テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手
仕事場にいる大嫌いな男のいいところを認める度に、自分をいい人だと密かに誉めている太陽仮面です。
さてようやく会社に行けるようになった小熊ではありますが、まだ本調子ではないようで今朝起きるのは辛いとギリギリまで寝ていたので、「まだ調整運転中やろ、今日は早く仕事を切り上げろ、無理して肺炎になっても知らんで」と思いっきり釘を刺して小熊を駅まで送り、仕事の後は昨日の特訓疲れと小熊が早く帰ってくることに対する待機のため稽古休んで家に帰って小熊を待っております。 しかしせっかく小熊より早く帰ってきたので、稽古ではできないことつまり基本稽古をゆっくり研究したり伝統型をやったりすることにしましたわ。 で、伝統型のDVDを観て体重移動、軸の動き、手足の運び方を注意深く練習してみると、これって素手だけでなく武器を持った相手想定してません?と思えるような動きがたくさんあるんですね。 それを意識しながらごく一部を何度も何度も稽古しているうちに疲れた背中と下半身がぐったりしてきたので実際に稽古するのは中断しましたが、相手がどんな武器を持ってやってくるんやろうとそれを妄想しながらやるのも適度な緊張感が得られて悪くはありませんね。 そういえば何日か前、坂本龍馬暗殺の話から日本刀の話に発展した時に小熊が私にレクチャーした「武器を持っている人との間合いと伝統派の組手との関係」が忘れられませんわ。 「伝統派の組手というのは、武器を持った相手を想定した組手や」。 実戦の実戦(要するに喧嘩)では、相手が何らかの武器を持っていることが多い。 そんな状態でフルコンの間合いでは、短刀どころかバターナイフでも喉ぐさっとやられて終わりだから、ある意味逆に実戦的なのは伝統派くらいの間合いと一瞬の突き蹴りかも知れませんね。 (ちなみに日本刀は刃先でちょっとなでるように触れられただけでも場所によっては致命傷になるほど恐ろしいものとは知りませんでした) とはいえ2週間前の合同稽古で館長が言われた「うちの試合でのルールは顔面殴打は禁止だけど、顔面を殴られることを想定して組手をしよう」でさえやってみると相当怖いのに、武器特に刃物や飛び道具を持った相手と素手(同然)で戦うなんて、想像しただけでも背筋が寒くなりますね。 でも、それくらいの意識で空手に向き合うのは決して無駄なことではないような気がしてきました。 もっとも、私は自分でやるなら生きてる実感を感じられる(笑)今のフルコンがいいですし家庭を持った社会人である以上あまり他の世界にも深入りすると体も家庭もぶっ壊れるので入り込むのはほどほどになるでしょうが、他の武道やスポーツの世界から学ぶことで私の空手ライフがさらに充実できたらいいな、とは思う太陽仮面なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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