如意宝珠を求めて、、、
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俳句20
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カニの子はハチ臼集めて敵討ちとなりの赤い実なぜやれなんだ
2009年09月28日
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地に立てばただ黒いだけの影となり水辺に立てば白さを映し
2009年09月27日
ぐしゃぐしゃのギンナンに息を深く吸い芯まで臭くなってしまえオレ
2009年09月26日
悲しみの思い出紅く彼岸花触れんとする子の手を祖母は叩き
2009年09月20日
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兵(つはもの)が逆光に立つ崖の上釈迦堂は何処切り通し往く
2009年09月12日
ダボハゼのように生きてるおいらにも「ふぁいと」を聴けば風が吹きぬけ
2009年09月05日
足下に河童の手のぬっと出て我を引きずり込みそな月の夜
2008年11月17日
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ひびわれた首輪つけたる野良犬を母親に手を引かれし子振り向く
2005年01月15日
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けんめいに娘の帯直さんと立ちひざの母下に見てメール
2005年01月10日
日かたむき渋滞よりのお年玉西の空をピンクに染める
2005年01月03日
からだより大きなふくろかかえし子の腰にひも付け祖母ヤスモウカ
2004年12月27日
襟をたて家路を急ぐハイヒール風の枯れ葉がカサッとおどかす
2004年11月26日
ほんとうに欲しかったものはこれなのか手の中にてひかり何処へ
2004年11月24日
まわりみな行楽に向かう親子連れ中島みゆきの「ファイト」身に染む
2004年11月23日
振り向けば人影もなし第三クォーターおいおい俺って大丈夫なのかよ
2004年11月22日
ねえもっとどうしたの今日はねえもっと明日は同じ日明日は別の日
2004年11月21日
暗黒の天を引き裂き出でよ龍雷鳴とともに我を呑み込め
2004年11月20日
やすやすとおまえの夢などかなわせよかすっと消え往く天駆ける星
2004年11月19日