太陽仮面の日々

残念ながら1ヶ月ぶりなので、そんな自信はとても持てない太陽仮面です。

総本部の前に来た時、もう逃げ出したくて逃げ出したくて。

でもここで逃げたら絶対に後が苦しいやろうなと思い、思いきって行きましたわよ。

そして稽古が始まりました。

全日本大会の後ということでしょう、軽スパの後中段回し蹴りや接近戦パンチのテクニックミット。

もう、数々の試合を制してきたT先生からのテクニックを直々教わるので、私はぎこちない動きに四苦八苦しながらも心の中はワクワクでした。

しかし、組手に入るともう地獄でしたわ。

今回は先生の指示に従って試合感覚で組手を行うのですが、も～これがおっそろしい組み合わせで。

最初は総本部最強女子、M先輩。
もうても足も出ないところか前蹴りで倒されましたわよ。

その次が茶帯Fさん。
パワーが特別あるわけでもないけど手数が異様に多い。
私も彼女くらい手数が出るように頑張りたいな。

そして最後は一時期空手から離れていたものの最近復活してきたO先輩。
あまりにも強いのでマトモに戦っても勝てないから回ろうとしても、回れないで圧力に負けてボッコボコにされましたわ。
(ちなみにそれでも彼女にしては最大限に優しいのであります)

それで私はおしまいでしたが、茶帯Nさんが負傷していなければおそらくNさんとも組まされてボロ雑巾だったと思います。

まぁ強い相手と組めただけ、自分の無力さが分かって「今後頑張ろう」という気になれたのでラッキーなんですけどね。

で、最後のお題は…。

胴回し回転蹴り。

いや、もう太陽仮面、その練習すると聞いて帰ろうかと思いましたわ。

自分がこれやるって、着地に失敗して首の骨折りそうで。

でも、いざやってみると結構面白いですね。
もちろんうまくいくわけはないのですが、練習重ねたら自分にもできそうな気がしてきました。

もっとも実際の組手では使うことはないと思うので、ふつーに試合で出しているM先輩、やっぱり尊敬せずにはいられません。

というところで稽古は終わって、最後はT先生の厳しいお説教。
詳しくは伏せますが、「もっとチームとして行動しなさい、先輩は先輩らしく、後輩は進んで雑用をやる」という意味のことでした。

もちろん基本は明るくてなおかつクールなT先生ですから口調は穏やかですが、それだからこそ今までの私、大きく反省するところがたくさんありました。

そして「稽古」ということを自分が思う以上に軽く考えていたことが一番恥ずかしかったな～。

というわけで、どこに行っても楽しくしながらももっと意識を高くしてこれから稽古をする、と決心した太陽仮面なのでした。