リアル大家さん　─等身大の不動産投資─

現在3室が空いています。
新築から所有しているRC物件は全て埋まっており、
中古で購入した木造物件2棟に空きがあることになります。

「サークル（仮称）」の空室は、
私が購入する前から入居していた唯一の部屋でした（テナントは除く）。
それ以外の部屋は、ひととおり自分の目でチェックし、
必要な箇所には手を入れたことになります。
そもそも購入時に3部屋空いてたからなぁ。

最近になって、
浴室換気扇の調子がおかしいとか（交換しました）、
光回線を入れてもいいかとか（許可しました）、
いろいろ要求があり、
まだまだ住むつもりなのかなと思っていたら、
７月末に退去となりました。

退去立ち会い後、管理担当さんから電話があって、
部屋がかなり汚れている、
長く住んでいたので、壁紙や天井の張り替えについては入居者さんに請求できないと思う、
原状回復には結構な費用がかかりそう、
と何やら歯切れの悪い感じでした。

ある程度は覚悟してますから、
ということで、実際に現地確認したところ……







期待（覚悟）以上でした。（爆）

堅いお仕事に就いている、
中年の女性だったのですがねぇ……。

で、まず思ったのが、
「え？　天井、なんでこの状態なの？」ということ。

これ、
雨漏りがあって、
業者さんに対応を頼んで、
「ちょっと様子を見てみましょう……」のまま、
という感じですよね。

そこで管理担当さんに、雨漏り対応の履歴を確認してもらったところ、
（ちなみに購入前も同じ会社が管理しています）
私が購入する直前に入居者さんから連絡があって、
一次対応しているようです。

あれあれ、そんな話聞いてたかなぁ。
残念ながら最近は「絶対」聞いてないとは言い切れない自分がいるのですが（苦笑）、
いずれにせよ、色々な問題を含んでいます。

ただ、今そこに焦点を当てても話が進まないので、
修繕は終わっているのかどうかだけ、再度確認してもらったところ、
修繕はしていないようだとのことでした。
（ちょっと目眩が）

おそらく、連絡が取れないでいるうちに、
そのままになってしまったのだと思います。
それにしても５年間この状態で生活していた、って、
ありえますか？
……いや、長く大家業をしていると、ごくまれに出会うんです（笑）。

んー、
長くなったのではしょります。
現在、原状回復工事発注済み。
大家が自分でできることはやりました。
キッチン水栓の清掃とか、照明の交換とか、網戸の張り替えとか。

まずは清掃をしっかりしないと工事できないそうです。
いつ完成するかな。