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"菜翁が旨"さんのほほ～ぇむ健康ペ～ジ

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2014年08月の記事

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半世紀前の『リモコン付き三菱30cmお座敷扇』

大阪・日生球場の北隣りのナイターの明かりが部屋に入る廃業した小料理屋の二階の六畳間に見知らぬ人との相部屋で下宿していた、１９６１年５月１３日に大阪・日本橋の電気街で、１３，６００円で買ったリモコン付き三菱電機製の『３０ｃｍお座敷扇Ｇ』（型名Ｒ－３０Ｇ）が、その後、(1)松下電器本社から京阪電車本線を挟んだ向かい側にあった下宿屋｢一平荘｣の三畳の間、(2)京阪電車・門真駅南口近くのアパート｢門真荘｣の四畳半の一間、(3)東京に布団袋と座敷机と扇風機を送り込んで一夜を過ごした、東大の向かい側・泰明館（文京区小石川六丁目）、(4)東京・中央線西荻窪駅北口近くのアパートを借り上げた３畳・六畳・トイレ付きの２Ｋ一間に三人で住んだ｢社員寮｣の一間、（ここころは、まだ、一人あたり畳三枚、が相場だったようです）(5)東京・中央線吉祥寺駅北口近くの元・横河電機の借り上げ社員寮だった、アパートの住民の女の子が洗濯した後でも使える二層式電気洗濯機が２台備えてあったアパート｢千草荘｣の六畳の１Ｋの一間、（やっと、自力で、畳６枚の部屋に住むことが出来ました。）(6)村上龍の芥川賞受賞作品｢限りなく透明に近いブルー｣の舞台となった東京・青梅線福生駅で、ベトナム戦争で活躍した大型の軍用機・ギャラクシーを目の当たりに見ることが出来た、米軍横田基地の近くにある東京都住宅供給公社のベランダから裏富士を見ることが出来た五階の２ＤＫの福生団地の一戸、（建築基準法では五階建て以下ではエレベータの設置義務がなかったそうです）(7)そして、現在住んでいる生まれ故郷の田舎の家。と、７回の引越しを経て今も尚、大活躍している、当時、珍しいリモコン付きの三菱お座敷扇風機です。お座敷扇ですから、高さを調節できるし、その上、当時珍しい、２ｍほどの延長コードのリモコン付きです。このとおり、半世紀を経過しても、まだまだ元気に活躍中です。勿論、お手入れは清掃のほか、機械油やグリースの注油は欠かしていません。延長コード２ｍのための本体裏側のリモコンコンセントです。本体裏側の名板とブロック図です。上部の手書きの｢１５１３｣は購入日付で１９６１年５月１３日のことです。もう一つの下部の手書きの｢１４ｘ０．９ｘ１０００｣は購入金額で１万４千円の１割引きだったので、１３，６００円で買ったことを表しています。最近は、寿命の短いものが多くなりましたね。１４，０００円といえば、当時の給料の一ヶ月分だったんですが、ねぇ～。今では、『物を大切に』と言う言葉は、死語なんでしょうか？経済成長の裏には、『ゴミの山』は仕方の無いことでしょうか？この扇風機を使うたびに、考えさせられます。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

2014.08.27

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裸足のアベベ&アシックス&「菜翁が旨」

昭和３４年の卒業を目の前に、就活をそろそろ始めるころ。当時はまだ、就活などというしゃれた言葉などなかった時代である。むしろ、入社試験に出席すれば、会社が往復の交通費と昼食が支給されていた時代であった。もちろん、リクルート・スーツなどない。詰襟の真っ白いカッターシャツと黒の学生服での受験である。余談になるが、無事に合格・入社しても、６カ月間は「試用期間」ということで、有給休暇なし＝給料は日給、勤続年数には加算されない＝退職金が少なくなる、年金加入なし＝年金加入期間に加算されないので年金が少なくいなる）、など々々。その上、６か月無事に勤めて晴れて正社員に登用されても有給休暇は年に３日からスタートして徐々に増えて１０年目でやっと年２０日もらえる・・・という待遇であった。＊　　＊　　　＊ある日、教壇に立った職業指導の教師から、神戸の長田に「鬼塚ゴム」という将来性のある会社がある。という話があり、今でもその言葉が頭の片隅に残っている。残念ながら、私にはあまり興味はなかったが、この話だけが、妙に頭の片隅に残っているのだ。また、実際に就職した同級生もいない。この「鬼塚ゴム」が現在のアシックスである。そのアシックスの鬼塚喜八郎氏が、『昭和３５年のローマ・オリンピックで、エチオピアのアベベ選手が裸足で走って優勝してしまった。裸足がはやっては靴屋はあがったりである。本気で心配した私は翌年、毎日マラソンでアベベ選手が来日した折、ホテルに表敬訪問して、「今度も靴をもっていないのか」と聞くと「持っていない。裸足が一番だ」という。困った私は「日本の道路はガラスの破片などが落ちていて危ない。裸足とおなじくらい軽い靴を提供するから是非履いてくれ」と説得した。』と語っている。こんな裏話があることなど、露ほどもしらないまま、私は、当時大阪陸連の理事のひとりであった職場の上司に無理を頼んで、この「毎日マラソン」で、アベベとほんの少しであるが並んで走らせてもらって、参加賞のメダルを頂いたのである。このとき、私の前を走っていたアベベは確かに靴を履いていた。こんなことが出来たのも、当時はまだテレビの世界では移動しながらの中継放送が出来るような機材がなかったことも幸いしたのかもしれない。＊　　＊　　　＊当時のテレビのスポーツ中継では、三相交流２００Ｖの電源を体育館などの会場から供給して、これをテレビカメラや制御装置用の電源を供給するバス並みの電源車と、カメラを始め制御機材を積んだこれもバス並みの制御車の二台が一組みだったのである。そして、テレビカメラは、会場に組み上げた複数の中継場所まで太くて長いケーブルをバスから床に這わして引き込んでいたのである。そして、制御車の屋根の上のパラポラアンテナで放送局まで電波を飛ばして、放送に乗せていたのであった。放送局が会場から遠い時には途中のビルなどに中継点用のパラポラアンテナを設置する放送局もあった。こんな時代であったからこそ、参加選手でもまして陸連の登録選手ですらない私でも、上司というコネを利用してアベベと並んで走る機会があったのであろう。

2014.08.24

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平成１６年の台風が教えてくれたもの

平成１６年には、これまでで最多となる台風４号、６号、１０号、１１号、１５号、１６号、１８号、２１号、２２号、２３号の合わせて１０個の台風が日本に上陸した。このときにわが家の近くでも、北斜面側の人工林があちこちで崩れ落ちて、地肌がむき出しになっていたが、今年になってようやく、わずかであるが、雑草が生え始めているのを遠くからであるが見ることができた。地上から、むき出しの地肌を見上げても、とても保水の用などなしそうにない数えられそうなほどのほんのわずかの雑草のである。とても飛来してきた木の芽などとは見受けられないしろものである。それも、今年の多雨で地肌が乾燥しなかった影響を否定できないであろう。山の斜面のむき出しの地肌は土だけになってしまって、雑草や木々の根が張っていない上に草木やその落ち葉などによる日陰などの地肌の乾燥をふせぐ手立てがないので、木陰のない砂漠のようになってしまって、保水力などほとんどない証拠であろう。この、崩れてむき出しの山の地肌は、８年目にしてようやく草が芽をふきだしたのである。それも、ようやく今年の多雨に救われて・・・であろう。災害であろうと人工的であろうと、山肌が削られてむき出しになった山の地肌の長い年月にわたる恐ろしさを、わが家の近くの山肌が８年間にわたって、見せて教えてくれている。そして、これからの将来もまだまだ長い年月にわたって、見せ教えてくれ続けることであろう。山は恐ろしいものなのである。

2014.08.22

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覆水盆に返らず。

過去にお盆からこぼれた覆水が一度にまとめて、お盆に返ってきたような全国各地での雨の降り方である。まるで、お盆に梅雨が逆戻りしたような天候でもある。僅かな日差しを求めて、洗濯物干し竿を二人でかついで、えっさほいさっさ。まるで、お猿の籠屋である。洗濯乾燥器を利用すれば晴雨を気にする必要はない。しかし、乾いた洗濯物には、やはり、天然のオゾンの香りが恋しいものだ。もっとも、破壊されたオゾン層から差し込んでくる太陽の光には、オゾンなど発生する余地はないのかも知れない。しかし、破壊されたオゾン層から差し込んでくる今日列な太陽の光は、ソーラ発電の効率は高いのやもしれない。どらえもんの竹コプターの羽根はとんぼの魚眼よろしく、極小の凹レンズを無数に組み込んで太陽光を集光して発電して回転する高効率のソーラを示唆しているのかも・・・宇宙空間のソーラ発電電力をマイクロ波で地球に送電しよう、という時代である。車載用カメラのレンズも高効率の太陽光&太陽熱⇒電力変換へと進化していくかも・・・目からウロコよろしき、目（レンズ）から電気を…空から降る雨も雨力（？）発電して、風力発電と組み合わせて風水（雨）力発電として電気に変換したり・・・などなど、お盆の雨の日の暇つぶし的発想の一こまである。しかし、意外と近い将来に実現されるかも？？？

2014.08.18

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大きくなったら・・・

大きくなったら、なんになりたい？子供の頃、よく聞かれたものだ。その都度、こう、答えていた。「大人になりたい」と。そして、いつも、不思議がられたり、笑われたりしていた。尋ねた親や先生や友達からも・・・しかし、実際に、大人になり、そして老いて振り返ってみると、「大人になれたことは、喜ばしいことだった」と、思えるようになっていた。「立派な大人」ではなかったけれども、二人の子供たちにもそれぞれ二人づつの子供があり、都合四人の孫達もすくすくと育ちつつある「人並みの大人」になれたと思っている。昨今では、結婚しても子宝に恵まれない夫婦があり、結婚すらしない人々があり、子宝に恵まれても社会的な不幸に見舞われる人々があり、更には突然の不幸な事故・災害に見舞われるというように、人々の人生の選択が良くも悪しくも多様化している時代である。昨今は、日々・時々刻々に、人生の選択を迫られているようにさえ思われる時代である。人生の節目々々だけではなくて・・・多様な選択肢のなかから、ゆっくりと考える時間すら与えられずに、きわどい選択を迫られることもあろう。そしてそれが、後々の人生に大きくかかわってくることもあろうかと思われる。この辺りにも，人生からの逃避などからくる、今の不幸な社会現象の一こまが垣間見られるようにも思える。もう少し、時間が、ゆっくりと進めば、少しは救われることもあるのかも・・・

2014.08.04

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