太陽仮面の日々

相変わらず体がだるくて空手になかなか行けず、お酒も飲むのを忘れて眠ってしまったりと心も鬱々としてきて自分の老いを感じた太陽仮面です。

でも、まだまだ心の中では、このまま老いるのがどうしても嫌だったんでしょうね。

今日のお昼から小熊が会社に行った後家に1人でいても、もう退屈で退屈で仕方なかったんですわ。

幸い午前中降っていた雪もお昼にはやんだので、こんな時は外出でしょ!と、2週間ぶりにスケートに行きました。

本当は今日、ホッケー靴を買ってから滑るつもりでいたのですが、あいにく自分の足のサイズの靴がなかったので取り寄せてもらうことにして、今回はまた貸し靴で滑ることになったのでした。

あ、靴を売ってもらうことに際して不安に感じていた「オバサンにホッケー靴を売ってくれない」というのがなくてよかったですわ。

で、最初は滑ってもまたなかなか進まず、私の横をどんどん人が抜かして行くのに内心惨めな思いで滑っていたのでした。

しかし、整氷が終わってから滑ったら…。

あれ？整氷前イライラしていたのが嘘のように、自分がすいすいと氷の上を滑るではありませんか。

もちろんそれは自分が上手になったわけではなく、「整氷」の効果もあるでしょうし、自分の選んだ靴がたまたま良かったのかも知れません。

それでも、「自分がよく滑る」という体験を一度すると、人間って変わるのですね。

何か欲が出て、クロスをしてみたいとか、急ターンをしてみたいとか、今まで以上に意欲がわいたのでありました。

もちろんそれやると周りに大迷惑なので今回はやりませんでしたが、「努力の成果」というのは突然感じるのだな、やっぱりなかなか努力がうまくいかないように見えても、しばらくはあきらめないで頑張ってよかったなとまた思いましたね。

というわけで、靴が手にはいってからがまた楽しみ、空手に追加して次はスケートに貢ぐ生活を送りそうな太陽仮面なのでした。