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カテゴリ:芸術鑑賞
知人から譲り受けたチケットで歌舞伎座デビューを果たしました。11/1-25までの顔見世大歌舞伎です。新しくリニューアルされた建物は外からは分かりますが、中に入るのが初めて。以前の歌舞伎座の造りがどうなのか分かりません。地下鉄の東銀座の駅の中から入れるようになっています。私たちは1度地上に出て建物を撮影。平日の16時半からの夜の部を見るために多くの方が待ち合わせしていました。イヤホンガイドという物が色々なところで貸し出しています。地下、地上、建物内、で見かけます。。このイヤホンは舞台の進行とともにタイミング良く解説してくれる優れもの。舞台のあらすじ、配役、衣裳、道具、約束事を解説してくれ、初心者でも歌舞伎の公演を楽しめる物です。値段はレンタル料700円、保証金1000円。返却したときにこの1000円は戻ってくるようになります。 チケットを渡し建物内に中に入ってみました。赤い絨毯が敷き詰められた床に茶色に塗られた柱に提灯がかかっているという雰囲気たっぷりのロービー。客席は1-4階席まで。1階席は扉が4つ。1の扉は花道になる場所で舞台の行き来に使う道。私は4の扉から入り、前から六列目。1-6列目はまたの名を「かぶりつき席」。一番いい席は789列目。今は番号で椅子が分かるようになっていますが、昔は「いろはにほへと」の文字列に並べられていたそうです。789列目の席は文字列の場合は、「とちり席」でその多くは歌舞伎座が押さえてある席とか。そして名だたる著名人、政財界の方が座る席だとか。ほかにも舞台の側面方向には「桟敷席」という掘りごたつ形式のゆったり座れる席もあります。 歌舞伎の演目は午前11時から3本。鯉つかみ、奥州安達原、雪暮夜入谷畦道。午後4時半から3本。仮名手本忠臣蔵 五段目 六段目、新口村、元禄忠臣蔵 大石最後の一日。一幕ごとに見られる方は4階です。 歌舞伎の顔見世公演ということもあって、名だたる役者さんが勢揃い。片岡仁左衛門さん、松本幸四郎さん、坂田藤十郎さん、市川染五郎さん等が演じてくれてました。化粧、衣裳、顔の表情、しなやかな身のこなし、力強い演技、声の張りなど素晴らしい。今回は譲って頂いたチケットですが次回は身銭を切って行きたいと思っています。
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