わが家の節エネルギーは…
北海道では大規模な停電が起こっていた。さて、とわが家を振り返ってみた。もともと、私は、生活に必要なエネルギーはなるべく分散させておいた方がよい、という持論を持っている。最近では電気エネルギーは、リモコンのオタン一つでコントロール出来るように成っている。その上、携帯やスマホで遠隔操作すら出来始めている。まことに、便利になったものである。しかし、で、ある。停電になったときに、どれだけのものが、そんまんま便利に使えるだろうか?わが家では、昔の井戸に汲み上げパイプを打ち込んで電気ポンプで汲み上げて風呂水や洗い水に使っている。停電になれば、小型発電機につなげば、ポンプは動かせられる。浴槽は、ポンプで汲み上げた水を屋根の太陽熱温水器で温めて、浴槽に落とし込んでいる。浴槽の水は、水道水を灯油ボイラーの熱湯を注ぐことも出来る。さらに、風呂のかまどで木材を焚いて風呂水を沸かすことも出来る。木材は、手近なところで安く手に入れることが出来る。冬には風呂釜の残り火で美味しい焼き芋さえ焼くことが出来る。台所の火力は、LPGガスボンベである。一軒一軒が独立して使えるヤツである。冬場の暖房は、エアコン、電気コタツ、灯油ファンヒーター、灯油ストーブ、練炭火鉢で、部屋や使う局面に合わせて使い分けている。燃料の灯油は、ドラム缶で年中保管して、一斗缶に移し変えて家の中に持込んで使っているので、風呂用の灯油ボイラーの燃料切れになっても配達までのつなぎの灯油としても、灯油ストーブに移し変える要領でボイラーに給油するだけで、風呂にお湯を張ることができる。一斗缶は、もう長年、車の車検を依頼している整備工場で、空き缶を頂いている。ポリタンクは、古くなったりキズがついたりすれば、一気に中の灯油がこぼれてしまうので、怖い。ポリタンクにガソリンを入れて運ぶ人があるようだが、危険極まりないことである。そうそう、ドラム缶で灯油を年中保管する量は、耕運機の燃料と合わせても、家庭で保管することが出来る危険物の量の範囲内であることは当然である。こうやって、ライフラインの思いがけない切断にも、短期間ではあるが、耐えやすくすることを心がけている。最近では、田舎でも、マッチ一本から、紙切れなどを使わずに火を起すことが出来る大人が少なくなっている。文化的な生活というのは、日常生活の基本的な部分が疎かになることと表裏一体になっている、ということなのだろうか。停電などのように一つ歯車が違えば、命と引き換えになるかも…とは、恐ろしいことである。そういえば、乗り物に乗る、と言うことは、その乗り物を操作している人に命を預けることになる、と言うことを常に自覚しておくことだ、と、木炭自動車や蒸気機関車に乗り始めたころから、心得ている。今の、これほどの文化的な社会では、生活の全ての局面で、見たこともない他人に命を預けてしまっているのである。社会の歯車がなんとかうまく噛みあっているあいだは、命拾いが出来るが、どこかで一つ噛みあわなくなれば、恐ろしいことになりそうである。くわばら、くわばら。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。J最近のブログの目次 (クリックすると日記を読めます)12345衆議院議員選挙と消費税20121120若い頃の精子にも負けない粘りの強い濃いわが家のとろろ汁20121113一雨ごとに…20121106茶碗の中で栗名月のお月見…20121031秋祭りのシンボルは華麗な神輿とスルメと里芋…20121024デス(死と向き合う)20121018智慧とチ〇ポコは生きているうちに使え!20121014ようやく、見えてきた冬。そして、遊びごころ…20121005唐辛子の葉っぱの佃煮20120929新ショウガの季節には…20120923今すぐに始める来年の熱中症そして脳梗塞の予防…20120914白才の移植 20120910カリッツ!と音がして歯ごたえのある自家製のラッキョウ20120901チンチンドンドンチンドンサイトマップ へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(5)へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(4)へ「たいぞ~さん」のブログのIndex(3)へ速水御舟・春昼(大正13年)(部分)