テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手
今日で2011年上半期も終わり。
ま~いろいろありましたが、震災関連以外は楽しい日々を送っている太陽仮面です。 しかし寄る年波には勝てず…ではないつもりですが、ここ数週間体調不良に悩まされております。 今日もあったM特訓には結局参加せず、でももう一つの道場の稽古はカラーが違うこともあって行きづらく、あと昇段もしたいし何よりも何もしないのも悔しいから公相君大と基本稽古の自主稽古をささやかに家でやっておりました。 それにしても伝統の型、ホンマに細かいところを見ていくと、もうどこまで自分は型を極めなアカンのか分からなくなってきましたがな。 前屈立ち一つにしても前足の膝の角度とか、後ろ足のつま先の角度とか、どれだけ腰を下ろせばいいのかとか腰の低い姿勢でどうスムースに回ったらええのか、やればやるほど悩みが増えてきますね。 これは基本稽古でもそうなのですが、型の一つ一つの動きをやる度自分自身で 「それ、その膝の角度で通用すると思ってんの?あまりにも軸曲がり過ぎちゃう?動きがロボットみたいやん」 なんて私を責める声が上下左右360度から聞こえてくる感じがしますがな。 その責める声がする度網悔しくて悔しくて、だったら昇段審査で型をやった時偉いさんが苦し紛れに 「それだけ型できるんだったら、基本もそれくらいやれ」 と吐き捨てられるくらいにできるようになりたいと思いますわ。 で、私、昇段してからの空手での夢が今日ふとわいてきた時があったのです。 「運動音痴でも、人よりほんの少しがんばったら勝てる、と言うような空手を教えられる指導者になれたらいいな」と。 考えたら、今の先生方はみんな天才だ。 並々ならぬ努力はしたのでしょうが、多分子供の頃にかけっこがビリ続きだったり、集団競技で迷惑がられたり、跳び箱跳べない逆上がりができないなんて人はいないだろうと。 うちの道場でも支部長とM先生とS先生、3人とも少年時代体育で苦しんだことはなかったのだろうなというほど華麗な動きです。 でも、入門してくる人は決して運動神経抜群とは限らない。 自分で身の振り方を決められる大人はともかく、運動神経が一定以下の子供にとっては周りができる子ばかりじゃしんどいだろうな。 だったら、「運動音痴でも空手は楽しいよ」ということ、運動音痴の私が先駆者となって示したい、と言う欲望が私の中でわいてきたのですね。 人と比べる能力より、自分で感じる能力、これからもそれを大事にしたいです。 とはいえ私も中坊教えるのは下手ですので、適当に皮をむいてくれ、妻はついて行けならばうちの父から何を言われるかは保証しません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月01日 01時47分40秒
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