今週のHAWAII情報(No.714)
ヒーリングストーン クヒオビーチにあるワイキキ交番横の大小4つの岩は「カフナ・ストーン」または「ヒーリング・ストーン」と呼ばれる。16世紀にタヒチからやって来たカハロア、カプニ、カパエマフ、キノヒという4人のカフナがこれらの石に強いマナを封じ込めたという。 伝承によれば、岩はホノルル西部のカイムキから切り出されたもので、数千人の人々によってワイキキまで運ばれた。カフナたちは岩にそれぞれ自分の名をつけ、マナを込めてから帰国したという。 以前はビーチに放置された状態で説明書きもなく、何も知らない旅行客のベンチや物置き台代わりとなっていた時期もあったが、1997年に鉄柵が作られ、ナウパカの植木に囲まれて霊力のある岩らしさを取り戻している。