TAKA’s Keyword & Diary2～死ぬまで１８歳～

先日の来日公演も好評の今や最強のUKバンドとも言えるCOLDPLAY。
説明無用かと思われますが昨年世界で最も売れたアルバムが彼らの『VIVA LA VIDA』（美しき生命）なわけですが、それと対をなすアルバム『PROSPEKT'S MARCH』と一体となったのがこの『PROSPEKT'S MARCH EDITION』です。
この美しい世界観、隙のない展開はまさに｢ロック・アート｣と言える領域です。聴く前に解説なんていらなくて、聴いただけで彼らの作品の世界に引き込まれる感覚・・・これはロック信者としては聴くべき作品です。
インスト作品としても非常にインパクトの強い『LIFE IN TECHNICOLOR』の第2楽章も収録されていてこちらは歌も入っております。『CEMETERIES OF LONDON』、『LOST!』、『42』・・・どの曲も欠かせない強い存在感と美しいメロディーが息づいてます。特に驚くのが『LOVERS IN JAPAN/REIGN OF LOVE』、『Yes』などは7分近くある曲なんですよね。長い印象は全くと言って良いほどないと感じるのは俺だけではないでしょう。このアルバムは本当にアルバムの流れのまま繰り返し聴きたい衝動に駆られる不思議な魔力があるような気がします。
今回、2枚目に収められている『PROSPEKT'S MARCH』も決してアルバムからのアウトテイクという印象はなく、どれも完成度の高いナンバーばかりです。JAY-Zをフィーチャーした『LOST+』には不意打ちされましたが・・・(笑）
表題曲『VIVA LA VIDA』を聴くとライブに行きたかったなと悔やまれます。今も聴きまくってる最高のアルバムですね。Misty Blueの新曲『Sha-la-la』のアレンジは実は彼らの影響が強いんですよ。