カテゴリ:つぶやき
今日の日経新聞に、谷川俊太郎の「夜のミッキーマウス」なる
詩が載っていた。 夜のミッキーマウスは昼間より難解だ むしろおずおずとトーストをかじり 地下の水路を散策する けれどいつの日か 彼もこの世の見せる 陽気なほほえみから逃れて 真実の鼠に戻るだろう なかなか本質をえぐっている詩だと思う。 谷川俊太郎って教科書に載る詩とかを書く、 素朴な性善説に基づいたような、 いわゆるミッキーマウス的な詩を書く人だと思っていた。 意外な発見で、彼の詩を読んでみたくなった。 ミッキーマウスって彼自身の事なのかな、とか思ってしまう。 リアルな世界を受け止めて、透明な目で見られる人にはすごく惹かれる。 人に見られる事を意識している自分、 いい人でいようとする自分、 自分の理想に近づこうとする自分、 自分の素直な感情や気持ち。 色々な自分の葛藤があって、 本来の素直な感情とは乖離した自分が 全面に押し出てしまうと、すごく苦しい。 できる自分であることを期待している 職場の人たちの期待を裏切らないために努力をする、とかね。 ミッキー的な人って意外と多いんじゃないかと思う。 でも大切なのは自分の気持ちから乖離した部分に、 経験とか期待値を積み上げないことだと思う。 社会とか周りのみんなとか、自分の理想とかに 合わせたり努力したり、ベクトルはどこかに向けつつ、 自然体の自分を見失わないことが大事なんだと思う。 「be good be bad just be」 たしかCKのコピーだったと思うけど、好きな言葉。 要は自然体であれってこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
|
|