2012年04月の記事一覧 | "菜翁が旨"さんのほほ～ぇむ健康ペ～ジ

オクラ・モロヘイヤー・ゴーヤー・いんげん豆・かぼちゃ・まくわうり

オクラ・モロヘイヤー・ゴーヤー・いんげん豆・かぼちゃ・まくわうり。数日前に種を播いていたものが、やっと発芽した。これらは、毎年、食用の収穫後に更に、翌年の種を収穫して保存している。その種を毎年、播いている。購入した種は、最近では、殆どが一年限りのものが多い。トウモロコシの種は、昨年購入したものを播いてみたが、案の定、発芽しなかった。購入した種の袋に記載されている生産地名は、殆どがアメリカ、カナダ、イタリアなどの外国名が記載されている。理由は記載されていないが、殆どが防虫・殺菌などのためであるようだ。食品に対する放射線照射の場合には、食品衛生法で照射された事実を、食品名の近くに言葉で表示しなければならない、とされているが、種子の場合には表示義務がないようである。それはさておき、今年は、晴天の日の日中の気温は夏日かと思うような日がおおかったせいか、割合と素直に発芽してくれた。例年なら、ビニールでトンネルなどで覆ってやらないと、寒さでいんげんやゴーヤーなどは種子が腐ることがあった。また、オクラやモロヘイヤーなども腐ったのかと心配するほど、発芽が遅かった。今年は、順調に発芽してくれたことは嬉しいが、夏の熱さが厳しのではなかろうかと、心配でもある。今年も、緑のカーテンに期待を込めて、プランタンにゴーヤーを移植した。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

さんしょ・みざんしょ・イヌざんしょ・雌雄異株・強忌地性

ご近所から、ご丁寧にも湯がいたタケノコを頂いた。先ずは、木の芽和えに、と、我が家の山椒を摘んだ。♪庭の山椒さんしゅの木　鳴る鈴かけて♪ヨーオー　ホイ♪鈴の鳴るときゃ　出ておじゃれヨと、「稗搗ひえつき節」（宮崎県民謡）を、口ずさみながら･･･山椒は、歌を歌いながら摘むと、木が枯れる、と昔から言われている。しかし、たいぞ～さんの歌は、オンチの歌なので、山椒も、まさか歌とは思わなかろう、と、構わず、摘みながら唄っている。わが家には、大きな山椒の木が５，６本ある。それが不思議なことに、皆、実山椒みざんしょの木である。｢実山椒｣とは、山椒の実がつく木のことである。山椒は｢雌雄異株｣であるので、実がつく雌株の近くには、雄株が育っている必要がある。幸いに、隣家の庭には雄株が大きく育っているので、わが家の｢実山椒｣の木は全部、実がつくことが出来る。ちなみに、さんしょ（山椒・蜀椒）は１．ミカン科の落葉潅木　　わが国各地をはじめ、中国・朝鮮に自生している。　　高さは約３ｍで、枝に棘が多い。　　実は羽状復葉。　　春、黄色の小花をつける。　　雌雄異株。　　乾果は裂けて黒い種子を散らす。　　葉と果実とは香気と辛味が多く、若葉は｢きのめ｣と称して香味料に、　　果実は香味料及び健胃剤・回虫駆除剤に、材はすりこぎにする。２．山椒の木の性質　　（１）影樹で半日陰を好む。　　　　　日当たりの良い所では水分が常に補給され、適当な湿度の保てる所でなければならない。　　（２）忌地性が強いので、露地への植え替えは注意。植え替え後、弱ってくるようなら忌地であるから再度植え替えをしなければならない。　　（３）苗の植えつけは、春と秋がよい。　　　　　雌雄揃えると実が結実する。　　　　　現在のところ、雌雄の見分け方はない。３．イヌざんしょ（犬山椒）　　ミカン科の落葉潅木。　　原野、川端に自生。　　高さ約２ｍ。　　山椒に似ているが、葉はやや長く、香が異なる。　　夏、淡緑色の花をつける。　　サク果は煎じて咳どめ薬、乳房のはれものの湿布用。　　また、葉の粉末は打撲傷に外用。４．山椒とイヌ山椒の見分け方　　棘のでかたで見分ける。　　山椒は枝に規則的に対となった棘がある。　　棘が不規則なものはイヌ山椒で、食用に対しては、有毒である。♪泣いて待つより　野に出て見やれ♪ヨーオー　ホイ♪野には野菊の　花盛りヨよろしければ『ポチーッ』とお願いします。

にわのさくらがちりりぬるををわか

にわのさくらがちりぬるをわかわが家の庭のしだれざくらの小枝が春風に吹かれて柳にように揺れている。小枝のピンクの花びらが風に乗ってひらひらと舞い散っている。まるでピンクの蝶が舞っているようだ。このピンクの花びらの散り落ちてゆく先には、長壽と魔よけの霊草｢よもぎ｣が若芽を噴出している。｢ほとぎす来鳴く五月さつきの菖蒲あやめ草蓬よもぎかづらき酒宴さかみづき｣と、万葉集大伴家持の長歌の一節にも、宮人がしょうぶとよもぎで編んだ冠をかぶって酒盛りをした情景が歌われている。不老長寿の仙人が住むといわれる｢蓬莱山｣があるといわれた仙境には、今ではだれも見向きもしないよもぎだが、古代人にはこの繁殖力が盛んで独特の香りがする｢よもぎ｣が長寿と魔よけの霊草として尊ばれていた。田舎でも、よもぎと摘む人々の姿を見かけることが少なくなってしまった。かくいうたいぞ～さんも、かってはよもぎつみに精出したものである。昨今では、西洋のものと見られる雑草がはびこって、蓬莱の国古来の草々が絶滅してしまいそうな様相を呈している。春先の野菜たちは、雑草と共に地中の水分を分け合って育ってこそ、柔らかくて美味しい野菜に育つものだ。せめて、｢蓬莱国人ほうらいのくにびと｣として日本古来の雑草を尊ぶ心だけでもせめて片隅にとどめて、自然破壊に鈍感にならないようにしたいものだ。(1)　よもぎは、民間薬として、切り傷、打撲（打ち身）、子宮出血、痔出血、脱肛、かぜ（感冒）、血便、食あたり（食傷）、のどの痛み、せき（咳嗽）、はれもの、腹痛、下痢、ぜんそくなどに効く、とされている。(2)よもぎの葉を精製してもぐさとして灸治に利用されていることはよくう知られている。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

にわにはさんさいがまっさかり！

にわにはにわにわとりがいる。うらにわにもにわにわとりがいる。にわにわふきがまっさかり！にわにはみつばもまっさかり！にわにはきのめもふきだしはじめた！そろそろなつやさいのうえどきだ！我が家の半日陰のにわには、ふきのとうの花が咲き終わって今は、ふきが伸び始めてきた。丁度、山ぶき並みの大きさだ。香りは、山ぶきほどではないが、いまなら、山ぶき同様軸の皮を剥がずにそのままで佃煮風に煮て食べられる。今日は、二回目のふき採りをした。あたりには、三つ葉がかなり大きく育っていたので、合わせて、三つ葉も採取した。この時期の三つ葉は軸もまだ柔らかいので、沢山採取して、茹でていろいろ和え物に出来る。味噌汁の具には、明日の朝のみそ汁を作るときに採取して入れたほうが、しっかりと香りまで味わえる。そろそろ木の芽も噴き始めている。たけのこも芽がでるのが待ち遠しい。そして、夏野菜の植え付け準備も忙しくなる。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

サクラ、そして盛者必衰

『吉野山こずゑの花を見し日より心は身にもそはずなりにき』桜前線たけなはのこのごろになると、吉野の桜を見てからは心が体からから離れて飛んで元にもどらなくなってしまった、という、西行法師のこの歌が想いおこされる。いまの日本の桜の八割方はソメイヨシノが占めているそうだが、その歴史は比較的新しく、江戸末期から明治初期にかけて染井（今の東京・駒込の染井霊園のあたり）に住む植木職人が交配して作ったものだといわれている。それ以前は、桜といえばヤマザクラが代表的な存在であった。西行法師があこがれたのも、むろん、ヤマザクラであった。薄茶の新芽の間にちらちらと咲くヤマザクラには、妖艶なソメイヨシノとはまた違ったかれんさがある。吉野の桜のように一目千本とはいかないまでも、子供の頃か見慣れ親しんだ近郊の山の中にあちらこちらに咲くヤマザクラも、また、心を奪わるものがある。このヤマザクラの咲く頃を鋏んだころから、やまぶきやわらび・ぜんまいなどの春の山菜、そして、うど・タラの芽・たけのこなどの初夏の山菜の季節である。花よりだんごというより、花もだんごも…美しくて美味しい季節の到来である。平清盛と同年に生まれた西行法師は、源平合戦のさなかに生き、まさにその目で盛者必衰の無常をみてきた。晩年、時の権力者、源頼朝の招きで一夜語り明かすが、かっての北面の武士、祖先に鎮守府将軍、俵藤太秀郷を持つ名門の西行に対して、頼朝は兵法の道について教えを乞うたが、西行は答えて曰く｢心底に残留せず、皆忘却して了おわんぬ｣。全てを忘れてしまったというのである。桜とともに散りそめた、とでもいうところだろうか・・・俗に言う｢権力者と社会的強者｣たる人々にだけは、｢心底に残留せず、皆忘却して了おわんぬ｣とは言って欲しくないものである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

東京・日本橋・白木屋のそばの裸婦像

かって、東京　日本橋　に安田信託銀行の本店があった。その近くには、かの白木屋があった。その、白木屋の角の交差点には、裸婦像が建っていた。安田信託銀行の本店には事務センターがあって、そこにはＯＫＩＴＡＣ　５０９０が稼動していた。沖電気工業の八王子事業所で製作・組み立てそして検査を終えたＯＫＩＴＡＣ　５０９０ーＤであった。ＯＫＩＴＡＣ　５０９０には、Ａ、Ｂ，Ｃ，Ｄのシリーズがあった。Ａシリーズは本体とＯＫＩＴＹＰＥＲだけの一番単純なシステム構成であった。ＯＫＩＴＹＰＥＲには、タイピング装置としてだけでなく、コンピュータの入力・出力が出来るタイピング・キーと印字用バーのほかに、ホレリスカードに代わって使われ始めた、紙テープパンチ（穿孔）と紙テープリーダー（読み取り）装置が付属していた。この頃の、ＩＢＭのコンピュータ用タイプライターは先進的なゴルフ・ボール式の印字装置であった。これが、コンピュータの入出力装置であった。ＯＫＩＴＹＰＥＲでパタパタ印字出力・・・なんとも、のんびりした話である。しかし、予算の厳しい当時の大学の研究室での高級電卓代わりの計算装置としては、充分な働きをしていたものである。Ｂシリーズというのは、Ａシリーズに沖電気独自の活字ベルト式ラインプリンタが付いたものであり、沢山の計算結果を必要とする大学や企業の研究室では、なかなか重宝されていた。当時は、カメラのレンズなどの設計用計算装置として殆どのカメラメーカーで稼動していた。ＩＢＭを始めとして沖電気以外の外国を含めたコンピュータ・メーカーのラインプリンタは活字ドラム式であった。Ｃシリーズは、Ｂシリーズに磁気テープ装置が付属したもので、これは１台から複数台付加することが出来た。旺文社の蛍雪時代読者などの進路指導用として日本電子頭脳センターに導入されていたＣシリーズは沖電気製の磁気テープ一台のシステムであった。このシステムで、たいぞ～さんが作ったプログラムで英検の採点が行われたのである。当時、プログラマーの間では漸くアッセンブラー言語が使われ始めていた頃で、それに伴って、ソート・マージなどの事務用や平均・分散など統計用のマクロが提供されていたので、それらを活用できたからこそ、英検採点プログラムも簡単に作ることができた。アッセンブル言語というのは、機械語をアルファベットを組み合わせた文字列で表現できる、ハードウエアの知識を知らなくてもプログラミングできるための最初の言語である。例えば機械語で｢４０（Ｓｈｆｔ　Ｌｅｆｔ）｣という命令は｢ＳＨＬ｣と表現していた。アッセンブル言語は、アッセンブラーという変換プログラムによって機械語に変換して紙テープやパンチ・カードや磁気テープに出力してから、コンピュータに読み込ませて動作させる必要があった。たいぞ～さんは、マシン・ランゲージを駆使することが出来るので、アッセンブル言語を使わずにマクロを組み込んだ機械語を紙テープにパンチして、それを磁気テープに記録して、英検採点プログラムをＲＵＮさせていた。その後何年かして漸く、英語の文章表現にかなり近くなったＣＯＢＯＬ　コンパイラー言語が出来て、コンピューターが広く世に普及を始めた。もっとも、初期の頃のＣＯＢＯＬコンパイラーは、ＣＯＢＯＬ言語を先ず、アッセンブラー言語に変換して、それを更に機械語に落とすという手間があった。ＣＯＢＯＬと言うのは、事務処理用のコンパイラー言語として開発され、技術計算用としてはＦＯＲＴＯＲＡＮが開発されていた。更には汎用的言語にはならなかったが、ＡＫＧＯＬとかＰＡＬといった言語もあった。磁気テープ装置には、沖電気製のものと米国Ｐｏｔｔｅｒ社製のものが使われていた。Ｄシリーズは、Ｃシリーズにホレリス・カードの読み取りとパンチ出力できる装置が付加した、本格的な事務システムであった。安田信託銀行事務センターでは、このＤシリーズが稼動していた。大量のパンチカードは、パッチボードに紐と呼ばれるワイヤーを差し込んでプログラムを組み込むＩＢＭのパンチカードシステムを使ってソートやコレクトが行われていた。集計などの簡単な計算も出来るようだった。勿論、８０蘭ホレリス・カードであった。そんなわけで、安田信託銀行の事務センターのＯＫＩＴＡＣー５０９０は２４時間・３６５日無休で稼動していた。唯一・コンピュータが休憩（？）できるのは、定期保守という、検査の間だけであった。定期保守と言うのは、特にＯＫＩＴＹＰＥＲ、ラインプリンター装置、磁気テープ装置、パンチカード読み取り・穿孔装置などのメカのメンテナンスが中心で、最後にコンピュータ本体と周辺装置の検査プログラムをかけて正常に稼動することをを確認するものである。勿論、ユーザがコンピュータを稼動させている時に、コンピュータ・システムにトラブルが発生した場合には、直ぐその場で対処しなければならない。そのために、カストマー・エンジニアと呼ばれるメーカーの技術者がユーザの電子計算室に１名から複数名常駐していた。たいぞ～さんも、八王子事業所での設計・検査を経て沢山の企業への常駐経験をもつカストマー・エンジニアの一人であった。そのたいぞ～さんが、安田信託銀行本店事務センターに常駐していたある日、仕事を終えて返る夜の途中で、白木屋の前の交差点の裸婦像にみとれいると、よりリアル感をだしたほうがさらに芸術性が高まるかも・・・と制作者に代わって裸婦像のボデイから両足の分かれ道に｢亀の子たわし｣を貼り付けた。今の時代なら、すぐにマスコミがにぎにぎしく飛びつくだろうな、なんて、思い出し笑いをする、このごろである。ＯＫＩＴＡＣ５０９０が｢世界で初めての電子音楽｣を演奏したのは、安田信託銀行の事務センターが新設された目黒・碑文谷の事務センターへ移ってからのことである。更に、コンピュータで印字した世界初の年賀状もこの事務センターのＯＫＩＴＹＰＥＲであった。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

節電！ＬＥＤ電球の灯具を自作しました

廊下やトイレや風呂場などの４０Ｗや６０Ｗのタングステン電球を、８００ルーメンのＬＥＤ電球に取り替えました。結構明るくて、電力消費が少なくなりました。消し忘れがあっても安心（？）です。居間などは、ＬＥＤ電球を２～３灯またはそれ以上を併用する方法もよさそうですね。ＬＥＤ照明器具を買う前に、必要な明るさを確保できるかどうかを確かめるために、我が家では、サークラインを使っていた部屋の照明を、材料はホームセンターで買い揃えてＬＥＤ６個を使用した灯具を自作しました。サークライン並に、６個点灯ー＞４個点灯ー＞豆球ー＞消灯と切り替えられます。点灯数を切り替え用るスイッチはネットで探してメーカーから取り寄せました。製作するときは、安全基準を満たすように充分に注意が必要です。我が家の部屋では、８００ルーメンのＬＥＤ６個で以前のサークライン蛍光灯と変わりませんでした。この結果をもとに、ＬＥＤに切り替えてみようかな、と考えています。尚、通常使っている電球の口金は｢Ｅ２６口金｣ですので、ＬＥＤ電球を買うときには気をつけて下さい。ＬＥＤ電球には、白熱電球や蛍光灯と同様に、白色と昼光色があるので、使う場所や部屋に合わせて使分けするのがよさそうですよ。また、ＬＥＤ電球は、蛍光灯や白熱電球のワット（Ｗ）と違って、明るさはルーメンであらわされているので、気をつけてください。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。