太陽仮面の日々

自分がいつまでも強くなれない心の原因を探ってきて、今日ついにそれが
「自分が弱いままでいると、誰にも憎まれないし、リーダーシップなど持つことをしなくていいから」
という頭では誤解と分かっている潜在的な依存心にあることに気づき愕然とした太陽仮面です。

さて、昨日家に帰ってから日本酒を飲んだら湯呑み1杯で気分が悪くなるほどの疲れを今日も引きずったまま、稽古を致しました。

基本稽古をしても、背中やふくらはぎの張りが動きを鈍らせます。

移動稽古に入ると、体中の張りがまるで自分に重りのようにのしかかってきます。

頭では相手の動きは分かっているのに、反応できないんですよ、そうなると。
中学生の突き蹴りなんて、捌ききれず当たってしのいでいたくらいですから。

しかも途中から、今年の全日本大会の選手に選ばれたN先輩がやってきましたがな。

で、N先輩と組手をやる羽目になって…。

私が昇段を考えているのを先輩は知っているので、もうボッコボコですわ。

昨日上級コースで私以上に激しく稽古したとは思えんくらい、N先輩のえげつないくらいの軽くて速くて効かすコンビネーション、よけきれなくてとうとうレバーに一発もらい、倒れちゃいましたわ。

もっとも軽い突きだったこともありレバーの痛みなぞすぐに消えましたが、あまりにも自分が下手くそなのを実感したんでもうその時悔しくて悔しくて、中学生や白帯黄帯さんおらんかったら泣いたろかと思うくらいでしたわ。

ま、N先輩のようにえげつないくらいにやってくれる人、有り難いといえば有り難いですね。

私も倒されながらも、自分の甘い気持ちを一切捨て去るぞといういい決意を植え付けてくれましたから。

もちろん、第二部も補強もやっちゃいましたとも。

というわけで、年齢を重ねてたゆみなく強くなる自分へのチャレンジが今始まるのを怖いながらも幸せに感じた太陽仮面なのでした。