50upのおまけページ

皆さん、この時期の温泉ってどう思いますか？
やっぱり温泉は冬の寒い時期だよ。などいろいろと意見があると思いますが、
私達は、新緑の山奥の平家の里、
湯西川温泉の「かめや平家の庄」に１泊旅行しました。

９時半に自宅を出発、中央道から中央環状を抜けて東北道に出て、１２時過ぎに佐野SAで昼食をとりました。
生ハムと冷製パスタトマト風味と黒ゴマタンタン麺を美味しく頂きました。

気分一新して再出発！
宇都宮ICから日光宇都宮道路を通って今市ICで降りました。

ここで１２１号線を北上すれば、鬼怒川温泉郷を通って龍王峡、川治温泉、湯西川です。
が、このルートは帰りに通る事にして、行きは霧降高原を抜けて土呂部を抜ける山道を選択しました。

ところが、霧降高原道路は少し遠回りになるとカーナビが教えてくれたので少し手前の県道を行きました。
狭くてクネクネとカーブが続く峠道をどんどん登っていくと、大笹山にでました。
牧場があって大勢の観光客で賑わっていました。


（今年の干支だモゥ～）

この後も昔の平家の落ち武者は大変だったんだろうなぁと思いながら厳しい峠道を走って、やっと湯西川へ到着しました。


（静かな佇まいの「かめや平家の庄」）

さっそくチェックインに向い、今回の宿泊プランにあるファッション浴衣（女性のみ）を嫁さんが選んで大満足。

このお宿には２０種類のお風呂めぐりを楽しめる「湯めぐり茶屋」という、貸切露天風呂の会員サービスがあります。
もちろん、私達も会員証を持っているので、速攻で露天風呂をめぐりました。
長距離ドライブの疲れを癒したあとは、囲炉裏端での炭火懐石料理を食べにいきました。

生ビールで乾杯したあと美味しい料理に舌鼓・・・
日本酒を竹筒のトックリに入れて囲炉裏で暖める若竹酒をいただき・・・
ニジマスの塩焼きや牛肉のしゃぶしゃぶなど更に美味しい料理を食べ進み・・・
程よく冷えた日本酒のにごり酒・・・辛口でおつまみも進みます。
とてもお腹いっぱいになりました。

さて美味しい料理を堪能したあとは、竹の宵まつりを見に行きました。
竹筒をくりぬいた提灯のろうそくの灯りがとても幻想的です。
しばらくして子供の語りべが昔の民話を紹介してくれたり、琵琶と堤の少し物悲しい音色のコンサートも開催されました。

平家物語を琵琶の音色で聴くと、この湯西川に平家の落ち武者が大変な想いをしてひっそりと身を隠して暮らしていた悲しい歴史が偲ばれました。
竹の宵まつりは大盛況で終了しました。

その後は、宿に戻って貸切露天風呂に浸かってから、カジカガエルの美しい鳴き声を聴きながらユックリと眠りにつきました。

翌日も早朝から貸切露天風呂と大浴場に入って湯めぐり制覇！
美味しい朝食を頂いて、ゆっくりと帰宅の途につきました。

この時期の温泉も情緒豊かでとてもお勧めですよ～