カテゴリ:思うことあって…
エチゴビールに久保田碧寿と「新潟祭り」の太陽仮面です。
さて日曜のこともまだいろいろとムカムカが残っていることもあり、未だに体調がよくないところに、またバカなことをやらかそうとしてくれる連中の存在を知りました。 9月11日に仙台でジャズフェスティバルがあるのですが、ちょうどその時に2つの団体が反原発のデモをするということ。 そして、当然のことながらここを見たら特に反原発かつジャズ好きの人ほど非難囂々で反対をしております。 で、太陽仮面の原発に対する考えはここで書いたとおりでごくゆる~い脱原発派で(しかも理由は「ウランも有限な資源、しかももんじゅも完成技術とはなり得そうもないから」、だし)、しかもデモって行動一般の効果も感じず邪魔な故あまり快く思ってもいないので普段はこんなこと鼻で笑って終わりなのですが…。 毎年ジャズを愛する人たちが楽しむイベント、しかも今年特に「東日本大震災に対する鎮魂と復興」の意味も込めたこの日に、純粋に音楽を楽しみたい/震災でたたきのめされた心を元気にしたいって人の邪魔をするなんて、本気で反原発を広める気あるの?ただ目立ちたいだけちゃうの?と思いますわ。 で、あまりの反感を受けデモの主催者は「静かにデモする」といっていますが…。 それはそれで耳障りならぬ、目障りなんだよ、と私は言いたいですね。 音楽の場に、その音楽とは関係ない特定の思想のものなど見たくないっての。 (音楽自体にメッセージを密かに込めるのはありとしてもね) ひどい人になると、 「ジャズは黒人労働者の悲痛な思いから発生しました。その思いに私たちはひきつけられるのでしょう。今、仙台の私も含め被曝中です。福島の人たちの悲痛はすごいものです。これはジャズのルーツと同じと思いませんか」 と勝手にジャズと原発を結びつける始末。 いや、放射線被曝を気にかけているなら、人の邪魔をしている時間にも地道に除染活動でもしている方がよっぽどみんな喜ぶぞってまともな人なら思いますけど。 ほんま、デモの目的がどうであれ他のイベントに便乗するような形でやるってところも頭が悪すぎとしかいいようがない。 ましてや「原発反対コンサート」とでも銘打っているイベントで活動するならともかく、音楽のジャンルが政治活動とはほど遠い「ジャズ」の会場で政治的な活動やったらつまみ出されても文句は言えんで。 …と私がどーでもいいアホな活動に対してムカムカするのには過去の理由があるのですわ。 大昔に行った神戸ジャズストリート。 ちょうど、大震災があってから1000日目にあたっていたのでした。 その時にいろんな会場で聴いた「世界は日の出を待っている」という曲。 まだまだ震災のことで精神状態が落ちていた私の心に今でも強く残っています。 でもね、仮にそんな時に政治活動、「セクハラ反対」でも「反核」でも「反戦活動」でも何であれやられたら、あの日が今ほど印象に残っているだろうかといわれれば私はノーとはっきりいいますね。 私は、あの時大好きなジャズで元気になりたかったんだ、政治活動をしたかった訳じゃないから。 というわけで、純粋に音楽楽しみたい人も、震災から立ち直りたい人も、自分の思いを分かってもらいたい人もみんながハッピーになるように、今からでも遅くない、デモやりたきゃせめて別の日に自分たちの力でデモをしろよと思わずにはいられない太陽仮面なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月07日 02時26分03秒
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