おやっ!軽トラックで野菜売りが来た!
今は丁度春の野菜の端境期はざかいきである。冬の野菜は、「とう立ち抽苔」が始まった。「とう立ち」とは、気温の低い冬のあいだ冬眠していた芽が伸びて茎をつくり、その先端に蕾をつけて花を咲かせて、種子になる一連の過程の事である。蕾が出来てから、花が少し咲いた頃に茎の柔らかいところから蕾までを摘み取って、湯がいて、おひたしや和え物にして食べる。勿論、他にも食べ方はいろいろある。これが「菜の花」である。「菜の花」は、春の野菜の少ない時期、いわゆる野菜の「端境期はざかいき」の野菜のことだとも言える。田圃の畦あぜや河原などにたくさん自生もしている。これを摘み取ったりもしていた。これも、昔からの野菜・食しかたの知恵である。が、河川の汚染やペットの散歩などが増えてからは、摘み取る人はいなくなった。それでも、群生して咲いているのを目で楽しむことが出来ることは、嬉しい事である。※ ※ ※我が家の菜園でも、毎年、「端境期」が訪れる。今年は、最後の白菜は「白菜漬け」にして、さらに、それを「キムチ漬け」に再加工して我が家での賞味期限を引き伸ばしてすべて食べきった。大根は気温が低い間に「蛸干し」にして、冷凍庫で保管している。みそ汁の具にしたり、「切り干し」大根同様の調理でいつでも、食せるようになっている。「水菜」もそろそろ、遅れて「とう立ち」を始めそうだ。今年は、まだ、分葱わけぎが沢山残っている。雑草と共に育った菜園の分葱雑草の中の分葱は、雑草と一緒になって土の中から水分を吸い上げ、雑草の陰になって、まだまだ柔らかい。しかし、雑草も肥料を吸収するので、雑草に負けると・・・自家菜園の野菜は、このようなものでも手間をかけて「しょうやく」して、食べる。自分で育てた野菜は、美味しくて可愛いものだ。「しょうやく」とは、土を落としたり、枯れたりして食べられない葉を剥したり、小株に分けたり、そして洗って、台所に持ち込んで、すぐに調理出来るようにすることである。これが、結構重労働である。先ず、手間のかかる仕事である。そして、いろいろなきびしい姿勢を強いられるのである。それでも、安全な野菜を食せることを考えれば、割に合う仕事ではなかろうか、と、思える昨今である。※ ※ ※菜園で作業をしている時、見慣れない軽トラックから「やぁ~さいぃ~、おやさい~」と、生まれて初めて聞く『野菜売り?』の拡声器の声が聞こえてきた。放射線汚染による野菜の「出荷制限」をテレビで見たのを思い出した。もっとも、野菜を自家栽培している家ばかりだから、売れる筈はないと思うが・・・それを知らない地域から、売りに来た、と言うことである。※ ※ ※野菜を沸騰水で茹でるということは、残留の農薬の除去や残留放射線の除染の効果も若干ではあろうが、期待できるような気がする。従って、野菜の生食やレンジでチンを避けて、水で洗ってから茹でて食べるという日本古来の習慣に従うことが野菜の摂取量も増えて、失われる栄養価より、得られる健康効果のほうがより大きいように思える。※ ※ ※放射性同位元素の安全な許容限度の基準については、難しい問題である。一時的に放射される時の安全な線量とか生涯を通じての安全な線量…など。また、バックグランド(自然界から受ける放射線量)、レントゲン等医療で受ける放射線量、被爆者の年齢、放射性同位元素の有効半減期(身体中に留まる期間)、体内で放射性同位元素が崩壊するときの生成物の種類、放射性同位元素の種類別に異なる敏感な臓器や危険な臓器(人体内での分布)、蓄積された臓器によって異なる排泄期間・・・などなど。世界で唯一の原爆被爆国民の備えとして、手元にある、1965年に東京・杉並の古本屋で買った「放射線の恐ろしさ」(J・シェパード、R.E.ラップ共著、中村誠太郎、三次和夫共訳、岩波書店発行・定価380円)を改めて読み直してみる事にした。注:R.E.ラップ氏は1957年に「福竜丸」事件調査のために日本を訪れ、著書「福竜丸」によって、その実状を全世界に訴えたことで知られている。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。【森永絹ごし豆腐】常温・未開封で6ヶ月以上長期保存できます!高齢者や幼児の非常食にも最適!作りたてのおいしさ森永絹ごし豆腐(290gx12個)1パックあたり110円土曜日...価格:1,320円(税込、送料別)★下のフォトはたいぞ~さんの2010年12月の購入品で、上部を広げて開封を始めたもので、未開封・常温で約9ヶ月保存可能ですね。★番号順に上部左右の(1)を2ヶ所、中央の(2)を1ヶ所、底部左右の(3)を2ヶ所をカットすれば、簡単に中からするりと出てきます。★壊れないように水を張ったボウルの中へ浮べるようにして取り出してください。豆腐パワーは優れもの 食が進まない時は 粥より豆腐を【森永絹ごし豆腐】は★常温・未開封で半年以上も長期保存できるので、非常食を兼ねた常備品に最適です。★鋏で番号順に上部3ヶ所、底部2ヶ所カットで簡単に開封できてすぐに食べられます!★不意の来客にも困りません!★豆腐の消化吸収率は94%!★高齢者や幼児にもやさしい食べ物です!★食が進まないときには、お粥より豆腐がお勧めです。★風邪にも粥より胃に優しい豆腐が好適です!■大豆は良質のタンパク質!★牛や豚の体温は人より高くて、牛が38.8℃、豚がは38℃… これでは体内で固まって皮下脂肪や動脈硬化への近道…ですね。 これに対して、大豆に含まれている脂肪は人の体の中に入っても固まらないし、その上コレステロールも殆どありません。■豆腐は割り箸を使った『箸割り』がよいですよ。 割れ目がザラザラでかけた醤油が適度について、風味もよくなります。 間違っても鉄の包丁では切り分けないように… 豆腐の風味が鉄の匂いで台無しになりますよ。