このところ自分の好きなアーティストのCDがリリースラッシュでかなり大変です・・・(汗)なかでもこれはははずせないってのが多くて。(前回の徳永さんもそうだけどクラプトン、ジョン・レノン、BON JOVI、倖田來未など)
そんななかすごく感動したのがZARDの新作『君とのDistance』。前作『止まっていた時計が今動き出した』もすごくよかったのですが、今回の作品は自分の中でも最高傑作と思えるアルバムでした!曲のバランスも完璧だしどれもすばらしい楽曲ばかりで聴き終えるとまた聴きたくなる作品ですね。大好きな『永遠』や『Today is another day』に勝るとも劣らないクオリティです。ここまでのキャリアで最新作が最高って思えるアルバムを作れるアーティストは本当に数少ないと思います。
2曲目の『サヨナラまでのディスタンス』でいきなりやられました!これぞ進化したZARDサウンド!アレンジがすげーカッコよすぎです。大好きなバラード『かけがえのないもの』やテレサ・テンに提供した『あなたと共にいきてゆく』は今の坂井さんだからこそ歌える歌だし、ワルツを取り入れた『月に願いを』、『good-night sweet heart』の遊び心にはアーティストとしての余裕を感じますね。『I can't tell』は初期のZARDを思わせる曲で「これぞ俺の青春の音!」ってかんじでした!(時の流れを感じつつ・・・)栗林さんの曲ってのも久々だし。フィナーレを飾るスケールの大きいバラード『君と今日の事を一生忘れない』を聴いたときは本当にグッときちゃいました。まさにこの大作を締めくくるのに相応しい本当にすばらしい曲です。坂井さんの詞の良さに改めて感動しました。
個人的にはZARDはシングルよりもアルバム・アーティストだと思います。アルバムで聴いてこそ本当の良さが分かる!それを感じさせてくれるアルバムでした。