今週のHAWAII情報(No.500)その1
ついにこのテーマも500回を迎えました。いろいろと日常的なハワイの出来事をお伝えしてきました。Repeaterにとっては他愛のない記事や出来事かもしれませんが、初心者にはいささかでもお役に立てたのでは・・・、と思っています。今日は500回という節目の回として、基本に立ち返り基本的なハワイの島のご紹介をしてみたいと思います。基本的なハワイの島のご紹介ハワイ島"Big Island" の愛称で知られるハワイ最大の島、ハワイ島。現在も灼熱の溶岩を噴き出し続けるマウナ・ロアやキラウエアといった活火山がこの島の象徴です。島全体がエネルギーに満ちあふれ、日本では味わえない大自然を感じさせてくれるでしょう。アクティブな楽しみ方にピッタリなハワイ島ですが、夜になれば満天の星空があなたをロマンティックに包みます。基本情報名 称 ハワイ島英 語 The Island of Hawai'i総面積 10432.5 km2居住人口 185079人(2010年現在)島 齢 400,000歳島のカラー 赤地球の鼓動を感じさせる「活火山」と、宇宙にいざなう「満天の星空」灼熱の溶岩を噴き出し続ける活火山や標高4000mを超える山頂に降り注ぐ満点の星空など、ハワイ島は格別のスケールとエネルギーで私達を魅了してやみません。研究によれば、実際にハワイ島の土地自体が火山活動の影響で年々広がっていると言われています。そんな大自然のパワーに満ちたハワイ島を象徴する存在が、ハワイ唯一の世界遺産でもあるハワイ火山国立公園。活火山であるキラウエア火山を中心に広がり、その面積はハワイ島の約3%にもあたる324.4km2。緑生い茂るジャングルから荒涼とした台地まで驚くべきスケールで広がっています。ちなみに、少し意外かもしれませんがキラウエアの名産はワイン。ハワイ唯一にしてアメリカ最南端のワイナリー、「ボルケーノワイナリー」があることでも知られています。ハワイ島南西部、カイルア・コナの南には「古代ハワイアンの聖域」があります。その名はプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園。巨大神殿のヘイアウやキイと呼ばれる神像、守護壁などを残し、古代ハワイ文化をいまに再現しています。かつてハワイアン達が「赦しの儀式」を受けた神聖な場所で、いにしえのハワイ文化を体感することができるでしょう。またハワイ島ならではの大きな魅力となっているのが、マウナケア山の「星空観測」です。標高4205mに広がる澄んだ空気は、星空を遮ることがありません。そんなマウナケア山には、日本の「すばる望遠鏡」など世界各国の様々な天体観測所が集中しています。雲を超えたマウナケア山の頂で満天の星空があなたを包みます。ハワイ島は食事も充実。ハワイ王国から伝わる歴史あるハワイ料理を食べるには、マウナ・ラニ・べイ・ホテル&バンガローズのレストラン「カヌーハウス」がオススメです。テラス席に座り、コハラコーストの鮮やかな夕日を眺めながらの食事は、まさに至福のひととき。大自然の恵みを受けた新鮮な食材による料理をコースでじっくりと堪能しましょう。※ この島は私にとってもハワイで一番好きな愛すべき島なのです、自然の恵みを一身に感じ取れる島です。My favorite island, the island to love, BigIsland !!!ラナイ島ハワイ6島のうち最も小さな島、ラナイ島は世界の著名人やセレブに愛されるリゾートアイランド。かのカメハメハ大王も、この島に別荘を建てたと言われています。心から落ち着ける美しいビーチで、自分好みの時間をじっくり凝縮して過ごしてみてください。基本情報名 称 ラナイ島英 語 Lanai Island 総面積 364 km2居住人口 3135人(2010年現在)島 齢 1,280,000歳島のカラー オレンジ自分の時間をリッチに愉しむ「最後の楽園」で、イルカ達と戯れよう隠れ家的なリゾートが魅力のラナイ島には、様々な楽しみ方がありますが、なかでもプレミアムな体験になること間違い無しなのがシュノーケリング。スキューバダイビングよりも手軽なマリンスポーツです。ラナイ島のビーチ、通称「イルカ湾」にはハワイアン・スピナー・ドルフィンをはじめ、マダライルカ、ハンドウイルカといった野生のイルカ達が集います。他にもウミガメやサンゴなど様々な生物が生息していて、青く澄んだ海はとっても賑やか。この「イルカ湾」に暮らす生物たちは、とても人懐っこいと評判です。シュノーケルのレンタルや初心者向けの講習もあり、誰でも気軽にシュノーケリングを楽しむことができます。荒々しくも美しい自然の残るラナイ島。この島で大地の神秘を感じられる場所が「神々の庭園」です。ラナイ・シティから車で30分で行けるこの「庭園」には様々な形状の石が転がり、むき出しの赤土が特徴的な場所です。神秘的なまでの静寂さを感じてみれば、その名前の由来も実感されることでしょう。多くのセレブから愛されるラナイ島でも、とりわけリッチに過ごせるのが「マネレベイ」。白砂のビーチで一日中くつろいだり、真っ青な海に面したプールで日光浴をしたり、ここでのリゾートは環境、サービスともに一級品です。ラナイ島で過ごすからには、食事もリッチに楽しみたいところ。フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・ロッジ・アット・コエレには、ラナイの自然からインスピレーションを得たダイニング施設が備えられています。敷地内で採れた食材を贅沢に使った料理に加え、豊富なワイン、マナーハウスのような高級感あふれる空間が、食事を別次元の愉しみに昇華してくれます。マウイ島「マジックアイランド」と呼ばれるマウイ島。ビーチやスパといったリゾートの楽しさあふれるカアナパリ・エリアや、太陽の美しさが際立つハレアカラ山、ショッピングやグルメを満喫できるラハイナなど、この島は多様な魅力で彩られています。ひとたび足を運べば、あなたも「魔法」にかけられるはず。基本情報名 称 マウイ島英 語 The Island of Maui 総面積 1883.5km2居住人口 144,444人(2010年現在)島 齢 800,000歳島のカラー ピンク宇宙に近づく大自然と、至高のビーチリゾートが、あなたを待っている標高3,050mを誇るマウイ最高峰のハレアカラ山。ハワイ語で「太陽の家」を示す名前の通り、この地は地球上でも有数といわれる太陽を美しく体感できる場所です。頂上からの景観は、視線を遮るものがなく宇宙と一体になったよう。大パノラマから、あたり一面が徐々に燃え立つように真っ赤に染まる朝焼けには、言葉を超えた感動があるでしょう。太陽のみならず、星空の美しさも必見。古代ハワイアンからも聖地として崇められてきた、まさしく生命力に満ちたパワースポットです。一方、マウイが誇るビーチリゾートスポットがカアナパリ・エリア。黄金色のビーチが何マイルも続く海岸沿いに多くのリゾートホテルが並び、プールやスパ、レストラン、そして美しいオーシャンブルーの眺望が、至上の時間を提供してくれます。海沿いに伸びた遊歩道は、海の優しい風を受けながらのウォーキングにも最適です。カアナパリ・エリアの西、プウコリイ駅から、サトウキビ列車に揺られて50分。ノスタルジックな蒸気機関車によるショートトリップの終着駅は、"ポストワイキキ"とも呼ばれるラハイナです。パイナップル工場の跡地に建てられたラハイナ・キャリー・モールは、マウイ屈指のショッピングスポット。24時間営業のスーパーも備え、ショッピングにグルメに、私たちを幅広く楽しませてくれます。オールド・ラハイナ・ルアウでは、いにしえからハワイに伝わる宴・ルアウを、伝統料理を食べながら堪能することができます。このようなマウイ島のさまざまな魅力に触れることで、古くから「マジックアイランド」と呼ばれる理由が、きっと体感できるのではないでしょうか。その2に続く 参考文献 ハワイ州観光協会 go-hawaii Aloha Street Hawaii-ai Hawaiian Breeze LaniLani ハワイ州観光局/ビッグ・アイランド観光局