何を隠そう私も中学生の時まで野球部でして、小学生のときアンダースローの横森にあこがれて野球をはじめ、中学のときは、よく高商野球部の練習風景を見学にいったりもしました、尾山や進藤の一挙手一投足に歓喜したものです。今回は10年ぶり(早いなーもうそんなんなるかー)の甲子園出場ということで非常に期待していました。う~ん去年の富商もそうだったけど、特にきわどい試合だとくやしいですよねー どうやったら全国の壁を破れるんですかねー・・・・
思い起こせば今から十年前。私は何を思ったかオーストラリアのシドニーにある空手の道場の門をたたきました。忘れもしない1995年3月27日。日本ではオウム真理教が騒動を起こしていた時期です。師範は195センチ100キロもあるスキンヘッドの超巨漢でした。当時の私は167センチ62キロ。すでに日本で茶帯を締めていた私は当然の如く「ウエルカムセレモニー」を受けました。長い腕でド突かれ、何度も何度も丸太のような足で蹴り倒され、もう触ることも出来ずに地べたに這いつくばらされました。体力の差、実力の差をこれでもかというぐらい見せ付けられたのです。
しかし、そんなことは大したことではないと私は思っています。なぜなら何度もでかい師範と組手をやっていると自分でも不思議なくらい打たれるのが平気になってくるのです。しばらくするとでかい師範との組み手、リーチの差が苦にならなくなりました。
なんででしょうか?私が思うにそれは慣れだと思います。私の場合はいつも体格差を知りながらもあえて正面からぶつかっていく戦法を取っていきました。接近戦をやるとポイントがわかってくるからです。2年も経ったときには師範の30人組手のときにたっぷり利子を付けて返すことが出来ました。めでたしめでたし。
ところで高商ナインは遠征って今でもやっているのでしょうか?いつも強豪と試合することで勝利へのポイント的なものが分かってくるはずだと思いますが・・・でもまあ2年生も多かったみたいだし来年はきっとやってくれますよね!もう~たのみますよー、がんばれ高商ナイン!!
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Last updated
2005/08/15 06:21:13 PM
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