あるときTVを見ていた。世直し先生特集をやっていた。
世直し先生とは自身ががんで、残り少ない人生を非行少年や何かの理由でぐれてしまった(人生に悲観?)少年、少女を校正(社会が認める人間?)させていくと、いう内容であった。
その中で、視点が違いますが、引きこもりの少女(何回もリストカットをしているらしく手首は傷だらけ)がだんだん心を開きながら、外に出て行く過程の中で老人ホーム?だと思いますが、ある日、粗相をしたおばちゃんの下の世話をしたとき、そのおばちゃんは何回もありがとう、ありがとうを意思表示していた。その時、何かの拍子で手の袖がめくれ、手首の傷を見られた。おばちゃんは号泣しその手首に何度も何度もほほづりをしていた。と番組の一部ではいっていた。そのときのおばちゃんはすまないという気持ちと、何でこんなになるまでこの子供は深い経験をと思ったかもしれないが、おばちゃんにすれば年とともに体は老化し動きは鈍くなるわけで、こんな自分を家族以外に体の世話をしてもらって、ほんとに申し訳ないと思っているであろうと推察するが、実はここに、ひとはなぜ生きているのだろう?ということで、結局、みんなのためで誰でも誰かの為に存在意義があり、誰かのための役目をにない、そのために寿命というものがあるのではないかと、なぜか、最近、つくづく、そう思うようになってきた。
以上
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る