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カテゴリ:雑感
今週に入ってから、2本のギターをリペアしました。
リペアといっても内容は調整と清掃です。 私が普段使用しているギターたちではありません。 左奥 1980年代の Cat's Eyes アコースティックギター 以前、飲み友達の先輩(70代)が、 「そろそろ終活始めなきゃ」 「昔のギター、どうしようかな」と呟いたので、 二人の馴染みの店に預かってもらい、メンテナンスは私が引き受けていました。 時折クリーニングや弦の交換はしていたのですが、 今、お店が休業中なので、 自宅に引き取って本格的な調整にチャレンジしました。 弦高が高くて弾きにくいし、音の響きも今ひとつだったんですよね。 調整の結果、かなり弾きやすく、音も劇的に変わりました。 やってよかった。 (右腕の筋肉痛と、真っ白な粉まみれ、爪が一部削れましたが……) 決してグレードの高いモデルではない(トップも合板)のですが、 年代の割にとても綺麗なギターなので、大事にしたいと思っていました。 そして、年相応に木が乾燥して良い響きになっています。 このあたりが楽器の面白いところです。 右手前 2000年代 Headway エレガット これ、 今日、欲しい物があって立ち寄ったリサイクルショップの ジャンク品置き場に、みすぼらしい姿で佇んでいました。 高級機じゃないけど、絶対磨けば光るはず! と、衝動買いです。 (不動産と似通ったところがありますね。 確認すべきポイントについては、いずれまた) 自宅に家に持ち帰ったら、 まずチューニングして(使用時の状態にして)状況把握。 弦高、ねじれ、膨らみ、傷の確認。 何の汚れか推測して清掃方法の決定。 弦の解放。 徹底清掃。 新しい弦の張り替え。 (今回は調整なし) 何とかなりそうだ。 そして懸案の電気系統チェック。 (接触状況が悪いのもジャンク品である大きな理由でした) 地味な確認作業の後、秘密兵器(?)の投入。 無事、アンプからも音が出ました。 生音しか使えないかもしれない、と覚悟していたので、 これは嬉しい。 こんな感じで、先ほどリペアを終えたところです。 蘇った♪ ちなみに私、そこそこの(高い)ギターも所有しています(笑)。 あのまま処分されるかもしれないと思うと、忍びなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.08 20:32:59
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