健康長寿に畑の肉を・・・
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朝、新聞(Web版日経)を開くと、『日経平均が史上最高値(¥38,915円)が視野に』・・・の見出しの傍かたわらに、『70歳以上も働く、最多39%・・・』のニュースが、飛び込んできた。
さもありなん・・・と思った。
実際に年金をもらっている『菜翁が旨』さんからすれば、『さもありなん』・・・であろう、と。
『菜翁が旨』さんの年金額は、平均以下の金額である。
『菜翁が旨』さんが働いていた時代は、転職すれば、最初の6か月は、給料は『日給月給』という、『月給』ではあるが、一日休めば一日分が減額される・・・という訳である。
『月給』ということは、2月が28日であっても、一か月が30日でも31日でも、給料の額は同じ・・・ということである。
つまるところは、入社直後の半年は、古めかしい言葉で言えば、『見習い』という身分・・・ということであった。
入社半年経って付与された有給休暇も、最初の一年目は、僅か三日であり、その後、一年毎に少しづつ日数が増えて、満タンの『一年間で二十日』付与されるようになるのには十年近くかかったように記憶している。
最初の6か月は、所謂、『見習い』という身分である・・・ということは、勤務態度が悪ければ、採用されない・・・ということである。
名の知れた大企業であれ、公務員であれ、そんな時代には、どこもご同様の時代であった。
勿論、『厚生年金制度』に加入できるのも、真面目に働いた6か月後・・・ということであった。
従って、転職するたびに、給料が下がり、有給が減り、厚生年金の加入期間が6ヶ月減る・・・という時代であったのである。
特別なスカウトでもされない限り、誰もが、そして、転職先がどんな大企業であっても、同じ・・・という時代であった。
『厚生年金基金制度』が出来たのは、昭和41年10月だということである。
それも、制度を創設出来たのは、名のある『大企業』だけであった。
運良くこの時代には、『菜翁が旨』さんは運良く名のある大企業に勤めていたので、
その後、
家庭の事情で実家から通える『厚生年金基金制度』のなかった地方の会社に転職するまでの
数年間は『厚生年金基金制度』に加入出来ていたのである。
その、『厚生年金基金制度』のあった名のある大企業を円満退職する時の資料の中に、将来『厚生年金』を受給するようになれば連絡するように・・・
という、三十年以上将来に必要な一通の『厚生年金基金連合会』という名称の団体に提出する書類が含まれていたので、大切にとっておいたのである。
そして今、厚生年金に加えてその『厚生年金基金連合会』からの、ほんの一年で数面円の年金ではあるが、受給しているのである。
『厚生年金基金』というのは、所謂『厚生年金に加えて受給する年金』のことである。
もし、入社して定年まで『厚生年金基金制度』に加入している会社に勤めていた人なら、『厚生年金基金』から受給される年金も大きな金額になるであろう・・・と、他人の財布の心配をしている、という次第である。
そんな、『厚生年金基金』、
であるにもかかわらず、そして、『日本経済新聞』の購読者(?)であるにもかかわらず、『70歳以上も働く、最多39%・・・』ということである。
家計の収入(賞与・給料や年金など)も、そして、支出も、財布の紐を締めたり開いたりして、自分の手でお札の顔を見ることなく支払いできるという、誠に便利で有り難い(?)時代である。
そんな便利な時代に、
肥料を播いて、畑を耕いて、種を播いて、水やりをして、草取りをして、熱さや寒さや害虫などと闘いながら、数か月もの月日を重ねて、収穫し、土を洗い落としたり、傷んだ葉を落としたり、手間暇かけて、やっとキッチンに届く・・・という、
昔ながらの、手間暇かけて、一本の大根や、一束のほうれん草が、食卓に上ってくる・・・という田舎の生活は、時代遅れも甚だしいものである。
ただ一つ、
世の中の経済活動とは、縁の遠い、
そして、種を播けば、手間暇をかければ、収穫して食べてお腹を膨らませることが出来る・・・という、人間の生活上の楽しみがある・・・という、戦後の食糧難の時代を生き抜いたという、経験則(?)に基づく強い信念(?)があればこそなのだろうか?
大根一本、ほうれん草や小松菜一束・・・一体、何千円、否、何万円を費やしたことだろうか?
ただ一つ、救われることは、自分の人件費が、『ただ』だということであろう。
『自分は無価値』だと、悟る事であろう。
『自分は無価値』であればこそ、大根一本やほうれん草や小松菜の一本々々にも『腹を満たせる・・・という価値』を見いだせるのであろうか?・・・
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ここで一言・・・
『勝って兜の緒を締めよ』
ならぬ
『老いて財布の紐締めよ』
遥か彼方から、
『カードにのも紐があればなぁ~』
と聞こえてきそうだねぇ~。
では、ごめん・・・
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