鼠頚ヘルニアの手術をしたよぉ~
4年半ほど前に、右鼠頚部にピンポン球のような膨らみが出来て、鼠頚ヘルニアの手術をした。それが、また、鼠頚ヘルニア手術をした。今度は、左鼠頚部に、ソーセージのような5センチくらいの長さの膨らみが出来た。その上、さらにピンポン球のような膨らみも、その隣に時折出来るようになった。この膨らみは、手で押さえ込むと、ぽこんと元に収まるので、ついつい手術が先延ばしになる。完全に治すには、手術しかないし、放っておくと、"かんとん"といって、元に収まらなくなって、最後には小腸が壊死して、命にかかわることもあるそうだ。なるべくなら、早めに手術することである。と、いうことで、10月14日入院。10月15日手術。※ ※ ※手術に必要な血液等の検査は、外来での診察時にすでに終えてる。前日に入院、午後9時以降は、絶食。翌日は、病室で、へそのゴミを取ってもらい、耳は自分で掃除。勿論、朝食は抜き。トイレを済ませて、浣腸で、さらに完全に大腸を空にする。11時50分に裸体に手術着を着用して、点滴のまま歩いて手術室に向かう。手術室の前で、ベッドに横たわり、手術室に入る。いよいよ、麻酔注射である。手術の麻酔は前回と同じで、下半身麻酔。背中をを海老のように曲げて注射針を待つ。脊椎の注射はこれで、3回目。最初は、二十数歳のころ、脚立から落ちて脳震盪を起して入院した時に、脊髄液を採取したとき。今でも忘れられないほどの痛さであった。前回の手術の脊椎麻酔注射のときにも、その痛さを思い出したほどであった。今回も、注射の痛さには、相当の覚悟で望んだ。前回の麻酔注射のときは、注射針が神経に触れて、足がピクッとした事を思い出した。身体をエビのように曲げて、骨の間を広げてスタンバイする。さあ、くるぞ!「注射が入ります」の声に合わせて、我慢の心構えに入る。「終わりました」えっ!もう、終わったの?そうです。腕の注射と変わらないほどの痛さであった。内心、本当に麻酔は効くのかなぁ、半信半疑であった。「そろそろ、麻酔が効き始めましたよ」「ここは、感じますか?」と、氷を肌に触れて、麻酔の効き具合が探られている。だんだん、感じなくなり、腰から下は、全く何も感じなくなっている。上半身は、乳頭付近でわずかに氷が触れるのを感じる程度になった。「恥毛を剃らせてもらいます。」ジョリジョリと音は聞こえるが、なんの感覚もない。「手術を始めます」電気メスで切開が始まったらしい。雰囲気で感じる。「今からメッシュを入れます」「メッシュで塞ぎ終わりました。今から腹部を縫い合わせます」と、経過が伝えられる。そんなことより、毛布で上半身をくるまっても、寒さでブルブル震えて、北極か南極に裸でいるようだった。「病室に帰ったら、電気毛布をお願いします」と、思わず、呼びかけた。手術室に入って、出てくるまで、一時間。手術そのものは、20分ほどで終わったようだ。※ ※ ※病室に帰って、"吸飲み"でお茶を一口飲ませてもらって、足元は電気毛布で温めてもらった。時折、麻酔の効いていない両手で身体に触れて、少しずつ麻酔の切れていくのを確かめる。両足の膝が曲がる楊になった。下肢が上がるようになった。足首が曲げられるようになった。 ・ ・ ・そして、最後には、両足の指が動くのを確認する。四時過ぎだった。「手摺につかまりながらトイレに行きましょう」と言われて、ベッドから起きて立ち上がろうとすると、腰が抜けたときのようになって、腰元がふらふらして歩けない。車椅子で、廊下に出て、そこから手摺を伝ってトイレに行った。※ ※ ※ベッドに戻って、"吸飲み"でお茶を飲みながら、一時間ほど安静にして、また、トイレに立つと、今度は、腰元もしっかりと立ち上がれた。麻酔が完全に切れたようだった。あとは、脳に麻酔の影響が及んでいない事を日々の経過で確かめる事だけである。朝食と昼食を抜いているので、ベッドに腰掛けてのおかゆの夕食が旨かった。トイレはもう自力で行ける。※ ※ ※翌朝は大便は出なかった。リハビリとして、病院の階段をそぉ~ろりと上がり降りした。特に、上る時は、左下腹部のメスの傷跡ををかばうように上がった。※ ※ ※翌々朝は気持のよい大便が排出された。夢にまでみ見た"黄金色のうんこ"であった!小腸は今まで以上に、活発に動いているようだ。そして、傷口をかばいながらのリハビリ・ウオーキングを続けていると、術後三日目くらいから、階段を上がるのが楽になり、傷口の感触がだんだんよくなってくるのが分かる。こうやって術後七日目に抜糸、退院した。※ ※ ※鼠頚ヘルニア手術から8日後の手術の痕跡抜糸して、テープが貼ってある。縦に5針縫ってあったことが分かる。恥毛も生え始めている。※ ※ ※重いものを持たず、下腹部に力を入れず、特に、くしゃみや大便時にいきみに気をつけながら、手術の傷口が開かないように、充分注意しながらの生活をしばらく続ける事である。門かつぎにぶら下った鉢の一つも綺麗な花をつけている枯れていたアボガドも横から、芽を噴き出している。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。♪そろそろ湯豆腐が旨い。 ミョウガ・しそ・しょうが・ニンニク・ワケギ・ノビルと薬味は豊富だ。 冷ややっこには冷酒が良く合う。冷酒は霊酒に通ず、とししゃれこむもよし。 豆腐は割り箸を使って『箸割り』がよい。割れ目がザラザラでかけた醤油が適度について、風味もよくなる。 間違っても鉄の包丁では切り分けないように…豆腐の風味が鉄の匂いで台無しになる。森永の絹ごし豆腐冷暗所で長期保存が可能(約半年)使う分だけ冷蔵庫で冷やせる(1ケースは24個入り)♪健康には、日高昆布を短冊に切っておやつにするといいよ~!禁煙にもダイエットにも抜群!海藻類