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テーマ:旅のあれこれ(10281)
機内に預けたスーツケースの遅れによって、深夜にストレーザのホテルに着いた私達は、長旅の疲れからグッスリ眠ることができました。
旅の二日目の朝は、とても天気が良く昨日の悪夢を忘れさせるには十分の澄み切った青空が広がっていました。 昨晩は暗くて解らなかったが、ホテルの目の前には、広大なマッジョーレ湖がまるで海のように輝いていました。 朝食を終えた私達は、早速マッジョーレ湖の観光へ出発。 小型ボートの観光を勧める客引きのおじさんを、尻目に定期連絡船乗り場へ・・・ 目指すは、ベッラ島。往復チケット二人分で12.8ユーロでした。(小型ボートは24ユーロとか言っていたので、かなり安い) (写真右がベッラ島、中央はペスカトーリ島) 約10分で到着。まだ朝早かった(9時頃)ので、島のお土産屋さん達も一緒に船に乗って上陸しました。 その後、島のボッロメオ宮殿を約1時間ほど観光してから、またストレーザの船着場へ戻りました。 次は、いよいよストレーザを後にして、オーストリアのインスブルックへ向かいます。 マッジョーレ湖に沿って北上してドライブしていると、突然大きなゲートに差し掛かりました。 クルマを停めて窓を開けると・・・「パスポート、プリーズ!」どうやら、スイスの入国検査場だったようです。 ささっとパスポートを見せて無事チェックOK。ここでスイスの高速道路を走行する時に必要なチケットシールを40スイスフランで購入してフロントガラスに貼りました。 その後は、一般道から高速道路A13に乗る時にちょっと迷った位でしたが、高速道路は順調でした。 しばらくドライブしたのち、途中の寄り道ポイントへ寄るために高速道路を降りました。 そこは、「2002年にドイツ古城巡りとスイスアルプスハイキング14日間の旅」で、電車で訪れたアルプスの少女ハイジのふるさと「マイエンフェルト」でした。 まさか、またこの地を訪れる事になるとは・・・ あの時、ハイキングで歩いたマイエンフェルトの美しい町の中をドライブできて、とても感激しました。 (ハイジの看板と一緒に私達クルマ) あっ!紹介が遅れましたが、今回エイビスで借りたクルマは、イタリアはFIAT社の「ブラーボ」です。 エイビスのおじさんが、燃費が良いからディーゼル車にしたほうが良いと勧めてくれた一押しのクルマです。 久しぶりの5速マニュアルで、峠道や高速をブイブイ言わせましたが、ちょっとパワー不足の感は否めませんでした。 ちなみにパワー不足に気づいてからは、エコ走りを徹底。全工程で約2千キロ以上走りましたが3回くらいしか給油しませんでした。 さて、マイエンフェルトの町を名残惜しみながら通過して、寄り道ポイントの2番目「リヒテンシュタイン」に到着しました。 (リヒテンシュタインのワイナリーの看板です。当日はワインを飲めませんでした。) リヒテンシュタイン公国は、スイスとオーストリアの間にある、確か世界で6番目に小さな国です。 その小さな国の首都「ファドゥーツ」にあるファドゥーツ城。 (改修中の為か、城内の観光はできませんでした。残念) ちなみに、このお城は「ルパン三世のカリオストロの城」のモデルになったようです。 リヒテンシュタインは、もっと時間があったらユックリと観光したい、のどかですが、洗練された街でした。 その後、オーストリアへ向けて出発。 一般道を進むと、スイス入国時にもあったようなゲートが!! クルマを停めて窓を開けて、パスポートを見せようとすると「OK」との事・・・ あんまりにもすんなり通れたので、少し気が抜けましたが、そのまま高速A14に乗り、さらにA12へ。 今日の宿泊地「インスブルック」へ到着したのは、もう夕方・・・ しかし、夜22時頃にならないと辺りが暗くならないので、まだまだ観光できます。 その様子は、またの機会に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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