとか何かのリーダーさせられるとか、仕事でいろいろとこれからありそうな予感のする太陽仮面。
仕事でそういう類のものは嫌いですから(うまくいったところで誉められないし)、今日も整骨院にいる時、そこで悩んでもどうしようもないのにネガティブな妄想に呑み込まれそうになったり、やらなきゃいけないことがうざくてうざくて放り投げたい気持ちが転じて過去に私に危害を加えた連中にどーしよーもない怒りがわいてきたり、マッサージや鍼や整体受けていたはずなのに気分が落ちていたんですね。 で、帰り道も気分が落ちているままドラッグストアに寄ってうろうろしていた時、ふと思いついたことでそれまで落ちた気分がぐぐっと楽になり、これから来ることのいろんなことが(怖いは怖いけど)楽しみとなった考え方。 「人とぶつかり合う仕事って、組手するようなもんや」 いや~、自分でも不思議ですわ。 今でも総本部上級コースはもちろんうちの支部でも組手をするのは怖いですし、出来ないことが多すぎて落ち込んで帰る時もありますんでまさかここまで自分の心身に空手、特に組手が染みついていたとは思いもしませんでした。 でもよ~く考えてみると、十字を切る切らない、押忍を言う言わない、握手をするしないの違いはあれど、組手と人とやる仕事の共通点ってたくさんあるんですね。 始める時には、お互いに「お願いします」。 やっている最中はお互い全力でどつき合ったり、あるいは考えて駆け引きをし合ったり。 終わったら、お互いに「ありがとうございました」。 まぁ仕事場では礼儀をわきまえない奴もいますし、空手のように殴る蹴るしたら仲良くなれるなんて人はまれでしょうが、それも道場でチンピラと出会ったようなものだと思ったらいいわけで。 さらに一人でやるような仕事とか、事前勉強や交渉の準備は、空手で言えば基本稽古に型にテクニック、スタミナ稽古、あるいは本、雑誌とかビデオによる研究みたいなもんと考えると…。 これらは地味、なおかつ吐きそうなくらいしんどいんだけど、一所懸命やっているうちに自信がついてきて、組手に対する恐怖も減るだけでなく「倒されても、次は強い人とやってみたい」と楽しみになってきますし、そのうち私が木曜日のM特訓をブルーになりながらも結局やらずにはいられないようになるみたいに地味なこと自体も楽しめるようになってくる。 …なんてことを思ったら仕事の嫌いなこと、監査受けることや勉強会のリーダーやること、他の本来イヤなことさえやってくるのが「それらをどう捌いたろか」となんだか楽しみになってきましたがな。 しかもお金さえもらえちゃうしねぇ。 …ということで、私の心身を鍛えに鍛えてくれ、空手以外のイヤなこともやる気にさせてくる空手および関係者の方々、そして空手に出会わせてくれた小熊には感謝してもしきれません。 というわけで、一通り語ってすっかりいい気分になりましたので、今から動画使ってまた伝統型の勉強をしますわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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